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2022年4月1日金曜日

インデックス投資の継続に投資の最新情報は必要ない

青井ノボルです。

大変お久しぶりとなりましたが、元気に生きています。

約1年間、ブログの更新を止めていた期間はというと。
特段の理由は無いのですが、投資から離れていました。

家族との時間を過ごし、サラリーマンとして仕事して。
趣味で息抜きしつつ、家事をこなすという平穏な日々。

子持ちサラリーマンの平凡な生活を過ごしていく中で。
Twitterやネットで投資の最新情報を一切収集しない。

それでも、インデックス投資を継続することができた。
積立投資を無意識で継続できた環境に感謝したいです。

この記事では、インデックス投資の継続に投資の最新情報は必要ないと感じたことについて書いていきます。

投資情報にほぼ触れない日々

コロナ禍となる2年ほど前までは、投資界隈が楽しくて。
ブログを定期的に更新、Twitterに入り浸る日々でした。

投資情報に触れることが楽しかったですし、色々考えた。
インデックス投資の基礎を固めるうえで良い時間でした。

ところが、コロナ禍を契機にライフスタイルが変化して。
テレワークによって、通勤時間というものが皆無になり。

自然とフェードアウトしていった、というのが実態です。
Twitterからも距離を置いて、投資を忘れる日常でした。

株価変動もニュースで知る程度で、詳細までは分からず。
ファンドの新規設定情報も、当然ながらキャッチできず。

こうして投資情報にほぼ触れることのない日々を過ごし。
放置した状態のままインデックス投資を続けていました。

投資を続けることができた理由

投資をするためには投資の最新情報を収集する必要がある。
情報を取捨選択しながら、投資判断をして売買を繰り返す。

投資という言葉から一般的に想像するのは上記でしょうか。
いまから10年前くらいであれば、ワタシもその認識でした。

インデックス投資というのは面白いもので基本は放置です。
それっぽい言い方をするのであれば、バイアンドホールド。

ネット証券であれば、最初に積立設定をしてそのまま放置。
投資に係るアクションを一切行わなくても、継続できます。

むしろ、情報に惑わされて投資行動が変化するくらいなら。
何の情報も得ずに、気絶していた方が良いのかもしれない。

投資方針を固め、投資を継続できる仕組みを作って放置。
ネット証券×積立投資だからこそ為せる技だったのです。

もう一つの要因はファンドにあり

ネット証券で自動積立できるという、恵まれた投資環境。
最新情報を得なくても投資ができた最大の要因でしょう。

ただもう一つ、決して忘れてはいけない要因があります。
それはファンドを乗り換える必要が無かったということ。

ひとつのインデックスファンドを買い続けていれば良い。
更に言えば、投資資産の中でリバランスする必要も無い。

それを叶えてくれるのが、ワタシの場合はこのファンド。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

時価総額比率の全世界株式に投資をしたいと考えていて。
超低コストなインデックスファンドに投資をしたい場合。

採算を確保しつつ業界最低水準のコストを目指し続ける。
ワタシには最適な選択であると思い選んだファンドです。

運用会社の三菱UFJ国際投信の個人投資家に寄り添う姿勢。
様々な要素が重なり合い、安心して投資できるファンド。

そう思わせてくれるファンドに出会えたのは幸運ですね。
より良いファンドを探す手間が省けるので、助かります。

情報を遮断することも選択肢のひとつ

インデックス投資は、継続こそが最重要だと言われます。
長期投資が基本となるでしょうから、そうだと思います。

現在の恵まれた投資環境なら、継続できる仕組みはある。
あとは本人のやる気次第というか考え方ひとつでしょう。

継続できない理由になり得るのは投資方針がブレること。
そうならないようにすることが、継続には必要なのです。

投資方針をしっかりと自分の頭で考え抜いて決めること。
最初からブレない投資方針を固めておくことは重要です。

そして、投資の最新情報にあえて触れないのも結構アリ。
実体験として、ほったらかし投資には最適な行動でした。

下手すると投資をしていることすら忘れてしまいますが。
投資を意識しない日々、投資方針はブレようがないです。

どうしても投資の最新情報を追いたくなってしまったら。
思い切って、情報を遮断することも選択肢のひとつです。

インデックス投資を継続するためには、良いと思います。

インデックス投資を続けながら生きていく

投資の最新情報をインプットする必要が無いということ。
不思議な気もしますが、インデックス投資の特徴ですね。

そして、長い人生を楽しく過ごすには投資以外も大切で。
投資は趣味でも仕事でもなくて幸せを得る手段のひとつ

少なくともワタシは、そういった人生を過ごしたいので。
インデックス投資を続けながら、生きていきたいと思う。

これからもずっと、ほったらかし投資を続けていきます。

2021年7月22日木曜日

お金に対して主体的であることが大切だと思う

青井ノボルです。

皆さん大変お久しぶりです。
いかがお過ごしでしょうか。

ワタシは投資の世界から距離を置いていましたが、
自動積立のインデックス投資は勝手に継続中です。

投資のことは一切考えず、仕事だったり
プライベートを平和に過ごしていました。

ブログを書くのは数ヵ月ぶりとなります。
ふと、書きたくなったので書いてみます。

今回のテーマは、お金に対する向き合い方。
何となくではなく、意思をもって向き合う。

受動的ではなく、能動的に、主体的に考える。
自分事として考えることが大切だと思います。

この記事では、お金に対して主体的であることが大切だと考える理由について書いていきます。

投資界隈と関係ないところで

投資界隈にどっぷりハマっていたワタシですが、最近は低浮上。
ブログの更新をサボりにサボって、Twitterもたまに入るだけ。

その間に何をしていたかというと、日常を過ごしていました。
仕事をして、趣味を楽しみ、家族との時間を楽しむだけです。

ごく平凡な日常を過ごす中で、趣味に割く時間が増えました。
正確に言えば、投資界隈で過ごすのも趣味だったわけですが。

投資とは縁遠い趣味の世界にて、自分で考えることを放棄して。
答えを他人に求めてしまう傾向が強い方との接点がありました。

生まれ育った環境や、価値観というのは人によって全然違う。
それゆえに押し付けることはしませんが、勿体無いと感じる。

自分というフィルターを通さないで見る世界はどんなものか。
まわりから与えられるだけの人生、主役は不在なのだろうか。

答えは出ないけれど、いろいろと考えたのでした。

お金との向き合い方

個人にとってお金というものは、付き合わざるを得ない存在。
資本主義経済の世の中で過ごすには、無視できない存在です。

お金というツールを仕方なく使うのか、主体的に使うのか。
人生の主役は自分自身ですから、理想は後者だと思います。

ただ、給与所得のサラリーマンはお給料を貰う感覚が強い。
そして、何となく預金口座にお金を置いている人が大多数。

お金を得る方法、お金を置いておく方法は色々とあります。
選択肢があるのに、惰性で選んでいる人が多い気がします。

お金を得る方法という意味では、サラリーマンだけでなく。
世の中には、フリーランスや起業という選択肢もあります。

ただ、何となくサラリーマンになった人が多いと思います。
職業選択という意味でも、腹落ちしていないのは勿体無い。

お金を置いておく方法という意味では、投資も選択肢です。
絶対に投資をすべきだとは言いませんが、知らないのは損。

人生は選択の連続ですが、納得できる選択ができたか否か。
「そこに主体性があるか無いか」が重要であると考えます。

投資という選択

個人がお金をどこに置いておくか、その選択肢の一つが投資で。
また、投資の中でも具体的な方法は幾多の選択肢が存在します。

何かを選ぶという行為は、正直なところ面倒な側面があって。
周囲が選んでいるものや他人のオススメに乗るほうが楽です。

日本の場合は、多くの人が普通預金にお金を置いています。
証券口座を開設している人は、まだまだマイナーでしょう。

投資をする人はマイノリティーという状態で投資を選ぶ。
勇気がいる選択であり、情報は探さないと出てきません。

もしかしたら、何かの巡り合わせで誰かに投資を勧められ。
何となく始める人もいるかもしれませんが、続くかは疑問。

投資という選択をし、そして投資を継続していくためには。
お金に対して主体的であることが、マストかもしれません。

主体的に放置していくスタイル

ワタシは長期分散積立投資のインデックス投資を継続中です。
お金に対して主体性は持っていますが、投資は放置しっ放し。

矛盾しているように思えますが、主体的に考えた結果です。
自分なりに考えた結果、放置こそが最良と判断しています。

この選択が、将来的に良い結果をもたらすかどうかは不明。
それでも自分で選んだ道ですから、後悔はしないでしょう。

人生の主役は自分自身ですし、投資をするもしないも自由。
他人ではなく自分の意思で、考えた上で選択したいですね。

2020年3月29日日曜日

相場変動をすべて受け入れるのが長期のインデックス投資

青井ノボルです。

当たり前の話ですが、インデックスというのは市場平均を示す指数。
対象は債券だったり株式であり、評価額が変動するリスク資産です。

これらのリスク資産は相場の思惑により、価格が上下変動するもの。
その波をすべて受け入れる覚悟で、インデックス投資をしています。

相場変動を上手く捉えながらトレードする必要は全くありません。
そのかわり、市場平均を形成する相場変動は避けようがないです。

順調に指数が伸びていくこともあれば、その真逆もあるのが相場。
資産形成の長期投資では、相場と真摯に向き合うことも大切です。

この記事では、相場変動をすべて受け入れるのが長期のインデックス投資であることについて改めて考えます。

相場は予想外に目まぐるしく変化する

良いこともあれば悪いこともある、世の中はそういうものです。
目まぐるしい変化を続けていくことが宿命なのかもしれません。

相場変動に大きく影響する経済も、好不況を繰り返しています。
これは歴史的にも明らかで、恐らく今後もそうなるのでしょう。

記憶に新しいところでは、リーマン・ショックは大きな打撃に。
不動産やゼネコンといった業種では、大型倒産も相次ぎました。

そのダメージは大きく、2010年には日本航空が会社更生法申請。
同年は日本振興銀行も倒産、日本初のペイオフが発動しました。

東日本大震災もあって、お通夜のような状況が5年くらい続いて。
日経平均株価が大きく回復したのは、2012年以降となりました。

リーマン・ショックでいえば、まさか大手証券会社が倒産とは。
あの頃はダラダラ下落傾向でしたが、あれはまさに衝撃でした。

一方、2012年からこれだけの景気回復が続くとは思いもよらず。
ワタシは相場から2013年に撤退済みで、上昇相場を逃しました。

経済アナリストでもなければプロの投資家でもないワタシの場合。
景気変動や相場変動を正確に予想することは不可能だと実感です。

パンデミックを予想できたか

さて、いまは新型コロナウィルスの感染拡大により世界が揺れています。
武漢の感染拡大が報道され始めたころ、ここまでの事態を予想できたか。

Twitter界隈では、新型コロナへの恐怖と楽観が混ざっている雰囲気で。
大勢としては対岸の火事という感想が多かったように記憶しています。

いまとなっては、WHOがパンデミック宣言して世界中に感染が拡大して。
日本国内でも首都東京の封鎖すら噂されるほど、事態は深刻化しました。

ここまでの事態、そして経済への大ダメージを想像できていたかどうか。
少なくともワタシは予想できなかったし、多くの人が一緒だと思います。

危機はいつやってくるか分からない、そういうものなのだと実感します。

バイ&ホールドのインデックス投資

ところで、ワタシがいま実践している資産形成としての長期投資は。
市場平均の株価指数に連動したファンドへのインデックス投資です。

長期で持ち続けることを基本スタンスとするので、バイ&ホールド。
ファンドを買ったらそのまま、取り崩しまで持ち続けるというもの。

市場平均ですから、全相場参加者の売買による総意が反映されます。
売買の判断をすることなく、相場変動に身を委ねることとなります。

長期的にみれば経済は成長していくであろう、そんな未来を信じる。
予想できない相場変動を乗り越えて、続けていくという投資法です。

投資のプロでもない個人投資家には、これくらいの感覚がベターで。
継続することにだけ真剣を集中させれば良いので、気楽なものです。

全てを受け入れる覚悟は必要

長期スパンのインデックス投資は、ほったらかし投資とも呼ばれます。
なかなかお気楽なネーミングですが、継続が難しいと言われています。

相場変動の荒波を乗り越えて投資を続けていくことは、意外と難しい。
インデックス投資のリスクが極小ということは無く、変動があります。

この話題では、インデックス投資ブロガーkenzさんの記事が有名です。

詳しくは上記記事を見て欲しいのですが、大切な部分を引用します。

ただ、インデックス投資は、市場そのものの変動をもろにうけます。
言わば日本海の荒波が押し寄せる海岸で、ふんどし一枚で腰に手を当てたまま立っているようなものです。
(引用元:インデックス投資は決してリスクが少ない投資法ではない、だからこそ重要なこと

大袈裟な言い方になりますが、相場変動を全て受け入れる覚悟が必要。
荒波を全身で受け止めるためには、投資方針など事前準備が重要です。

とはいえ、相場暴落を受け止めるだけではなく高騰も享受できます。
良いことも悪いことも、全て受け入れるだけの度量が必要なのです。

資産形成としての長期にわたるインデックス投資は始まったばかり。
これからも数十年と続けていけるように、相場変動を受け入れます。

2020年3月25日水曜日

インデックス投資にはファンド選びより投資方針が重要だと思う

青井ノボルです。

インデックス投資を続けてまだ2年ほどですが、何とか続けています。
少し前にはじめた本ブログ、当初は投資準備を書き綴っていました。

2年前を振り返ると、投資経験はありましたがインデックス投資は初。
始めるにあたって、インデックス投資ブログを読み漁って本も読んで。

そこで得た先人の知見をフル活用しながら、考え方の型を学びました。
ワタシの置かれた状況などを踏まえて、どうすべきか考えたものです。

結果的に、現在はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)。
これ一本に絞って、つみたてNISAとiDeCoで積立投資を続けています。

このブログでは、インデックスファンドの話題も数多く扱っています。
素晴らしいファンドが増えるのは嬉しいですし、コスト削減も有難い。

ただし、冷たい表現をするならばファンドは所詮ツールに過ぎません。
早期償還されるかもしれないし、他の良ファンドが生まれる可能性も。

じっくりと腰を据えて、長期でインデックス期投資を継続するならば。
もし優先順位を付けるなら、ファンド選びより投資方針が重要かなと。

この記事では、インデックス投資においてファンド選びより投資方針が重要だと考えることについて書いていきます。

荒れ狂う相場で思うこと

新型コロナウィルスによる一連の騒動で、株式相場は荒れています。
ニュースを見ても新型コロナばかりですし、感染も広がっています。

相場環境を含めて先行きな見通せない中で、投資を続けていくこと。
これはリーマンショックでも同じでしたが、茨の道かもしれません。

長期投資という観点からすると、継続することが一番大事なことで。
嵐が過ぎ去るまでじっと耐え抜くことができるかどうかが全てです。

どうやったら継続できるのか、これは人によって正解が異なりそう。
ワタシが考えるのは、投資方針が固まっているか否かが大切かなと。

投資方針というのは、会社で例えるならば経営理念だと思っていて。
時代が変わって外部環境が大きく変化しても、持ち続ける信念です。

インデック投資においては、数ある要素の中でも資産配分はコアな部分。
何故この資産クラスに投資をしたいのか、徹底的に考えたいところです。

投資を続けていくための核となる考え方、ここが脆いと一気に崩れます。
好調な相場環境であれば問題ないのですが、退場リスクが高まるのです。

なんとなく資産配分したのちに、ファンド選びを熱心に行ったとして。
軟弱な地盤に豪邸を立てたようなもので、外部環境変化に弱そうです。

インデックス投資開始時のプロセスから考える

インデックス投資開始時、ワタシは水瀬ケンイチさんの手法を参考にしました。
お金は寝かせて増やしなさいでも書かれていますし、ブログ記事もあります。

ワタシの場合、国内債券ではなく無リスク資産でリスク調整を図りたい。
微妙な違いはありますが、大筋はこのやり方で自分なりに考えたのです。

何が言いたいかというと、インデックス投資では事前準備が重要で。
そのなかで、自分なりに考えて投資方針を固めることが超重要です。

水瀬さんが推奨するプロセスは、じっくり考えて腹落ちさせること。
長期投資になることを見据えて、この部分の大切さを説いています。

ファンド選びも考えるプロセスのひとつですが、最後のトッピング。
その土台となるのは、考え抜いて決めていく生活防衛費や資産配分。

もちろんファンド選びも大切ですが、前提となる投資方針は超大切。
相場が荒れているいまこそ、その基礎の部分が試されているのです。

自分の投資方針でファンドを選ぶ

インデックス投資という意味では、恵まれた投資環境になってきました。
競争が激化していることもあり、良質なファンドが数多く揃っています。

投資対象としても、8資産均等型や先進国株式、米国株式や全世界株式。
REITを対象としたファンドもあれば、グロ3のようなレバレッジ型も。

このなかで、良さそうなファンドを選んでいくことを考えたときに。
例えば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぼうと思ったとき。

人気が高いから、米国株ブロガーが推奨していたから選んだのか。
資産配分を考えたとき、米国株式に投資すべきと判断したからか。

なんとなくなのか、しっかりと考えた上での選択なのかということ。
とても地味であり目立たないところですが、継続には重要でしょう。

新型コロナウィルスで相場が荒れ狂ういまこそ、試されています。
リスク許容度や資産配分など、投資方針の再確認が必要そうです。

2020年3月17日火曜日

NYダウが過去最大の下げ幅で急落するなかで感じたこと

青井ノボルです。

新型コロナウィルスの脅威は、全世界に広がっているようです。
欧米でも感染者が増加しており、経済活動に影響が出ています。

移動制限が敷かれて、入国規制も強化されているところも多く。
経済活動は当然ながら停滞しつつあり、不安も高まっています。

こうした悲観一辺倒な雰囲気の中で、相場も荒れ模様となって。
朝のテレビ番組でも、NYダウ急落のニュースが流れていました。

少し前までは、相場は好調でありアメリカは特に強かった印象。
ただ本日は、下落幅が過去最大の約3,000ドル安となりました。

新型コロナウィルスの流行が話題にのぼりはじめて、約2ヵ月。
相場も大きく下落する中で、個人投資家は何をすべきでしょう。

この記事では、NYダウが過去最大の下げ幅で急落するなかで感じたことについて書いていきます。

悲観的なムードが漂う相場

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、動揺が広がっています。
経済活動に影響があるのは間違いなくて、相場も荒れ放題です。

日本経済新聞の記事によると、NYダウは過去最大の下げ幅に。

世界株安が加速している。16日の米ダウ工業株30種平均は前週末比2997ドル安の2万0188ドルに急落。12日に記録した過去最大の下げ幅(2352ドル)を塗り替えた。下げ幅は一時3000ドルを超えた。米連邦準備理事会(FRB)は15日に緊急利下げしたが新型コロナウイルスの流行拡大で投資家の不安が鎮まらない。欧米では入国制限が相次ぎ、経済活動の停滞も強まっている。
(引用元:NYダウ急落、過去最大の下げ幅 2997ドル安|日本経済新聞)

こうしたニュースが続いていると、人間は悲観的になるもの。
コツコツドカンという言葉は本当だなと身に染みて感じます。

新型コロナウィルスがすぐに収まる可能性については不明瞭。
ただ、世の中には悲観的なムードが着実に広まってきている。

経済への悪影響もゼロではないため、相場は混乱しています。
急落により米国株の取引が一時中断されるなど、深刻ですね。

世界的な脅威に対して個人は無力

新型コロナウィルスの流行、経済にここまで悪影響を及ぼすとは。
日本の片隅で慎ましく過ごすワタシには、想像できませんでした。

世界的にも感染者が増えていて、もはや武漢だけの問題ではない。
これから当面の間、世界中で混乱が起きてくる可能性もあります。

新型コロナウィルスに対して、一個人でできることは限界がある。
自体を好転させる術もなく、ただただ外部環境を受け入れるだけ。

更に言えば、外部環境変化を正確に予測することもできなかった。
職場でもコロナの影響が大きく、幼稚園休園も重なりバタバタに。

いろいろ余裕が無い中で、個人は本当に無力だなと実感します。
何もできないし、上手く動けないし、受け入れるしかないなと。

個人特権を活かして続けるだけ

時価総額比率の全世界株式に投資をして資産形成を目指すなかで。
個人投資家であるワタシは、市場平均を受け入れるという選択を。

これが現時点において、いまだけを切り取れば失敗かもしれない。
ただ誰かに評価されるわけでもなく、責任はあくまで自分の範疇。

個人投資家が自分の取れるリスクの範囲で、続けていく長期投資。
機関投資家と比べて資金力は乏しいですが、実に気楽なものです。

相場は良いときもあれば悪いときもあり、この揺さぶりが激しい。
この事実はリーマン・ショックで痛いほど感じてきたところです。

過去を振り返っても、株式市場は上昇と下落を繰り返しています。
銘柄を広く分散していても、乱高下する相場と向き合うしかない。

結局は自分との戦いであり、心理戦という面が大きいと感じます。
こういうときはグッと耐えて、ただただ継続することが大切です。

悪いニュースは遮断できない

そういえば偶然ではありますが、もうひとつ実感したことがあります。
相場急落といったニュースは、否が応でも耳に入るということです。

実は最近、仕事やプライベートに大きな変化がありバタバタしていて。
ワタシがこよなく愛するTwitterに触れる時間が激減していたのです。

投資界隈の皆さんをフォローしているので、投資の話題が多めのTL。
良くも悪くも、投資に関する最新情報がバンバン飛び交っています。

Twitterから離れれば、荒れ狂う相場情報はほぼ遮断できるだろう。
以前はそう思っていましたが、これはほぼ不可能だなと感じました。

冒頭にも書きましたが、テレビでもNYダウのニュースが流れていて。
また社会人として経済ニュースを追いかけると、やはり出てきます。

日常生活の中で、相場急落のニュースを遮断するのは不可能に近い。
相場変動を知ってしまい、心が揺れ動く前提で考えたいところです。

リーマン・ショックを経験していてもやはり、相場急落は怖いもの。
インデックス投資の基本を振り返りながら、しっかりと継続します。

2020年3月12日木曜日

新型コロナウィルスによる相場急落は正直怖いけれども

青井ノボルです。

このところ、新型コロナウィルスが猛威をふるっています。
新型インフルエンザが流行した時も、BCPが流行りました。

準備は万全のはずが、未知の感染症にはまだまだ脆い模様。
WHOのパンデミック宣言で、相場は大きく動いています。

ワタシは、全世界に分散された株式に投資をしているため。
相場変動の影響で、リスク資産残高は減っているでしょう。

相場急落による評価額減少は、正直なところ怖いものです。
これは偽らざる事実であり、人間の感情なので仕方がない。

一方で、株式に資産形成を委ねるという想いは変わりません。
相場変動の気持ち悪さとも付き合いながら、長期で続けたい。

この記事では、新型コロナウィルスによる相場急落は正直怖いけれども、どうやって投資を継続するかについて書いていきます。

日経平均やSP500は大幅下落

新型コロナウィルスが話題にのぼり始めたのは2020年初頭。
その頃には、現在の騒動まで発展するとは想像できなかった。

これは市場も一緒であり、徐々に不安なムードに包まれてきて。
結果として、ここ1ヵ月間で2割前後の大きな下落となりました。

新型コロナウィルスにより、相場は悲観的になっているようです。

感情の揺れ動きと相場変動

さて、これまでの株価指数の推移は結果でありファクトです。
過去に遡って変えることは不可能で、受け入れるしかなくて。

そして今後どうなるのか、未来のことは誰もに分かりません。
直近まで大幅下落となっていて、先行きも見通せない状況に。

市場が落ち込んでいくと、人間の感情も落ち込むのは当然です。
不安な気持ちに駆られ、売りが加速して相場が更に落ちていく。

感情の揺れ動きが市場平均を形成、相場変動は感情に影響する。
負のスパイラルに陥っていくと、相場は急落するのでしょうか。

経済が生き物であると形容されるのは、おそらく正しそうです。
こういった状況のなか、無感情でいることは難易度が高いこと。

相場変動による感情の揺れ動きは、やむを得ないとも感じます。

相場変動による精神的ダメージは大前提

外部環境の変化に対して、個人ができることは限られています。
これは投資に限らず、仕事でもプライベートでもだいたい一緒。

相場変動は起こるものだし、そこに対して自分がどう行動するか。
ワタシはインデックス投資を長期で継続したいので、どうするか。

この問いに対する答えは随分前に出ていて、何もしないことです。
相場変動の影響で感情が揺れ動く前提で、思考停止を貫くのです。

長期で継続することが重要なミッションであり、最大の敵は感情
人間の感情は思いのほか脆いと思うし、外部の影響を受けやすい。

パニック状態になると、不可思議な行動を取ってしまう経験則も。
個人特性も大きいと思いますが、少なくともワタシは駄目なほう。

相場が大幅下落したとき、恐怖を感じるものだと従前より考えて。
投資判断をできるだけ避ける、仕組化した積立投資を自動で継続。

近年では投資環境が整い、設定さえすれば放置していても投資可。
相場と自分自身の感情を考慮すると、たぶんこれがベターでした。

いま実際にやっていること

新型コロナウィルスの影響による相場急落の中、何をしているか。
正直なところ、投資ではなく仕事やプライベートがバタバタです。

家族や仕事の変化が大きくて、そちらへの対応で手一杯な状態。
投資に向けることができるエネルギーは限られているのも現実。

社会的な大きな変動は、リアルな生活にも大きく影響を及ぼして。
こうしたバタバタ劇の真っ最中に、損切云々など考える余裕ナシ

であるが故に、投資に対して基本的に何もしないがワタシの答え。
資産形成に資する長期投資を続けたい、投資素人の生存戦略です。

投資が趣味であり好きな人は、いろいろ弄っても良いと思います。
その経験は必ず糧になるし、大儲けできる可能性だってあります。

ワタシは投資が趣味でも仕事でもない上に、精神的にも脆いです。
相場急落は正直なところ怖いですし、思考停止を続けていきます。

2019年10月11日金曜日

平凡な個人投資家には生活防衛費という備えが必要だと思う

青井ノボルです。

人生を通じた資産形成として、長期分散積立投資を継続していく。
いずれプラスのリターンになると信じて、投資を続けていきたい。

5人家族で30代のサラリーマン、平凡な個人投資家なので才能無し。
機関投資家には決して適わないですし、大きなリスクも取れません。

特殊能力を備えている優秀な方とは違って、普通の生活者に過ぎない。
個人投資家の域を超えないとすれば、リスクは真剣に考えたいところ。

上振れも下振れどちらも含め、リスクとは定期的に向き合うことで。
どんなスタンスで投資をしていくべきか、考えることも大切なこと。

短期的なリターンを求めなくて良いという、個人の気楽さもあり。
生活防衛費というバッファを持つことは、個人投資家の特権です。

この記事では、平凡な個人投資家には生活防衛費という備えが必要だと考えることについて書いていきます。

生活防衛費とは何か

生活防衛費という謎のワードですが、明確な定義はありません。
人によって解釈は違いますが、ワタシはそれで良いと考えます。

投資とは別に手元に持っておきたい現金、それが生活防衛費です。
いわゆる無リスク資産に置いておくお金のことだと考えられます。

リストラや大災害に見舞われたとき、生活費に充てるためのお金。
投資をしながらも夜ぐっすり眠れるように、精神安定剤的なお金。

リスク資産ではなく無リスク資産として置くことに、意味がある。
意味があると感じるからこそ、生活防衛費として効力があります。

例えばインデックス投資でも、相場変動を正面から受け止めます。
そのときの拠り所になってくれる存在、と考えることもできます。

サラリーマン生活に疲れてしまったときも、当面の生活費がある。
そのことが心の支えとなって、乗り切れるピンチもあるでしょう。

そんなものは無意味だという心の強い方には、不要な存在です。
投資をするうえで、無リスク資産に置くのは非効率と言えます。

それでも一般的な日本人のマインドを持つ大多数の人にとって。
生活防衛費という概念は大切であり、一度は考えて欲しいです。

綺麗な理屈だけではなく、感情の入り混じる現実世界において。
やや遠回りなことですが、考える価値がある概念だと思います。

長期投資を継続するために

人間の人生を考えたとき、究極は生きていることが最も大切なこと。
ワタシは限りある命だからこそ、大切に守りたいと考えています。

そう考えると人生はシンプルで、楽しみながら死なないようにする。
ワタシの趣味である登山も、下手をすれば簡単に死んでしまう世界。

楽しいこと面白いことを追求しつつも、どこかで線を引くのです。
リスクという概念と上手に付き合いながらも、登山を楽しみます。

人生を通じた資産形成としての長期投資は、命懸けでは無いです。
お金はなるようにしかならない面もあるので、性質は異なります。

ただし投資センスに溢れた人を除いて、生活者が資産形成として。
長期投資を志すならば、どこかでブレーキを踏むことも必要です。

イチかバチかで大金を獲得しなければならない、ということもなく。
お金を投資しておくことで、数十年後に増えて欲しいなと期待する。

長期投資を続けていく、と決めたからこそガツガツする必要がなく。
意外と難しいことだと思われる継続にフォーカスすれば良いのです。

これは機関投資家には難しい、個人投資家の数少ない特権ですね。

緩衝材としての生活防衛費

投資するお金とは別に、生活防衛費という無リスク資産を確保する。
生活防衛費が緩衝材になることで、リスクへの耐性が自然と上がる。

これは理屈ではなく、感性の部分が大きいので絶対的な正解は無い。
期待リターンが上がるわけでもないので、はっきり言って地味です。

少なくともワタシには、長期投資を継続するための緩衝材として。
投資リスクから精神的に守ってくれる、生活防衛費が必要です。

人間の心なんて意外と脆いですし、相場の荒波を超えるのは大変なこと。
人生何が起こるか分からないし、ピンチの時に冷静に判断するのは困難。

自分自身の弱さを認めるからこそ、生活防衛費が役に立つと考える。
泥臭い考え方ですが、多くの日本人にとって相性が良いと感じます。

正解は自分自身で決める

いざという時に自分自身の生活を守り、投資において緩衝材にもなる。
生活防衛費が必要だとして、どれくらいの金額にすべきなのでしょう。

一般的には、半年分~2年分の生活費という目安が推奨されています。
ただあくまで目安ですし、誰にでも同じ金額が適しているワケが無い。

リスク許容度を構成するであろう、年齢・家族構成・収入・支出etc。
様々なパラメータを総合的に判断して、決めるべきことだと思います。

誰かに相談するのもアリですが、最後は自分自身で考えて決めること。
生活防衛費の金額はいくらにすべきか、正解は誰も教えてくれません。

色んな人の考え方に触れ、参考にしながら考えるのが近道でしょうか。
相場が荒れ狂う前に、冷静な状態で再度確認するのが良いと思います。

日頃からの備えが大事

この週末、大型で強力な台風が関東地方に直撃する可能性が高いです。
自然が猛威を振るい、日常生活を脅かす被害が起こるかもしれません。

先日の台風では、千葉県内を中心に大規模停電が起きて大変なことに。
Twitter等のSNSをはじめ、メディアでも大きく報道されていました。

こうした背景もあって、災害に備えなければという機運が高まっています。
ただ振り返ってみると、災害が起こるたびに見てきた光景でもあるのです。

台風の接近によって、急に防災意識が高まる人達を目の当たりにして。
ワタシは、自然とリスクに備えている状態が最適なのだと感じました。

土壇場になって右往左往しなくて済む仕組みを、予め構築しておくこと。
長期投資なら、生活防衛費という備えがその役割を担うかもしれません。

5人家族で平凡なサラリーマンのワタシは、投資センスがありません。
精神的にも脆いので、生活防衛費をしっかり備えて投資を続けます。

2019年6月22日土曜日

万人に共通する最強の投資法は存在しないけれど

青井ノボルです。

当たり前の話ですが、世の中にはいろんな個人投資家がいます。
同じ投資家であっても、実践している投資方法は実に様々です。

長期投資家という括りでも、個別株やインデックスファンド等々。
インデックスファンドも、米国株式や全世界株式などがあります。

その人の置かれている環境や、リスク許容度、考え方は全然違うハズ。
故に最適な投資法というのは、人によって違うと言わざるを得ません。

この投資方法が最強、それ以外は全然駄目だと主張する人もいます。
そういう主張を目にしたら、距離を置いた方が良いかもしれません。

最強の投資法は存在しませんが、投資の大原則はあると思っていて。
最大公約数的な投資方法、と言ってしまっても良いかもしれません。

金融庁が一生懸命推進しているのは、まさにコレだと考えています。

この記事では、万人に共通する最強の投資法は存在しないけれど、というテーマで書いていきます。

投資には絶対的な正解など存在しない

人間には、残念ながら確証バイアスという心理的傾向があります。
自分の主張は正しいと思いたくて、都合の良い情報ばかり集めます。

自分の考えの正しさを補強する情報ばかり集め、その逆は拒絶する。
その結果、冷静にメリットデメリットを把握できなくなってしまう。

この投資法こそが最強である、と主張する投資ブロガーも居ますが。
確証バイアスにより、考え方が偏っている可能性を否定できません。

もちろん、ブログ収入アップのために意識的に断定的な主張をする。
別の理由で、偏った考え方による主張を繰り返すケースもあります。

いずれにしても、投資方法に絶対的な正解など存在するワケも無くて。
断定口調で声高に自説を主張する人とは、距離を置くのがベターです。

あるいは完全に割り切り、エンターテインメントとして楽しみましょう。
こういった情報は真に受けても仕方無いですし、取捨選択が必要です。

最適な投資方法を探すのは終わりなき旅

万人に共通する最強の投資法は存在しないので、正解は個別に異なる。
自分という人間にとって、最適な投資方法とは何だろうかという問い。

もしかしたら、投資をしないことが最適な選択肢なのかもしれません。
どんな選択をするべきなのか、考えて答えを探すのは結構大変なこと。

絶対的な正解が無いからこそ、正解を探し求める旅は一生続くもの。
究極的には、死んだときに過去を振り返って答え合わせをするもの。

答えがあるのかないのかすら分からないけど、考える必要はあって。
将来やって来るであろう老後生活に向けて、資産形成を考えたとき。

自分なりに思考を巡らせて、妥当そうな答えを見つけるしかなくて。
それが正解かどうかは分からないけど、考える必要はありそうです。

多様化するライフスタイルのなかで

昭和の時代は、いわゆるサザエさん一家的なライフスタイルが主流。
結婚して子供を産み、親と三世代でひとつ屋根の下で暮らしていく。

いまは核家族化が進み、晩婚化・未婚化で単身世帯が増えています。
女性の社会進出も徐々にですが浸透してきて、選択肢が増えました。

人生をどう過ごすか、デザインするかは個人ごとに大きく異なります。
当然ながらどんな人生を過ごすかにより、必要になるお金は違います。

典型的なロールモデルが消えて、自分なりの幸せな人生を模索する。
ライフスタイルが多様化した今、自分で考えることが求められます。

お金という現実的な課題と向き合ったとき、ひとつの選択肢として。
「投資」という選択があって良いし、いまこそ真面目に考えるべき。

年金2,000万円問題を外野から眺めていて、より強く感じています。
与えられるのを待つのではなくて、自分で考えて行動したいですね。

最大公約数的な投資の考え方

投資に対するスタンスや価値観、リスク許容度は人によって異なります。
人生はいろいろであって、万人に共通する最強の投資法は存在しません。

それでも、多くの人にとって必要性が高く検討の余地がある投資法とは。
機関投資家には無い個人の特権、時間を有効に活用することでしょうか。

時間軸を極めて長く持ち、広く分散した投資対象に、コツコツ投資する。
いま金融庁が推し進めているのは、まさに長期分散積立投資となります。

主な収入が年金収入にシフトする老後生活を、豊かに過ごすために。
働いて定期収入がある若い頃から、投資を続けて資産を大きくする。

多くの人にとって必要なことですし、直視すべき課題でもあります。
持続可能性の高いライフプランを描くため、投資の活用も一手です。

短期間で資産を倍々ゲームで増やす必要は無いけれど、継続が大事。
そこで、広く分散されたリスク資産に投資をする選択でリスク低減。

おそらく、多くの日本人にとって最大公約数的な投資なのでしょう。

先人の知恵を借りながら考えましょう

長期分散積立投資が最大公約数的な投資だとしても、最強では無いです。
人によって相性はありますし、つまらないと感じる人も多いと聞きます。

Twitterやブログで発信されている情報は、個人の主張に過ぎません。
情報を生かすも殺すも、受け手である読者の考え方に懸かっています。

ただゼロから考えるのも厳しいので、先人の知恵を借りると効率的。
ネット情報でも良いですが、時間があれば書籍を読むのがオススメ。

「投資の大原則」は一例に過ぎませんが、書籍で知識を得ること。
体系的に学べますし、腹に落とすために重要なプロセスなのです。

様々な考え方に触れたうえで、自分に合った投資方法を模索する。
自分の頭でじっくり考えて、自分だけの最強を探し出しましょう。

2019年5月11日土曜日

市場の価格形成機能に委ねるのがインデックス投資

青井ノボルです。

インデックス投資は、資本主義経済の成長に賭ける投資方法である。
そういった言葉を見たことがある人も、多いのではないでしょうか。

経済全体ではなくても、市場取引できる上場企業の株式を広く保有。
資本主義経済が膨張を続ける限り、上場企業の価値も高まっていく。

広く分散されたインデックス投資では資本主義経済の成長とともに。
株価が高まっていくことから、お金が増えていくというストーリー。

ただし、この話が実現するためには重要な前提があります。
そのひとつが、市場の価格形成機能が正常に機能すること。

この記事では、市場の価格形成機能に委ねるのがインデックス投資という考え方について書いていきます。

資本主義経済の長期的発展

インデックス投資は、資本主義経済の長期的発展に賭ける投資である。
個人投資家の投信ブロガーでも、多くの方がそのように仰っています。

資本主義経済は、否応なしに成長していくシステムになっている。
ワタシも、恐らくそうだろうと素人なりに考えているところです。

上場企業であれば特に、市場から事業の継続性を強く求められています。
継続企業の前提に関する重要な疑義が生じた場合には、開示が義務です。

ゴーイングコンサーンの基本といえば、債務超過にならないこと。
資産から負債を引いた純資産がプラスであることが求められます。

純資産を増やす方法は複数ありますが、まずは利益を計上すること。
当期純利益を計上することで、純資産の利益剰余金を積み上げます。

つまり、事業継続のために利益を上げ続けることが求められます。
企業価値の算定方法は様々ですが、純資産は大きい方が好ましい。

企業が事業継続を前提としている以上、利益により純資産を高める。
各企業が事業継続に励むことで、経済全体でも成長を続けていく。

そのため、資本主義経済の長期的発展は続くであろうと考える。
雑な論理だと思いますが、自分なりに上記の解釈をしています。

株価は純資産と連動するとは限らない

ところで、市場で取引されている各企業の株価はどう決まるのか。

売り手と買い手の思惑が交錯し、需給が一致する地点が株価に。
買い注文が多ければ株価は上がり、売り注文が多ければ下がる。

厳密には違うかもしれませんが、大まかにそう理解しています。
まさにアクティブ投資の結果として、株価が形成されるのです。

株価は投資家の思惑により変動する、と言っても良いでしょう。
企業の純資産額と連動する、という単純な構造ではありません。

市場参加者が悲観的になれば、株価はどんどん下がるでしょう。
逆に楽観的なムードとなれば、株価はうなぎ上りということも。

現時点での純資産額と株価が完全に連動するとは限らないです。

市場は時々間違えるけど

歴史を振り返ると、株価は暴騰と暴落を繰り返してきました。
市場の価格形成機能は、時々正常に機能しなくなるようです。

ただ長期的に見ると、株価は上昇を続けているのも事実です。
例えばS&P500のチャートを見てみると、実感させられます。

うなぎ上りのS&P500ですが、バブルと暴落を繰り返していて。
2000年頃のITバブル、2008年のリーマンショックが有名です。

市場の価格形成機能は、時々正常稼働しないこともあります。
紆余曲折を繰り返しつつ、大まかには機能しているようです。

ところで、株価と純資産額の関係はどう推移していたのか。
S&P500のPBR(株価純資産倍率)推移をみてみましょう。

ITバブルの頃は5倍前後まで上がり、直近は概ね2~3倍で推移。
相場変動に応じて、市場が楽観と悲観を繰り返してきた歴史です。

PBRの推移を見る限り、純資産と株価は連動していません。
とはいえ、一定の範囲で推移しているとも言えそうですね。

リスクプレミアムが実現とは言うけれど

市場の価格形成機能が働けば、利益成長に関係することなく。
投資家が負担するリスクに見合うリスクプレミアムが実現へ。

このことは、山崎元さんが書かれている記事が詳しいです。

投資素人のワタシの知識だと、分かるような分からないような。
完全に理解することは難しいのかなというのが率直な感想です。

株価の割安・割高を判断するときには、様々な指標を見ていて。
PER(株価収益率)やPBRも、判断材料となるのだと思います。

利益や純資産額と株価には、少なからず関連性があるとして。
価格形成機能が働くため、長期的には適正な範囲に落ち着く。

資本主義経済の発展が、インデックス投資の鍵だと考えたとき。
市場の価格形成機能が働いていることは、大前提となっている。

つまり、市場の価格形成機能に委ねているのがインデックス投資。
そのように考えるのが自然なのではないかと、ワタシは感じます。

健全なアクティブ投資に支えられるインデックス

個人向けの投資信託の世界では、アクティブファンドは割高です。
これは個人が資産運用するにあたり、大きな足枷となっています。

ただアクティブ運用そのものを否定するべきでは無いと思います。
アクティブ投資が無くなれば、市場の価格形成機能は失われます。

GPIFも、資本市場効率化のためにアクティブ投資は不可欠と言っています。

アクティブ投資の積み重ねが、インデックスを形作っています。
健全なアクティブ運用の活性化で、価格形成機能も維持される。

市場は時々間違えるけど、概ね適切な値付けをしてくれるはずです。
そんなことをぼんやり考えて、インデックス投資を続けていきます。

2019年5月8日水曜日

長期分散積立投資による資産形成は歯磨きのようなもの

青井ノボルです。

4月につみたてNISAフェスティバル2019が開催されました。
ワタシも参加する予定でしたが、残念ながら不参加です。

子供が入院する事態になるとは、まさかの出来事でした。
ただ家族との時間が一番大切なので、仕方無いことです。

つみフェス2019でも、昨年同様岡本和久さんが基調講演。
「資産形成は歯磨き」というフレーズがあったとのこと。

岡本和久さんの著書「お金と心」でも書かれていた話。
例えが上手いというか、まさにその通りだと思います。

この記事では、「長期分散積立投資による資産形成は歯磨きのようなもの」という考え方について書いていきます。

投資は特別なことではない

投資と言うと、お金持ちがやることというイメージでしょうか。
庶民には手が届かない特別な行為だと思っている人も多いです。

今は個人投資家向けの環境整備が進み、投資は特別ではなく。
人生を通じた資産形成に資する投資環境になりつつあります。

金融庁が旗振り役のつみたてNISAでも、後押しをしています。
「貯蓄から投資へ」を本気で推し進めようとしているのです。

投資にはリターンの振れ幅があり、リスクの概念があります。
万人に投資をオススメできる、とは言えないかもしれません。

長期分散積立投資のリスクを受け入れられると判断できれば。
少額から、超低コストで投資ができる良い時代となりました。

お金持ちが証券会社の営業マン経由で大金を取引するのも投資。
普通のサラリーマンが少額で無理なく続けられるのも投資です。

老後のために必要な資産形成

多くの人にとって、遠い未来である老後生活という世界。

サラリーマンや経営者としてビジネスの一線から退いて。
公的年金を受給し、また資産を取り崩しながら生活する。

日本の公的年金制度は、これまで相応に手厚いものでした。
今後も維持できる可能性は低いですがゼロにはなりません。

公的年金を受給しながら、不足分は資産の取り崩しで補う。
現役時代に資産を形成して、老後は資産を取り崩していく。

購買力を維持しながら、お金に困らない生活を送るために。
稼ぎの一部を資産形成して、将来に備えるということです。

資産形成の手段は、投資もあればもちろん貯金もあります。
何を選択するかは、その人の考え方に依るところでしょう。

ワタシは人生を通じた資産形成として、インデックス投資。
長期分散積立投資を実践していき、資産形成を目指します。

日常に溶け込む投資が理想

目の前にあることだけでなく、将来のことにも意識を向けて。
手元にあるお金の一部を、投資に振り分けて資産形成をする。

資産形成としての投資は、日常に溶け込むくらいが丁度良い。
強烈に意識することもなく、一方で忘れることも無い距離感。

意識せずとも、日常生活の一部に投資が組み込まれている。
この感覚に達することが、多くの人には良い塩梅でしょう。

というのも、資産形成に向けた長期分散積立投資を前提として。

長期投資であれば、書いて字の如く長期にわたって続けること。
途中で止めることな、継続することこそが重要な課題なのです。

相場変動に惑わされることなく、淡々と投資を続けていくため。
長期分散積立投資の資産形成が日常化していることは大事です。

資産形成は歯磨きのようなもの

さて、冒頭で触れたつみフェスにおける岡本和久さんの言葉です。
「資産形成は歯磨き」という言葉、まさにその通りだと思います。

この言葉については、著書の「お金と心」でも触れていました。

面白くも何ともない歯磨きですが、将来のためには大切なこと。
そして、日常生活のなかで淡々と続けていく行為のひとつです。

エキサイティングなことでもないし、特別楽しいことでもない。
それでも、たとえ忙しい毎日でも当たり前に続けていくのです。

長期分散積立投資の資産形成も、歯磨きのようなものでしょう。
何が起きても淡々と続けていくもので、続けることが大事です。

そして、歯磨きと同様に気軽に続けられる投資だと理想的ですね。
岡本和久さんは、全世界株式のインデックス投資を薦めています。

空間軸を広げて全世界株式、時間軸を広げて長期投資ということ。
人生を豊かに過ごすためにも、参考にすべき考え方だと思います。

投資はリスク許容度の範囲で

資産形成のツールとして、投資は有効な手段の一つではあります。
ただ投資にはリスクがありますし、絶対的に有利とは限りません。

人生の一発逆転を目指すのではなく、資産形成を目的とするなら。
長期分散積立投資は、自分自身のリスク許容度の範囲内で収める。

人間は欲深い生き物だからこそ、リスクの取り過ぎには注意です。

リスク許容度の範囲内で、相場変動で心が揺さぶられない投資。
資産形成に資する投資は、まさに歯磨きのようなものなのです。

面白味には欠けるかもしれませんが、そんな投資があっても良い。
日常生活に溶け込んだ投資を目指して、資産形成を続けたいです。

2019年4月23日火曜日

インデックス投資よりも大切なこと、そして大切にしたいこと

青井ノボルです。

人生というのは、良いこともあれば悪いこともあります。
相場変動と同じで、不確実性が高いものかもしれません。

投資は人生のオマケ的な存在であると真面目に考えていて。
このブログでは、何度も使ってきたフレーズのひとつです。

人生を幸せに過ごすために、お金の心配をしないことは大事。
資産形成の手段として、バイ&ホールドのインデックス投資。

投資が幸せな人生に繋がる、そんな側面があるのも事実です。
それでもやっぱり、人生の中心に投資があるわけではなくて。

人生の目的はしあわせ持ちだなと、改めて感じるわけです。

この記事では、インデックス投資よりも大切なこと、そして大切にしたいことについて書いていきます。

お金を使うことに対する苦手意識

資本主義である現代社会を生きていくために、お金は大事です。
お金を媒体として、モノやサービスを入手することができます。

お金があれば何でも手に入る、と言われればそうかもしれない。
世の中にはお金さえあれば解決する問題が多いかもしれません。

少し話が逸れますが、ワタシが生まれ育った家庭は貧乏寄りで。
父親は所謂ブルーカラーで、年収は恐らく低かったと思います。

食事に困るほどの貧乏ではないけど、決してお金持ちではない。
生まれ育った環境のせいなのか、豪勢にお金を使うのが苦手に。

旅行は貧乏旅行の方が好きですし、泊まる場所にも拘りは無し。
独身時代は、ユースホステルやカプセルホテルで泊まることも。

三ツ星のホテル、というような世界にまったく興味が無くて。
お金を使って高い満足感を得る、という行為が苦手なのです。

お金で苦労したくないという想いは強い

やや貧乏な家庭で育ったせいか、お金で苦労はしたくない。
そんな想いが芽生えたのは、小学生の頃だったでしょうか。

小学校の卒業文集に、将来なりたい職業を書く欄があって。
記憶が確かなら、ワタシは「サラリーマン」と書きました。

ホワイトカラー的な仕事をイメージしていたのでしょうか。
夢のない小学生でしたが、大人になって夢は実現しました。

お金のことで我慢したり、諦めるようなことはしたくない。
そう思って勉強は頑張ってきて、就職活動も頑張りました。

いまのところ、お金で苦労することもなく過ごしています。
子どもの頃に夢見たサラリーマンに、なれたのでしょうか。

インデックス投資で資産形成を

お金を浪費することもなく、それなりに収入を得ていると。
細かい無駄遣いをしていても、お金は貯まっていくのです。

そしてインデックス投資に出会って、長期投資をスタート。
まだ2年目なので、金銭的な意味での成果はまだありません。

人生を通じた資産形成に資する投資方法に出会ったこと。
最初の一歩を踏み出せたことは大きな前進だと思います。

人によって相性はありますが、少なくともワタシには良い。
5人家族で30代のサラリーマンには、程よい感じなのです。

はじめる前には、じっくりと考える必要性はあるとしても。
日常に溶け込み、自然と続けていく投資があるということ。

普通のサラリーマンにとって、おそらく相性が良いでしょう。
知らない人は多いと思いますし、広まって欲しいと願います。

また個人的には、お金と向き合う良い機会となっています。
自分の頭で考えることで、価値観が整理されてきています。

お金とどうやって付き合っていくか、幸せな人生とは何か。
趣味の範疇を超えませんが、勉強しながら考えていきます。

インデックス投資とブログ

インデックス投資は、とにかく継続が重要だと考えています。
人によっては、投資のことを忘れるくらいが丁度良いことも。

ワタシはインデックス投資とほぼ同時にブログをスタート。
投資やお金について考えたことをアウトプットしています。

リーマンショック前後に数年間の投資経験があったことで。
相場が気になって仕方ない、という状態は脱却しています。

こうしてブログを書けているのも、そのことが大きいです。
相場が気になってしまう人には、投資情報はかえってに。

腹落ちできるまで、情報を集めながら自分の頭で考えて。
投資方針を固めたら、投資のことを忘れるのもアリです。

言い方を変えれば、常時情報をキャッチする必要性は低い。
ある程度ほったらかしでも、成立していしまう投資法です。

失って初めて気付く本当に大切なもの

本当に大切なものは、すぐ目の前にある日常かもしれない。
何かを失って初めて気付く、ということは多いと思います。

当たり前に過ごしている時間が、実は最も愛おしい時間だった。
日常に慣れてしまうと、感覚が鈍ってしまうのかもしれません。

お金は人生を左右する要素ですが、ひとつの構成要素に過ぎない。
お金よりも、そして投資よりも大切なことが世の中にはあります。

詳しく書くことは避けますが、子供が入院する事態となって。
家の中はバタバタとしているというのが、実際のところです。

一緒に過ごしている家族の一員が、一人でも欠けると寂しい。
入院を余儀なくされ、離れ離れになったことで気付きました。

人生の幸せを構成する要素として、家族という存在は大きい。
そんな当たり前のことに、気付かされている今日この頃です。

インデックス投資やブログよりも、大切にしたい家族の存在。
この試練を乗り越えて、更に家族愛を深めたいなと思います。

投資のことは後まわし

趣味として続けているインデックス投資ブログを書くこと。
通勤時間を利用しながら、無理のない範囲で続けています。

投資やお金に関するインプットとして、情報収集をすること。
趣味の範囲内で、ブログやTwitterを通じて学んでいました。

こちらについては、正直なところ時間が全然確保できなくて。
サラリーマンとしての本業と、家族のことを優先しています。

投資よりも絶対的に大切なのは家族であり、そして本業です。
趣味の世界である投資やお金の勉強は、いったん放置します。

こんな状況になっても、実はインデックス投資は続いていて。
手間を掛けることなく、自動的に継続できるのが有難いです。

インデックス投資よりも大切なこと、そして大切にしたいこと。
大切なものを守りながら、ほどよい距離感で投資を継続します。

2019年4月13日土曜日

投資のことなんて忘れるくらいがちょうど良い

青井ノボルです。

人生を通じた資産形成として、長期投資を継続していくとして。
相場変動に依らず、バイ&ホールドでどっしり構えたいところ。

この場合、期待リターンを高めるよりもリスク管理が大切です。
投資を継続するための仕組み作りのほうが、重要だと思います。

そのためには、投資のことを忘れてしまうのも一つの方法です。
完全に忘れてしまうと困りますが、意識しないということです。

資産形成の長期投資であれば、むしろそれくらいの感覚で良い。
日常生活に溶け込んだ投資になっていれば、理想的でしょうか。

この記事では、「投資のことなんて忘れてしまうくらいがちょうど良い」という考えについて書いていきます。

投資が趣味でも仕事でも無いなら

ワタシは5人家族の30代サラリーマン、投資については素人です。
資産形成に資する投資として、インデックス投資を続けています。

投資は趣味でも仕事でも無く、あくまで資産形成のツールです。
サラリーマンの本業は勿論、家族と過ごす時間も大切にしたい。

投資は奥深い世界なので、面白いと感じていろいろ学んでいます。
ブログを書いているのもその一環で、趣味として楽しんでいます。

投資リターンを上げるために、努力しても報われるとは限らない。
努力するリソースを他に傾けつつ、人生を楽しむのも選択肢です。

もちろん、趣味としての投資を否定するものではありません。
ワタシは投資のことを資産形成の手段と捉えているだけです。

人生を通じた資産形成として考えると、時間だけはあります。
長期分散積立投資を継続するという選択も、あると思います。

長期投資には忍耐が必要です

資産形成に長期分散積立投資が向いているとして、難しさは何か。
長期間にわたって継続するのは、意外とハードルが高いようです。

バイ&ホールドのインデックス投資は、やるべきことがシンプル
シンプルではあっても、途中で止めたくなるリスクは存在します。

相場が大きく下落した場合、資産の時価は一気に下がります。
目の前で資産が目減りしていく中で、ぐっと耐えられるのか。

大幅マイナスを目の前にして、冷静でいられるかどうか。
実際に経験してみないと、未知数な世界かもしれません。

相場変動は個人の力で制御できないから、仕方の無いこと。
コントロールできないことに注力しても意味がありません。

自分でコントロールできることに集中することが肝要
相場変動に左右されない、不動心が欲しいものですね。

投資初心者は口座が気になるもの

投資をはじめて間もない頃、ワタシは資産の状態が気になって。
週に何回もログインして、口座確認をしていた記憶があります。

投資のことが気になって仕方ない、そんな時代もありました。
何故あんなに気にしていたのか、今では理由も分かりません。

投資に対して心理的な耐性が低く、知識も無いのでとにかく不安。
勢いだけで投資を始めたので、ドキドキ感が強かったのでしょう。

ただ残念ながら、口座を何度確認しても資産には影響しません。
口座を確認した回数と連動して、リターンが増えるわけもなく。

やっても意味が無いことですが、ついつい見てしまう。
投資初心者には、よくある行動パターンだと思います。

投資のことが気になって仕方がないと、心が揺れ動きます。
相場変動により、余計なことも含めて考えてしまうのです。

心を揺さぶられないために

自分でコントールできること、それは自分自身のことだけです。
心を揺さぶられないように行動する、という視点もありますね。

資産形成に向けた長期投資であることを前提に考えたとして。

相場変動を気にしなくて済むように、忘れるのも選択肢です。
資産の評価額を見なければ、心が揺れ動くこともありません。

積立投資の実行も、一度設定さえすれば自動化できます。
投資のことを忘れても、投資はしっかりと継続可能です。

完全に忘れてしまうと問題ですが、意識しないようにする。
意識しなくても済むように仕組化する方法もアリでしょう。

始める前に自分の頭で考えることが大事

投資について気になって仕方がない状態よりも、忘れたほうがマシ。
長期分散積立投資は、忘れるくらいがちょうど良いかもしれません。

過度に投資を意識することなく、投資を続けていることが自然。
日常生活に投資が溶け込んでいる状態が理想だと思っています。

「投資は特別なこと」「投資はお金持ちの特権」という潜在意識
日本人の中に根強く残っている、そうした側面もあると思います。

デイトレーダーのように、チャートに張り付く必要は無くて。
投資のことを忘れてしまっても、継続できる投資方法もある。

このことが広まって欲しいですが、安易に広まるのも心配で。
過去のワタシのように何となく始めるのはリスクもあります。

投資を始める前に、自分の頭で悩み考え抜くことは大切です。
自分の投資方針さえ固めてしまえば、暫く忘れておけば良い。

投資のことを忘れて、人生を謳歌することに時間を費やす。
趣味でも良いし、家族との時間でも良いし、何でも良くて。

人生をエンジョイしながら、実は投資もしっかり続けている。
そんな生き方に憧れますし、きっと幸せな人生だと思います。

2019年1月27日日曜日

投資を継続することの大切さと難しさ

青井ノボルです。

長期投資であれば、継続することが最大の課題です。
シンプルなように思えて、実は難しくて大変なこと。

相場変動に揺さぶられ、退場してしまうケースも多いようです。
バイ&ホールドと言うのは簡単でも、実行は大変だと思います。

投資の継続は難しいですが、それを乗り越えて続けることです。
相場変動に依らず相場に居続けることが、何よりも大切なこと。

この記事では、投資を継続することの大切さと難しさについて書いていきます。

投資素人には長期投資が有効

個人投資家の大部分は、残念ながら投資素人の域を超えません。
投資が仕事でも趣味でもない人、結構多いのではと推測します。

投資素人が取るべき戦略は、タイミング投資ではなくて。
バイ&ホールドの長期投資が有効であると考えています。

リスク資産の本質的価値が、向上し続けることを信じること。
投資を継続することで、プラスリターンを得るという選択肢。

投資して保有し続ける期間が長いほど、プラスの確度が高まる。
少なくとも過去のデータからは、そうした傾向が読み取れます。

時間軸を長く持つことを許された個人投資家にとって。
長期投資という選択は、良い選択肢の一つとなります。

だからワタシは、投資を継続することが大切だと考えます。

揺れ動く感情と継続の難しさ

本質的価値が向上し続けるであろうリスク資産に投資を続ける。
その合理性を理屈で理解していても、継続するのは実に難しい。

根幹にあるのは、人間は感情で生きているということでしょう。

感情を揺さぶられると、合理的ではない行動を取ってしまう。
通常の日常生活においても、そうしたことは日常茶飯事です。

人によって特性はあるにしても、無感情な人間はいません。
感情に引っ張られて、行動が変容するのはあり得る話です。

バイ&ホールドするためには、まずは途中で売らないこと。
売りたくなる感情をどう抑えるか、行動に結び付けないか。

自然な感情に抗う行為なので、難しいことだと思います。

売らないという行動を取り続けるために、どうすべきか。
感情が揺れ動くことを前提として、考えたいところです。

投資の継続の大切さ

相場が下落傾向になったら一旦売って、上昇に転じたら買う。
相場変動を読みながら売買するのは、意外と難しいことです。

さて、三菱UFJ国際投信の販売用資料に面白いデータがありました。
2001年以降の先進国株式において、長期投資することを前提として。

「ランダムに抽出したN日間だけ投資を休む」を1,000回繰り返して。
1,000回の投資成果のうち何割が、全期間投資のリターンを上回るか。

たった10日休んだだけでも、全期間投資を上回るのは4割強。

日数に比例して徐々に下がる、というワケでも無いようです。

あくまで、過去の値動きでシミュレーションした結果に過ぎません。
ただ、タイミング投資が難しいことを示唆するデータだと思います。

相場変動の傾向を捉えたときに、じっくり上がって一気に下がる。
タイミングは読めませんが、過去の値動きはこの傾向にあります。

だとすれば、このシミュレーション結果も納得できる気がします。

相場が低迷している時期でも、慌てることなく投資を継続する。
長期投資を実践して相場に居続けることが、良い結果に繋がる。

投資素人には、長期投資こそ良い結果に繋がる可能性が高そうです。

投資継続のコツは自分自身に問うしかない

投資を継続することは、良い結果へと繋がる可能性が高い。
長期的な値上がりが期待できるなら、きっとそうでしょう。

投資を継続することは、地味に大切な要素です。
大切なことですが、実践するのは意外と難しい。

感情をコントロールしながら、長期投資を続けるのは難しいこと。
相場の荒波を乗り越えて、投資を継続するためにはどうすべきか。

残念なことに、投資を継続するための特効薬は無さそうです。
工夫して、感情と上手く付き合うしかないのかもしれません。

感情の揺れ動きには、きっと個人差もあると思います。
自分自身の特性を知り、備えることが重要そうですね。

投資を継続するコツ、その答えは自分自身の中にある。
自分の頭でじっくり考え、対策するしかなさそうです。

ワタシは間違いなく投資素人であり、タイミング投資は困難です。
バイ&ホールドの投資を継続することに、集中したいと思います。

2019年1月22日火曜日

個人投資家には長期投資こそが王道だと思う

青井ノボルです。

個人投資家には、自由に投資ができる気楽さがあります。
長期投資は、個人投資家にとって数少ない武器の一つです。

株式や債券は、長期的なリターンが期待できる資産と言われます。
短期的な相場の変動を均すと、概ねプラスリターンが期待できる。

この前提であれば、長期投資でプラスリターンの確度が高まります。
時間軸を長く持てば、平均回帰性によりプラスに落ち着くだろう。

バイ&ホールドの長期投資は、有効な選択肢のひとつとなります。

この記事では、個人投資家には長期投資こそが王道だと思うことについて書いていきます。

「安く買って高く売る」は難しい

リスク資産が面白いのは、価格変動が起こることです。
機関投資家を中心に、株式や債券は売買されています。

プロたちが将来予測をしながら、思惑が交差して売買が成立する。
売買結果の積み重ねが、市場平均である指数を形成していきます。

株式会社の事業価値、債券の金利と返済余力等の本質的価値だけでなく。
値上がりしそう・値下がりしそうといった投機的な側面で価格が決まる。

どちらかだけというよりは、どちらの要素もあるのだと思います。
プロたちによる「読み」が入り乱れる世界なのだと捉えています。

こうした相場の中で、投資の基本とも言われる「安く売って高く売る」。
個人投資家が、プロの機関投資家を出し抜いて勝つことができるのか。

少なくともワタシは、極めて困難なことであると考えています。

個人投資家の大半は投資素人

ワタシは、30代で5人家族のサラリーマン。
投資というのは、人生のオマケ的存在です。

投資は仕事でも趣味でもない、そんな存在。
投資よりも家族と過ごす時間のほうが大事。

恥ずかしながら、絵に描いたような投資素人です。
残念なことに、相場を読む特殊能力もありません。

投資信託については、普通の人より少しだけ詳しいかも。
ただ運用の実務も知りませんし、単なる個人投資家です。

投資素人が投資をするときに、虚勢を張らない。
等身大の自分で臨むことも大事かもしれません。

多くの個人投資家は、投資素人の域を出ないでしょう。
一部の天才的な人を除いて、投資素人だと思われます。

だとすれば、タイミング投資の成功率は絶望的に低い
個人投資家は同じ土俵で戦うべきではないと考えます。

長期投資は個人投資家の特権

企業は持続可能性を高めることが、永遠の課題となります。
事業継続を前提としているので、宿命とも言えるでしょう。

更に、利害関係者からは短期的な収益向上も求められます。
自己資本を補強すべく、収益を上げ続けることが大事です。

投資を事業として行う場合、短期的な成果を求められる。
これは、企業の仕組み上やむを得ないことだと思います。

そのため、プロの機関投資家は長期投資を選択しにくい。
長期投資は、個人投資家の特権と言えるかもしれません。

相場のうねりは絶対に存在しますが、平均回帰性もあります。
極端に下がったら反発しやすいですし、その逆も然りです。

期待リターンがプラスと考えるリスク資産をバイ&ホールド。
長期的には、プラスリターンの平均値にきっと落ち着くはず。

このように考えることができる、個人投資家は恵まれています。

過去データで長期投資の効果を見てみる

将来の期待リターンが、実際にどうなるかは誰にも分かりません。
確かなリターンがあるとしたら、それは過去のデータになります。

過去データを参考に、将来を完璧に予測することは絶対に不可能
ただ、過去データから学ぶ姿勢も必要なのではないかと考えます。

ここで参考に紹介するのは、イボットソン・アソシエイツ・ジャパン㈱の資料。
SBI証券×三菱UFJ国際投信のブロガーミーティング資料から、一部抜粋です。

4資産均等で1年間保有

国内株式・国内債券・外国株式・外国債券へ4均等に投資、1年間保有した場合の運用成果です。
1970年1月~12月の1年間をはじめ、2017年まで計48回の1年間保有の過去データです。

(※当ブログはイボットソン社から個別に画像の使用許諾を得ています)

4資産に分散投資をしたとしても、1年間の運用だと元本割れが14/48回
期待リターンがプラスでも、元本割れとなるケースが少なくありません。

4資産均等で5年間保有

4資産均等型のポートフォリオで、5年間保有した場合の運用成果です。
1970年1月~1974年12月の5年間をはじめ、2017年まで計44回の5年間保有の過去データです。



(※当ブログはイボットソン社から個別に画像の使用許諾を得ています)

元本を割った回数を見ると、4/44回となっています。
1年保有の場合と比べ、元本割れの割合が減っています。

リスク資産の保有期間が長くなると、元本割れの可能性は低下する。
少なくとも過去のデータからは、そのような傾向が読み取れますね。

4資産均等で10年間保有

4資産均等型のポートフォリオで、10年間保有の運用成果です。
1970年1月~1979年12月の10年間をはじめ、2017年まで計39回の10年間保有の過去データです。

(※当ブログはイボットソン社から個別に画像の使用許諾を得ています)

10年間保有の場合、元本を割った回数は0/39回となりました。
この条件下では、一度も元本を割ることはありませんでした。

もちろん、10年間の長期投資なら絶対安全という意味ではなく。
時間軸が長いと、平均回帰性でプラスになる可能性が高いだけ。

過去データの一部であり、将来を確約するものではありません。
ただ過去データの傾向として、プラスリターンの確度は高まる

リスク資産の期待リターンがプラスであると信じることができれば。
相場変動に依らず持ち続けて、プラスリターンを得る可能性が高い。

相場変動を読み切る能力がない、一般的な個人投資家であれば。
分散投資と長期投資の組み合わせこそ、王道なのだと思います。

長期投資は孤独な戦い

バイ&ホールドの長期投資であれば、他の投資家と競う要素は皆無。
自分自身が信じた道を、とにかく突き進むことが重要だと思います。

投資を継続できるのか、自分自身との戦いに勝てるかどうかです。
内なる自分と向き合い、投資を止める誘惑との勝負だと思います。

長く孤独な戦いが続くワケですが、頼りになる存在もあります。
それは、長期投資を志す似たような境遇の個人投資家たちです。

インデックス投資であれ、個別株投資であれ、大枠は一緒です。
また世界分散投資派もいれば、米国株投資派もいるでしょう。

長期投資を志す個人投資家であれば、やるべきことは継続です。
同じ目的に向かって、ともに歩んでいけるような気がします。

最終的には自分自身との戦いですが、まわりに仲間がいる。
そう考えることができれば、継続可能性も高まるでしょう。

個人投資家であれば、長期投資を仲間とともに継続する。
そんな長期投資こそが、王道に相応しいのだと思います。

2019年1月2日水曜日

生活防衛費を無リスク資産で持つことの意味は大きい

青井ノボルです。

生活防衛費は、その名の通り生活を防衛するための費用。
一方で、実際はそれ以外の利点もあるような気がします。

人によって、捉え方が違うのが生活防衛費。
ただ、投資をするため土台となる存在です。

この記事では、生活防衛費を無リスク資産で持つことの意味は大きいという考えについて書いていきます。

生活防衛費とは何なのか

普通の人が投資へと踏み出す時に、まずは考えておきたい概念。
生活防衛費は、長期投資の一丁目一番地であると考えています。

その名の通り、非常事態から平穏な日常生活を守るためのお金。
非常事態とは、自然災害やリストラ、就業不能に陥る事態など。

人生の中で、非常事態がいつやってくるかは分かりません。
だから生活防衛費には、流動性の高さが重要だと思います。

予期せぬ事態でキャッシュインが途絶る可能性もあります。
そうした時にも、家族との穏やかな生活が崩れないように。

生活を立て直すための余力や時間的猶予を確保できるように。
相場から退場せずに、インデックス投資を継続できるように。

いざというときのための、精神安定剤的な役割を担う資金。
ワタシにとっての生活防衛費は、そんな存在のお金です。

バイ&ホールドに専念するために

インデックス投資を、バイ&ホールドで続けるということ。
これはとても大変なことで、生半可な覚悟ではできません。

ワタシは、続けることが最も難しいのだと推測しています。
続けるためにはどうすれば良いのか、これは大きな課題です。

判断の余地を排除して、時価総額比の全世界株式を選ぶこと。
市場平均に身を委ねる思考停止も、続けるための選択肢です。

相場変動に依らず、狼狽売りせずにホールドし続けるために。
いろんな要素がありますが、生活防衛費の存在は大きいです。

相場が幾ら変動しようとも、無リスク資産は変動しません。
厳密にはインフレ分だけ減価しますが、変動率はわずか。

生活防衛費を無リスク資産で持つこと、大事だと思います。

いざというときにどう動くのか

ところで、無リスク資産には別の視点からの議論もあります。

リストラなどの予期せぬ事態が起きたときに、どう動くのか。
具体的には、生活防衛費と投資資産のどちらを切り崩すのか。

生活防衛費には手を付けるべきではない、半々で切り崩す。
人によって、いろんな考え方があるように感じています。

生活防衛費を幾ら準備すべきか、といった課題と一緒で。
人によって考え方は十人十色、正解のない世界でしょう。

ワタシならどう動くのか、何度か考えたことがあります。
いまのところ、躊躇なく生活防衛費を切り崩す予定です。

何故そう考えるのか、ワタシは2つの視点から考えました。

可能な限りホールドし続けたい

無リスク資産である生活防衛費から切り崩すと考える理由。
ひとつは、投資資産はできるだけホールドし続けたいから。

リストラを想定した時、景気低迷期と重なる可能性があります。

安定的なキャッシュインが崩れ、相場環境も悪いとしたときに。
当座の生活に必要な分だけ、冷静に投資資産を取り崩せるのか。

豆腐メンタルのワタシには、残念ながらその自信がありません。
全ての投資資産を投げ売ってしまう可能性を、否定できません。

だから、投資資産には一切手を付けないことが重要と考えます。
無リスク資産の生活防衛費は、投資資産とは完全に別勘定です。

もちろん、損失確定をしたくないという気持ちもあります。
残念ながら、ワタシは典型的な日本人的なのだと思います。

リスクは怖いし、できることなら投資で損したくないのが本音です。
生活防衛費は、弱くて脆い個人投資家の緩衝材にもなり得るでしょう。

もし減ったら増やせばいい

いざというときに、生活防衛費に手を付けてしまうこと。
当然ですが、生活防衛費が減少することに他なりません。

すると、生活防衛費が足りないのに投資をしている状態に。
生活防衛費が足りないのに投資、如何なものかという話も。

また、生活防衛費で生活費を確保しながら投資を継続する。
生活防衛費から積立投資するのは如何なものかという話も。

どの話も考え方は理解でき、まさにその通りとも感じます。

ただ、生活防衛費が減ったらシンプルにまた増やせばいい。
更に言えば、投資金額も最小限に抑えれば良いと考えます。

現時点のワタシも、生活防衛費こそありますが教育資金は不足状態。
それでも、つみたてNISA+iDeCoの非課税枠分だけ投資しています。

最低限の投資金額、ワタシは非課税枠を埋めることだと思います。
仮に2年分として試算しても、約130万円という金額に過ぎません。

ワタシは、生活防衛費を生活費の約2年分と定めています。
生活防衛費に占める、最低限投資額の割合は限定的です。

非課税枠を埋めるという最低限の投資額を支出したとして。
当面の生活費は、問題なく確保できるものと考えています。

生活費2年分の生活防衛費を確保していますが、もしも枯渇したら。
そのときは、断腸の思いで投資資産を取り崩すことになるでしょう。

生活防衛費は心配性な個人投資家の味方

日本人は、これまで貯蓄は美徳という文化の中で育っています。
ワタシも残念なことに、リスクを取ることに臆病な人間です。

日本で普通に生活する人の多くは、リスクに対して心配性
投資をはじめるため、大きな一歩を踏み出すことになります。

生活防衛費の確保は、資金効率を考えると非効率な行為です。
それでも人間の弱い心を補うため、投資に必要な要素なのです。

インデックス投資では特に、まず考えるべき要素だと思います。
長期投資を続けていくためにも、非常に重要な要素だからです。

生活防衛費をいくら確保するか、そしてどのように活用するのか。
人それぞれですが、しっかり考えてから取り入れるべきでしょう。

心配性な個人投資家にとって、生活防衛費は強い味方となり得ます。
上手く活用することで、長期投資を続けることができれば儲けもの。

正月休みのいまこそ、生活防衛費を見直してみては如何でしょうか。

2018年11月28日水曜日

インデックス投資による資産形成の出口戦略を考える

青井ノボルです。

インデックス投資による資産形成は、いずれ資産を取り崩すため。
ざっくり言えば、老後にお金を使うために資産形成をしています。

資産の取り崩しについて、出口戦略という言葉がよく使われます。
資産形成に正解が無いように、出口戦略も非常に難しい問題です。

資産取崩期となったとき、果たして幾ら必要となるのでしょうか。

30歳代前半のワタシが、30年後を正確に予測するのは不可能です。
とはいえ、何も考えずに資産取崩期に突入するのも違う気がします。

この記事では、インデックス投資による資産形成の出口戦略について考察します。

インデックス投資による資産形成の意味

そもそも、ワタシは何のために資産形成をしているのでしょうか。
ブログ初期の時代に、考えたことをまとめた記事を書いています。

ブログを書き始めて1ヵ月くらいのときに書いた記事です。
自分で言うのも変ですが、想いがよくまとまっています。

人生の選択肢を増やすため、何よりも人生を楽しむため。
収入が無くなったあとも、彩りのある生活を送るために。

資産形成をできる範囲で続けていこうと考えています。

一括で換金することはしない

インデックス投資家の多くは、長期分散積立投資をしています。

資産形成期は、収入の一部を積立投資にまわし続けています。
投資した分は持ち続ける、いわゆるバイ&ホールド戦略です。

ですから、どこかのタイミングでリスク資産を全売却する。
一括で換金しようと考える人は、ほぼ居ないと思います。

ワタシは、リスク資産を持ち続けて長期投資としたいです。

時間軸を長く持てば、期待リターンはプラスに収束するだろう。
個人投資家の資産形成においては、これが王道だと考えます。

相場がどのように変化するかは、投資素人には分かりません。
どの時期に換金するのがベストか、分かるワケがありません。

その意味でも、一括換金はギャンブルに近いと感じます。
資産取崩期になったら、「徐々に取り崩す」となりそうです。

資産運用しながら取り崩しが理想

できれば、生涯にわたり個人投資家でありたいと考えています。
一定のリスク資産を持ち続けて、運用を続けられたら理想です。

ただ、現実的には老後に運用を続けるのはリスクもあります。

高齢化で判断力が鈍ったあとも、適切に運用を続けられるか。
ネット証券で、リスク資産を取り崩す作業が継続できるのか。

死ぬまで全くボケずに、判断力を維持できる自信がありません。
資産運用は続けたいですが、一方で引き際の重要性も感じます。

生涯投資家でいたいという理想と、判断力が鈍る現実。
どのように折り合いをつけるか、悩ましい課題です。

資産取り崩しは定率と言うけれど

リスク資産の取り崩しは、定率が良いと言われています。

定率であれば、上昇相場では高額、下落相場では少額。
運用元本の減少をマイルドにする効果が期待されます。

相場環境は変化があるため、定率は都度計算が必要です。
運用しながら、取り崩し額を定期的に再計算して決める。

やや煩雑な管理が求められる方法であるように映ります。
元気なうちは良いのですが、いずれ限界が来るでしょう。

現実的な対応としては、一定の年齢までは定率取り崩し。
その後は定額で、自動的に取り崩すのが良さそうです。

毎月分配型の投資信託もありますが、コスト高なので却下。
SBI証券の投資信託定期売却サービスが良いと思います。

もちろん、自動的に定率の取り崩しができれば理想的です。
SBI証券のサービスが拡充されることに期待しましょう。

資産取り崩し額はいつ決めるべきか

ところで、資産取り崩しの計画はどのように決めるべきでしょうか。
よく目にするのは、平均余命から逆算するという方法です。

保有資産・余命・年金受給額などを勘案している記事も多いですが。
これらの数字は、いずれも想定した数字に過ぎません。

つまり、一定の想定をしなければ取り崩し額は計算でない。
想定とは、期限が迫ってきた方が確度が高まるものです。

医療などの発展により、平均余命は年々伸びる傾向にあります。
資産形成期の収入や物価変動により、年金受給額も変わります。

実際には、その時になってみないと分からないでしょう。

とはいえ、資産取崩期の直前に計算すべきものなのか。
もっと早くから想定して、備えておくべきでは無いか。

答えは十人十色、非常に悩ましい課題だと思います。

まずは生涯キャッシュフローを引くこと

ワタシは、5人家族の30代サラリーマンです。
資産取崩期は、30年以上先となるでしょう。

現時点で、確度の高い想定をするのは不可能です。
それでも一定の指針があれば、心強いと思います。

そのために、生涯キャッシュフローを引いておきたい。
できれば、自分で手を動かして作成したいと考えます。

結婚・出産・住居・マイカー・生活水準など。
ライフプランは人によって異なると思います。

ワタシの場合は、結婚していて子供が3人。
家族の人数は、今後も変わらない予定です。

持ち家があり、マイカーもあり、いずれは共働きに。
生涯CFを考えるための、基本項目は決まっています。

実は一度、子供3人の想定で生涯CFを引いてもらっています。
それでも、自分の手を動かして作っておきたいと考えます。

資産形成期に、どれだけ貯蓄をすることができそうか。
資産取崩期に入るのはいつ頃で、CFはどう変化するか。

インデックス投資による資産形成の出口戦略を、具体的に考える前に。
生涯キャッシュフローという想定を、まずはしておきたいと考えます。

出口戦略に必要な金融リテラシー

出口戦略は想定に過ぎませんが、考えておいて損は無いでしょう。
一方で、綿密な計算をしても実際には出たとこ勝負とも言えます。

いま置かれている状況でどうすべきか、判断する能力が重要です。
つまり、金融リテラシーを養っておくことが必要なのだと思います。

自分自身でお金のことを判断するためには、訓練が欠かせません。
資産形成期において、自分の頭で考えて資産形成をするべきです。

恋愛と一緒で、小さな失敗を積み重ねながら成長すれば良いのです。
少額投資であっても、まずは自分で考えて投資をスタートすべき。

能動的に投資することで、金額が少額であっても学びは無限大に。
経験が血となり肉となり、金融リテラシーが醸成されるでしょう。

金融リテラシーを高めながら、出口戦略をじっくり考えたい。
長期投資の実践とブログを通じて、成長できればと思います。

2018年11月16日金曜日

投資のリターンは「足るを知る」で十分だと思う

青井ノボルです。

先日、日経電子版の投信コラムに青井ノボルがまさかの掲載となりました。

投信ブロガーの紹介記事は定期的に掲載されていて、以前から大好きでした。
QUICK資産運用研究所の方が書いていて、読み応えのある良記事ばかりです。

シリーズ記事のなかで、とても印象に残っている言葉があります。
それは、NightWalkerさんの紹介記事に書かれていたこの言葉。

「リターンは『足るを知る』くらいを期待するので十分とするのが、普通のサラリーマンが長期にわたり投資を続けていくためのキモではないかと感じています」

この言葉に出会い、まさにそうだなと感じたことを鮮明に覚えています。

この記事では、投資のリターンは「足るを知る」で十分だと思う理由について書いていきます。

「足るを知る」は老子の言葉

老子の「知足者富」(足るを知る者は富む)という言葉があります。
その意味は、満足することを知る者は心豊かであるということです。

「欲張らずに程々で満足しましょう」という解釈もされるようです。
ちょっと消極的なイメージですが、言いたいことはよく分かります。

おそらく、自分にとっての「足るを知る」が重要なのだと思います。
自分にとって満足できるものは何なのか、自分で認知することです。

外部環境を受け入れながら、自分が満足する水準が腹に落ちていて。
何かと比較することなく、自分軸で判断できることだと考えます。

そんな「足るを知る」が、心豊かな人生を形成するということです。

投資における「足るを知る」

ところで、投資における「足るを知る」とは一体何でしょうか。
これは明確な答えが出しにくく、掴みどころのない世界です。

自分自身を知り、投資について知り、満足できるのはどこなのか。
自分に問いかけ、自分なりの答えを探していく世界となります。

誰かに教わるのではなく、自分なりに考えて腹に落とす。
絶対的な正解が無いからこそ、悩みながら考えるのです。

以下、ワタシなりの考え方を書いていきます。

投資の素人であるという意識

普通のサラリーマンは、日中に仕事をしていることが多いです。
日中に相場をウォッチする時間は無く、投機は難しいでしょう。

時間軸を考えたとき、中長期の投資が無難な選択となります。

投資が趣味や本業であれば別ですが、投資は資産形成ツール
そう考えるのであれば、投資に割く時間は少ない方が良い。

投資に割く時間を少なくして、人生を楽しむ時間的な余裕を作る。
趣味や家族との時間を大切にする、というのも一つの考え方です。

このように考えると、投資にはさほどエネルギーを割けません。
一方で、投資素人の域を超えないというデメリットもあります。

自分は投資の素人であるという意識は、どこかで持つべきです。

上場企業の株価が長期的に上がる仕組み

投資とは「安く買って高く売る」のが基本だと言われます。
しかしながら、相場変動はなかなか予想通りにいきません。

相場におけるプレイヤーの大半は機関投資家と言われています。
投資のプロたちが、儲けるために凌ぎを削っている厳しい世界

一方、相場ではプロが売買を繰り返すことで株価が形成されます。
機関投資家の売買結果が株価であり、その集合体が市場平均です。

2000年頃のITバブルなど、市場が価格形成を誤ることもあります。
それでも価格形成は大体合っていて、長期的に見れば均されます。

また、企業は生まれた瞬間から利益創出を宿命づけられます。
何故なら事業継続が前提であり、そのためには利益が不可欠。

上場企業はその傾向が顕著であり、成長し続ける必要があります。
一時的な利益変動はあっても、赤字の垂れ流しは許されません。

市場の価格形成機能が概ね機能するなか、上場企業が利益を上げる。
短期的な誤差はありますが、長期的に見れば株価は上がるはずです。

また、個別株で見ると長期的な業績不振や倒産するリスクもあります。
市場平均で見れば、清濁併せ呑みながらも概ねプラスとなるでしょう。

市場平均への長期投資であれば、恐らく報われる可能性が高いだろう。
どうしても相場変動のリスクは残りますが、理解すれば耐えられる。

概念的な話ですが、このように捉えることもできるのではと考えます。

満足できる水準はどこか

投資判断のセンスが無い投資素人が、投資でリターンを期待する。
大きなリスクは負いたくない中、どこで満足できるのかと考える。

自分自身を知り、投資について知り、満足できるポイントはどこか。
ワタシの場合は、市場平均に委ねるという選択こそが心地良いです。

相場変動のリスクを負いながら、市場平均への長期投資を続ける。
どこの国や地域が伸びるかは分からないから、全世界に投資する。

時価総額比率の全世界株式であれば、期待リターンは5%前後でしょうか。
これも過去データに基づく予測値なので、参考程度の数字ではあります。

「一応年5%くらいだと思うけど、どうなるかは分からない」
「それでもきっと、数十年後にはプラスになっているはず」

期待リターンには過度に期待せず、市場平均を受け入れる覚悟をする。
投資素人であるワタシらしい、十分に満足できる水準だと考えます。

ワタシにとって、投資の「足るを知る」は「市場平均を受け入れる」です。

自分で考えてこそ辿り着く境地

自分自身を見つめ直し、相場変動を理解して、ここだと思える場所を探る。

自分を見つめ直すためには、他人の目線も必要かもしれません。
ただ最後は、自分がどう考えるかという視点が最重要でしょう。

相場変動を理解するのも、教科書的な理解では意味がありません。
自分なりに咀嚼して理解することが、腹に落とすということです。

やはり自分で悩みながらも考え抜き、初めて辿り着ける境地です。

「よく分からないけどこれくらいでいいや」という感覚ではなく。
考えた末に「自分が満足できるのこれだ」と言い切れるイメージ。

投資のリターンは、果てしなく上には上がいる世界だと思います。
またリターンだけでなく、リスクの観点で考えることも重要です。

投資で取れるリスク、投資に費やすべき時間など総合的に考えて。
「これだ!」と思えたのが、バイ&ホールドのインデックス投資。

「足るを知る」と言う言葉は、とても深い意味があると感じます。
心豊かな人生を送れるように、ぜひ皆さんも考えてみてください。

2018年10月20日土曜日

「考えた末に思考停止」のインデックス投資がおすすめな理由

青井ノボルです。

先日、Twitterで大きな話題となった記事がありました。
ダイヤモンド・オンラインに掲載されたこの記事です。

「思考停止」のインデックス型ファンドが危険な理由

タイトルが強烈であったせいか、一部投資家からは拒否反応も。
記事に書かれている内容は、個人投資家への注意喚起でした。

個人ブログ等を妄信するのは危険で、書籍で学びましょう。
相場と向き合うことで、知識や洞察力を身に付けてみては。

たしかに、偏った情報だけで投資を続けるのは危険ですね。
このブログでも考えることの重要性を何度も書いています。

この記事では、「考えた末に思考停止」のインデックス投資がおすすめな理由を書いていきます。

個人ブログを妄信するのは危険

このブログは、インデックス投資をメインテーマとして書いています。
筆者のワタシは5人家族の30代サラリーマンであり、投資素人です。

少なからず、このブログに書かれていることを妄信するのは危険です。
他のブログも、参考程度に留めるのが賢い活用法だと考えています。

個人ブログの場合は特に、書き手の考え方がそのまま表現されます。
執筆も編集も1人で完結するので、内容はどうしても偏りがちです。

全く同じ環境・価値観・収入である人のブログなら良いかもしれません。
残念ながらネット上にそんな人は居ないですし、自分と他人は違います

リアルな投資体験談を読んだとしても、それだけでは勉強にはなりません。
ブログに書かている内容を踏まえて、自分はどう考えるかこそが大事です。

個人ブログの正しい活用法

自分と似たような普通の人が、実践しているインデックス投資。
ブログで発信されている内容を踏まえて、やってみようと始める。

これ自体は悪いことでは無いですし、投資のすそ野が広がって良いことです。
ただ「ブログでおすすめされていたから」で止まっていたら、やや危険です。

つみたてNISAで始めるなど、入口さえ間違わなければ失敗リスクは限定的。
投資の実体験を積むことができますし、金融リテラシーも徐々に高まります。

それでも、相場変動の大波はインデックス投資にも容赦なく襲いかかります。
思考停止で積立投資をしていたとして、本当に継続できるのかが重要課題。

「ブログでおすすめされていたから」だけでは、投資方針の軸が無い状態。
暴落相場に遭遇したとき、心理的に耐えられる可能性は低いかもしれません。

この記事も「おすすめ」などと書いていますが、主観が入った内容です。
「おすすめ」というマジックワードに騙され、鵜呑みにしてはいけません。

繰り返しますが、書かれている内容を鵜呑みにするのは大変危険です。

個人ブログで得た考え方を参考に、自分自身でもじっくり考えてみる。
考えるというプロセスを経なければ、真の知識にはならないでしょう。

ワタシが考え抜いて辿り着いた「思考停止」

広く分散された資産クラスに投資をする、インデックス投資。
長期的な視点で期待リターンを見込み、市場平均に投資します。

インデックス投資の魅力は、市場平均に委ねてしまえること。
バイ&ホールドなので、コツコツと積立投資を続けるだけです。

銘柄やセクター、投資対象国を選ぶ必要がありません。
売買するタイミングを判断する必要も一切ありません。

続けることだけが求められる、シンプルな投資法です。

何故、ワタシはインデックス投資に行き着いたのか。
それは、自分自身のことを冷静に振り返ったからです。

ワタシは5人家族の30代サラリーマン、投資は人生のオマケ的存在です。
投資素人なので、相場変動を先読みできるだけの能力が一切ありません。

投資経験はありますが、過去の投資判断は失敗ばかりだったのが実態。
判断能力が劣っているので、残念ながら自分の判断は当てになりません。

子供達や家族と過ごす時間の優先順位が高く、サラリーマン生活も大事。
投資に費やせる時間は僅かであり、空き時間には趣味を優先したいです。

典型的な日本人なので、リスクを取ることに臆病であると自認しています。

こんなワタシですが、ワガママなことに投資でリターンを得たいと思っています。

そのため、投資において判断の余地を徹底的に排除するのが良いと考えました。
バイ&ホールドによる、時価総額比率全世界株式へのインデックス投資です。

あえて積極的に「思考停止」の道を選ぶことが、賢明であると考えたのです。

インデックス投資をおすすめする理由

相場の世界は、投資を本業とする機関投資家が凌ぎを削る厳しい世界です。
個人投資家が無防備で挑んだら、食い物にされてしまうリスクがあります。

いわゆる普通な日常生活を営んでいる個人であれば、投資は縁遠い世界。
それでも、定期預金などの無リスク資産では資産額は全然増えません。

リスクが取れる度合は人それぞれですが、ワタシはリスク許容度が低め。
きっと、普通の日本人であれはリスク許容度が低めの人が多いハズです。

一般的な日本人的感覚を持っていて、投資にまわせるお金がある人。
多くの日本人にとって、インデックス投資は相性が良いと考えます。

いわゆる億り人と呼ばれるような、億万長者を目指す必要もありません。
自分らしく自分なりにコツコツ投資を続けること自体が貴重な経験です。

インデックス投資は、決して大儲けできる投資法ではありません。
地味な存在ですが、だからこそ普通の人向けの投資法だと考えます。

そして、インデックス投資を愚直に続けるという選択をすることで。
人生における投資への時間を極小化し、豊かな人生をエンジョイする。

「資本に投ずる」という本質から離れますが、投資することに意義がある。
元本保証の貯蓄至上主義から飛び出すだけでも、価値があると思います。

だからワタシは、普通の人にインデックス投資をおすすめしたい。
投資の裾野がもっと広がって欲しいと、心から思っているのです。

インデックス投資をしながら投資を勉強

冒頭に紹介した記事では、インデックスファンドの積立投資だけではなく。
アクティブ投資を通じ、投資知識や洞察力を深めるべきと提言されています。

たしかに、実際に経験しながら学んだほうが学習効果は高いです。
その意味では、個別株投資をしながら学ぶ方が良いかもしれません。

ただ、良くも悪くも投資が趣味でも仕事でも無い個人投資家です。
自分のリスク許容度を超えてまで、投資する必要は無いですよね。

そして、インデックス投資の実践だけでも十分勉強になります。
実際にワタシ自身は、ブログを書きながら楽しく学んでいます。

更に言えば、人生を生き抜く上で必要十分な知識量だと思います。

個人的に興味があるので、投資の勉強はまだまだ続けてます。
楽しめる範囲を超えてまで、投資を学ぶつもりはありません。

どう考えてどう行動するかは、自分で考えて決めることです。
考える習慣を忘れずに、ワタシはこれからも投資を続けます。

2018年10月12日金曜日

インベスターZ名言「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」

青井ノボルです。

2018年7~9月に放映されていたドラマ「インベスターZ」。
深夜ドラマにつき録画しながら、毎週楽しく見ていました。

ドラゴン桜などで有名な三田紀房先生の漫画が原作です。

投資が題材なのですが、個人に関わるお金の基礎が学べます。
ワタシの様な投資素人には、とても勉強になる話が多いです。

この記事では、インベスターZの18巻に登場する名言「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」について書いていきます。

放浪の末に辿り着いた結論

インベスターZは、道塾学園という中高一貫進学校を舞台にしたストーリー。

各学年成績トップが所属する投資部は、学園の3,000億円を年利8%で運用。
それ故に、日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料なのです。

かなり無茶苦茶な設定ですが、神代主将をはじめとした投資部6名の物語。
回を追うごとに、不思議な魅力に引き込まれて一気に読みたくなります。

さて今回紹介する名言は、代替わりした渡辺新主将に関する話です。

カリスマ的存在である神代主将から、投資部主将を引き継いだ渡辺。
引継ぎ直後、歴史と伝統の重圧に耐えられずに逃亡してしまいます。

もともと渡辺は、極度の心配性であり異常なほど怖がりな性格でした。
渡辺は逃亡後の放浪中に、自分を見つめ直して結論を出したのです。

その結論は、「自分は自分らしい投資をしよう」ということ。
徹底的に心配性で臆病な投資をすると決意したのです。

投資には絶対的な正解が無い

投資とは面白いもので、目的や投資法は人によって千差万別。

投資ブロガーの投資方法も、似ているようで実はいろいろ違います。
インデックス投資に限っても、全く同じ考えというのはあり得ません

ワタシの場合は、投資方針のカテゴリーでブログ記事にしてまとめています。
先人の知恵を借りながら、自分なりに悩み考えて固めてきた投資方針です。

ワタシが正解だと信じて突き進んでいる道が、人によっては不正解かもしれません。
概ねこうしたら良いというセオリーはありますが、最後に決めるのは自分自身です。

集団主義で育った日本人は、周りの目を気にして和を重んじる傾向にあります。
一般的に同調圧力が働きやすいのですが、投資に関しては自由に考えるべきです。

投資した結果の損益状況は、残念ながら自己責任と言わざるを得ません。
長期投資を継続するためには仲間意識も大事ですが、最後は自分です。

「投資に聖杯はない」はずなので、絶対に儲かる方法は存在しません。
だからこそ、自分なりの正解を導き出すことが重要なのだと思います。

まずは自分と向き合うこと

ワタシは5人家族の30代サラリーマン、投資は人生のオマケ的存在です。
投資素人なので、残念ながら相場変動を先読みすることができません。

投資経験はありますが、過去の投資判断では失敗を繰り返してきました。
運が無いという面もありますが、判断能力に劣ると言わざるを得ません。

また、家族と過ごす時間が第一優先であり、サラリーマン生活も大事。
投資に費やせる時間は僅かであり、それよりも趣味を優先したいです。

個人投資家として残念すぎる能力で、更にスキルアップする余地も無い。
典型的な日本人なので、リスクを取ることに対しても臆病なタイプです。

決して悲観しているのではなく、実際そのように自己認識をしています。

自分は何者かということは、自分にしか分からないことです。
投資をする前に、自分自身と向き合うことが大事だと思います。

自分を信じ抜く力が必要不可欠

自分自信と向き合うことで、自分なりの投資方針が見えてくるでしょう。

ワタシであれば、投資判断の余地を極小化することが最善の道と考えました。
時価総額比率全世界株式へのインデックス投資であり、バイ&ホールドです。

相場は中期的には波打つように推移するも、超長期ではプラス方向に動く。
こうした相場観は持ちつつも、相場変動のタイミングは計れない前提です。

ワタシの場合はこの様に考えて、自分の投資法および相場観としています。

これが絶対的に正しいとは思っていませんし、間違っているとも思いません。
ただし、現時点ではこれが自分に合っているのだと信じて投資をしています。

この想いを持ち続けることができれば、長期投資が実現できるのでしょう。
そして絶対評価にはなりますが、投資で成功する可能性が高まるハズです。

投資は自分の信念を貫き通すことが必要不可欠だと思います。
他人と比べる必要は無くて、自分自信で納得できるかが重要。

投資方針を腹に落とすことができれば、おそらく大丈夫です。

先人の知恵を借りるのが近道

「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」は、おそらく真理です。
投資をするときの正攻法であり、投資家なら一度は考えておきたいところ。

とはいえ、投資未経験者にいきなり考えましょうと言っても難しすぎます。
自分の投資能力は未知数ですし、投資方針と言われてもサッパリでしょう。

そんなとき、インデックス投資であれば良い教材があります。

インデックス投資ブロガーとして活躍を続けている水瀬ケンイチさんの書籍。
特に、第2章「寝かせて増やすインデックス投資の実践法」が参考になります。

インデックス投資を実践するための具体的なプロセス、考えるべきポイントが学べます。
投資方針を固めるうえで非常に参考となり、また考えを構築する助けになった書籍です。

何事にも共通する話ですが、型を知ることにより理解が加速していきます。
そのほか、誤った方向に突き進んでしまうリスクも低減されるでしょう。

先人の知恵を借りながら、自分を見つめ直して投資方針を徐々に固めていく。
腹落ちした投資方針であれば、自信を持って続けることができるハズです。

みんな違ってみんないい

投資にはカッコいいも悪いもなくて、お金を増やすための手段です。
自分らしく自信を持ち、結果的に投資を続けることが最重要課題。

誰かと比べる必要は無いし、周りに合わせる必要もありません。
自分らしさが許されるし、むしろ推奨される世界でもあります。

人生を楽しく生き続けるためにも重要な要素かもしれませんね。

インベスターZの名言から、大切なことを教わった気がします。

「投資とは己を知ること、そして自信を持つこと」

投資はお金を考えることであり、お金は人生を考えることである。
何となくですが、そんな気すらしています。

これからも投資について学びながら、ワタシは長期投資を続けます。

2018年9月25日火曜日

日本人はリスクを取ることに臆病なのかもしれない

青井ノボルです。

現代の日本人は、貯蓄は美徳という文化の中で育ってきました。

太平洋戦争の戦費を集めるために行われた「貯蓄報国運動」。
敗戦後、復興資金を集めるために行われた「救国貯蓄運動」。

こうした政治的な取り組みにより、「貯蓄は美徳」が浸透。
いまでも、日本人の心の中に根強く残っているようです。

この記事では、日本人はリスクを取ることに臆病であること、そして臆病者の投資法について書いていきます。

無リスク資産への貯蓄は元本保証

貯蓄というのは、一般的に銀行口座へ預金することを指します。
普通預金や定期預金であれば、当然ながら元本は減りません。

元本が減らないという安心感がある一方、金利は極めて低水準。
現時点で、メガバンクの普通預金金利はわずか0.001%です。

超低金利政策のもと、金利が急上昇する将来は描きにくい。
それでも株式投資はギャンブルだと思うから手が出せない。

これは、元本保証の無リスク資産に慣れ切った結果かもしれません。

バブル景気の反動で大損失

昭和の終わりから平成の初頭にかけて、日本中が盛り上がったバブル景気。
不動産や株式の資産価値が上昇を続けていた、夢の様な時代がありました。

この頃には、貯蓄一辺倒だった日本人でも投資をする人は多かったようです。
しかし、その後のバブル崩壊で相場から退場した人が大半だと想像します。

資産を大きく目減りさせるくらいなら、貯蓄の方が良い。
投資から貯蓄へのゆり戻しも、あったかもしれません。

あるいは、貯蓄しても金利が低くて無駄という考え方のもと。
目先の消費へと走り、貯蓄ゼロの人が増えたのかもしれません。

日本人は、バブル景気の経験を上手く活かせていないような気もします。

リスクは恐ろしいという先入観

日本人は貯蓄は美徳という文化で育ち、先人はバブル崩壊で投資失敗を経験。
外部環境を考えてみると、リスクを取ることに億劫となるのも頷けます。

預金など無リスク資産こそが正義であり、リスク資産はちょっと怖い。
リスクは恐ろしい存在であるという先入観、きっとあると思います。

自分以外の外部環境は変えられませんし、過去に戻ることも不可能です。

日本人であるワタシには、少なからずリスクを取ることに臆病な部分があるでしょう。
リスクは恐ろしいという先入観があるかも、という自己認識が大事なのだと思います。

自分の現状を正しく認識して、理想となる姿をリアルに描き、ギャップを埋める。
外部環境や過去は変えられませんが、自分の現状把握は未来へと繋がるはずです。

臆病者のための投資

普通の日本人であれば、リスクを取ることに臆病であることが大半だと思います。
とはいえ、無リスク資産だけでは極めて低い期待リターンとならざるを得ません。

リスクを抑えながら、それなりのリターンを得ようとする全世界に広く分散したインデックス投資
普通の日本人が資産形成を考えたとき、最適解となる可能性が高いという結論に達するのも頷けます。

テレビドラマ放映中の投資マンガ「インベスターZ」では、臆病者の投資法について以下の通り表現しています。

1に分散、2に長期、3に低コスト。
この3つを兼ね備えた投資法だ。
(引用元:インベスターZ©三田紀房/コルク)

要約すると、全世界に広く分散した資産への長期投資を低コストで続ける。
まさに、全世界に広く分散した長期積立によるインデックス投資ですよね。

臆病者の投資法については、以下の記事も参考になると思います。

インベスターZ 投資部の新部長がすすめる!「臆病者の投資法」 | 東証マネ部!

分散・長期・低コストの3つの要素をしっかり守りながら。
石橋を叩いて渡るのが、臆病者の投資法だと言っています。

自分の投資法を謙虚に考えたい

日本人はリスクを取ることに臆病である、というのはワタシの想定です。
本当にそうなのかもしれないし、そうでないかもしれません。

一方で、自分の事を正当に評価することは非常に難しいことだと思います。
ジョハリの窓のように、自分ではなかなか気付けない自己特性もあるでしょう。

また、不確実性の高い将来に対してはリスク回避の視点で考えたいところです。
自分が思っている以上に、人間は外部環境変化で感情を揺さぶられてしまうもの。

どんな投資法を選ぶかは自分次第ですが、まずは自分と謙虚に向き合うことです。
自信過剰にならず謙虚に自分を見つめ直すことが、リスク回避に繋がるでしょう。

もしも投資素人であるならば、臆病者の投資法には学ぶべきところがある。
少なくともワタシは投資素人を自覚しているので、大いに参考となりました。

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青井ノボルです。 大変お久しぶりとなりましたが、元気に生きています。 約1年間、ブログの更新を止めていた期間はというと。 特段の理由は無いのですが、投資から離れていました。 家族との時間を過ごし、サラリーマンとして仕事して。 趣味で息抜きしつつ、家事をこなすという平穏な日々。 子...

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