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2019年6月12日水曜日

経験を積みながら慣れることも大切【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

ワタシが実践しているインデックス投資は、長期投資が基本的な考えです。
つみたてNISAなどを活用しながら、長期分散積立投資を継続しています。

長期投資に辿り着くまで、ワタシ自身は遠回りをしていた気がします。
実際に始めてみても、数十年におよび継続する大変さを感じています。

それでも20歳代から投資経験があったお陰で、いまの考えに至っていて。
黒歴史となった苦い思い出も多いですが、投資の経験自体は貴重でした。

頭で考えることも大切ですが、それと同じくらい経験することも大事で。
経験による慣れという要素は、投資においても重要なのではと考えます。

登山でも同じで、実際に山に登ることで初めて理解できることも多いです。
理屈が分かっていても、山で経験してみると感じ方が違うこともあります。

頭で考えることだけでなく、自分で身体を動かして経験することが重要。
そして、経験から得られる知識や慣れといった要素も大切なのでしょう。

この記事では、投資と登山の共通点「経験を積みながら慣れることも大切」について書いていきます。

インデックス投資に理屈は必要

理屈と言うと嫌な言葉のイメージがありますが、大切なことだと思います。
何故インデックス投資を選択するのか、自分なりに語れることが大事です。

インデックス投資は、原則として長期投資をしていくことになります。
バイ&ホールドに代表される長期投資では、とにかく継続が重要です。

インデックスファンドであっても、相場変動は直撃してしまいます。
相場における大きな浮き沈みに耐え、続けるのは大変だと思います。

だからこそ、自分の頭でしっかりと考えることが重要だと考えていて。
インデクス投資を選ぶ理由を、自分の言葉で表現できればベターです。

こういう前提で、こう考えるから、インデックス投資を選択しています。
自分なりのロジックというか、理屈を語れるレベルだと理想的でしょう。

インデックス投資においては、理屈を抜きに語れないと思います。
一方で、積立投資を実際に続けていくという経験も大切なのです。

実体験による経験値は大きいと思う

リーマンショック級の大暴落が起きたら、どんな雰囲気になるのか。
相場変動に惑わされて、長期投資をストップしてしまうのだろうか。

最近投資をはじめた人にとっては、まさに未知の世界だと思います。

ブログなどで体験談を書いている人も多く、追体験することは可能です。
ただ他人の体験談であり、自分の精神状況がどうなるかは分かりません。

長期投資を辞めてしまうリスクに対して、やれることは限られています。
想像力を最大限に働かせながら、いまの行動を変えて対策するしかない。

大きな下落相場に耐えるためには、一度経験して慣れておくことも必要で。
下落相場を耐え抜いたのち、上昇相場でリターンを得るという経験も一つ。

相場変動に耐えるためには、何が必要だったかの検証により学びがあって。
経験を積んだことで、慣れという部分では確実にレベルアップしています。

もちろん経験が全てではなく、経験しっ放しでは意味が無いのも事実です。
一方で経験でしか得られないこともあるので、やってみるのは大切なこと。

仮に少額であったとしても、長期分散積立投資をまずは始めてみる。
年齢が若ければ若いほど、まずは早めに挑戦して欲しいと感じます。

登山は慣れと体力が大事

登山においても、経験による慣れという要素は非常に重要です。
いざという時、反射的に動けるほうがリスクは低くなります。

例えば、登山道から転落するリスクはゼロとなることは無くて。
転んでしまったときに、どんな行動を取るべきかは大事なこと。

相対的に危険性が低い低山などで転んだ経験があったとして。
身をもって転ぶ体験をすることで、実際にどうなるかを知る。

登山道を歩くときに、どんな場所で転倒のリスクが高いのか。
実体験による情報の蓄積により、歩き方も改善するでしょう。

また登山は持久力勝負であり、登山には体力が求められます。
体力アップのためには、登山を繰り返すことが最も有効です。

ランニングなどでも代替は効きますが、登山の実践が効果的で。
ワタシも毎週の様に登山をしていた時期は、疲れ知らずでした。

体力の使い方も上手くなりますし、経験を積むことは重要です。

初心忘れるべからず

経験による慣れの要素は、経験でしか得られないものなので大事です。
とはいっても、経験や慣れに頼りすぎてしまうと足元をすくわれます。

人間は楽な方向に流さやすいので、原理原則の再確認も必要でしょう。
「初心忘れるべからず」とは、昔の人も上手いことを言ったものです。

自分なりの考えをしっかりと持ちつつ、経験による情報をプラスする。
実現は難しいかもしれませんが、そんな状態が理想なのだと考えます。

投資も登山も、しっかり準備をすることはリスク回避の観点から重要です。
ただし準備段階で躊躇し続けるのも問題で、エイヤッという勢いも必要に。

まずはやってみること、体験することも大切なことだと思います。
投資であれば少額から、登山であれば低山からスタートが吉です。

投資と登山の共通点は意外と多いのではないかと勝手に考えていて。
今後も共通点を発見次第、ブログの記事でご紹介したいと思います。

2019年3月6日水曜日

事前に計画を練っている時間が楽しい【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

投資と登山には、意外と共通点が多いのではと感じています。

登山が好きなワタシにとって、共通点の発見は趣味のひとつ。
不定期でお届けするカテゴリーで、たまに書きたくなります。

相場と大自然、ジャンルこそ違いますがどちらも予測できない世界。
コントロールできない外部環境に委ねる要素が大きいのは共通です。

だからこそ、コントロールできる自分のことに集中して。
どう行動するべきか、事前に計画を練ることが大切です。

投資も登山も実践にこそ醍醐味があるのは、周知の事実。
ただ、事前に計画を練っている時間も楽しさがあります。

この記事では、投資と登山の共通点「事前に計画を練っている時間が楽しい」について書いていきます。

登山の計画を立てるのは楽しい

決められたルートを進むよりも、自分でルートを決めたい。
様々な価値観がありますが、ワタシはそういうタイプです。

複数人でのパーティー登山が中心ですが、計画者は大体自分。
下界で山行計画を練る時間が、実は結構好きでもありました。

どこに山に行き、登山口はどこにして、どのルートを通るか。
そこで見える景色はどんな感じで、仲間と何を語るのだろう。

妄想を膨らませながらも、現実的な計画に落とし込んでいく。
私の場合は、登山の目的は「仲間と一緒に楽しむこと」です。

行動時間が長すぎるとリスクが高いし、短くてもツマラナイ。
一緒に行くメンバーの体力や技量により、その基準も変わる。

安全な登山で無事に下山するのが、楽しむことの前提条件で。
それを満たすために余裕のある計画を立てることも大事です。

様々な要素を加味して、あーでもないこーでもないと考える。
興味が無い人には面倒かもしれませんが、思考実験が楽しい。

おそらく、主体性を持つと楽しいということなのでしょう。

計画は楽しむためのツールでもある

計画を立てても、登山は思い通りとはいきません。
天候やメンバーの体調等、変数は無数にあります。

計画通りに行かないのが、ある意味では登山の醍醐味です。
とはいえ、無計画で行きあたりばったりではリスクが高い。

登山を楽しむため、その土台には安全が必要不可欠です。
事前に計画を立てておくのは、安全確保にも繋がること。

また、計画があるからこそ外部環境変化にも耐えられます。
そして、リスクのある世界だからこその楽しみも味わえる。

計画は面倒な作業ではなく、登山を楽しむための準備作業。
重要性を認識すればこそ、計画が楽しいのかもしれません。

自分の投資行動を計画する

ワタシが実践しているインデックス投資は、運用中に手間が掛かりません。
準備段階こそじっくり考える必要がありますが、その後はとにかく暇です。

投資に時間が取られないので、投資以外で人生をエンジョイできます。
仕事に打ち込んだり、趣味を極めたり、家族との時間を大切にしたり。

投資が趣味でも仕事でも無い人には、相性が良い可能性が高いです。
ほったらかし投資とも言われる投資法ですが、最初は色々考えます。

市場平均に委ねる投資法なので、注力すべきは自分自身の行動だけ。
生活防衛費やリスク許容度を考え、資産配分をしてファンドを買う。

それぞれについて、自分なりの適正水準を探ることが重要です。
自分自身について悩み考えて、そして行動を計画していきます。

例えばワタシの場合、考えた末に思考停止することになりました。

インデックス投資をする目的は、老後資産のための資産形成です。
具体的な金額目標は掲げずに、今できることを出来る範囲でやる。

投資の目的を満たすため、最も注力すべきは投資を継続すること。
継続するためには「思考停止」という行動が最適と考えています。

この行動計画に至るまでは、投資について多角的に考えました。
そして自分自身の価値観や考え方に、向き合ってきた結果です。

自分のための行動プランを練って、実行して上手くいくか否か。
正解が無い世界で、あれこれ考えるのは意外と楽しいことです。

不確かな世界だからこそ計画する

登山は自然と向き合わざるを得ないので、不確定要素が多いです。
天候変化はもちろんそうですし、自分の足で歩くしかありません。

投資も一緒で、将来の相場変動は正確に予測することが難しい。
リスクがある以上、短期的にリターンが大きく変動することも。

投資も登山も、個人の力では到底及ばない大きな力が影響して。
外部環境が一気に変わる可能性がある、という特徴があります。

無計画なまま不確かな世界に飛び込むと、危険に晒されます。
行き当たりばったりで上手くいくほど甘い世界でありません。

外部環境変化の可能性について探り、現実的な対応を考える。
現実的な対応とは、コントロールできることに集中すること。

つまり、自分自身の行動について事前に計画を練ることです。
自分自身の体力気力、価値観に合わせた行動戦略を考えます。

また、不確定要素の多い外部環境変化にいかに立ち向かうか。
単純にはいかないからこそ、行動戦略には奥深さが必要です。

自分あるいは仲間のために、適切な計画を立てるということ。
主体性の高い行為ですし、思考をぐるぐるすることが楽しい。

経験を積めば計画の精度も高まり、考えるポイントも分かる。
螺旋階段を登っていくがごとく、計画が更に楽しくなります。

将来を自分で掴みに行くのが計画

何かを計画すること、それは妄想の世界かもしれません。
こうなるかもしれないからこうしよう、の繰り返しです。

正解のある世界で、正解に向かって走っていくよりも。
正解のない世界で、正解を考えながら歩いていきたい。

事前に計画を練るという行為は、受け身では出てこない発想。
未来を自分で掴みに行く、だからこそワクワクがあるのかも。

コントロールできる自分の行動を計画するのは楽しいこと。
これからも主体的に、人生をエンジョイしたいと思います。

2018年11月30日金曜日

数字で他人と比較するのはナンセンス【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

投資というのは、お金を増やすためのひとつの手段。
お金を増やすこと、資産形成とも言い換えられます。

資産形成をする理由は、人によって異なるでしょう。
ワタシの場合は、人生を楽しむために実践しています。

投資の成果はお金ですから、数字が深く関係する世界。
それでも、数字が投資の全てでは無いと思っています。

これは登山でも一緒で、数字よりも大切なことがあります。

この記事では、投資と登山の共通点「数字で他人と比較するのはナンセンス」について書いていきます。

数字はたしかに大事です

投資を何故やるのかというと、多くはお金を増やすためでしょう。
お金を減らしたいと考えて、投資をする人はいないと思います。

お金を増やすワケなので、数字化しないと成果が見えません。
投資成果は絶対額だけでなく、比率で捉えることも大事です。

結果を見るときだけでなく、投資の準備段階でも数字は役立ちます。
期待リターンやリスクを数値化して考える、これも大事でしょう。

「なんとなく」ではなく「客観的に比較可能な」数字で考える。
論理的に考えるためにも、数字で捉えるという感覚は重要です。

特に投資は、数字無しで語れる世界では決してありません。

趣味の登山は楽しむことが大事

登山というのは、冒険であったりスポーツであったり。
その捉え方、楽しみ方は人によって異なると思います。

ワタシの場合は、学生時代から社会人まで登山を続けています。
競技としての登山ではなく、趣味として楽しむための登山です。

仲間と一緒に登山の楽しさを共有することに意味があります。
そのため、安全を確保することが重要だと考えていました。

より難易度の高い山を制する、という考えはあまりなくて。
自然と対峙する登山の楽しさを、仲間とともに感じたい。

これまで何座登ったとか、標高何メートルを登ったとか。
あのコースを何時間で歩ききったとか、どうでも良くて。

安全に下山できたか、登山を楽しめたのかが大事なのです。

数字は比較したくなるもの

ビジネスにおいて、物事を数値化して検証することはよくあります。
KPIのように、数値化した中間指標で進捗管理するのは日常茶飯事。

比較検証が容易である数字は、物事を管理するには非常に便利です。
ただ、数字に囚われて本質を見失ってしまうリスクもあります。

客観的な比較ができてしまう数字は、何故か比べたくなるもの。
ワタシが日常接している世界でも、この現象はよく見掛けます。

ブログのPV、Twitterのフォロワー数、積立投資の入金額など。
他人と比較して、高飛車になったり勝手に凹む人が結構います。

ビジネスであれば、競争のために数字比較は必要かもしれない。
仕事でも何でもない世界で他人は他人であり、自分は自分です。

意味の無いことでも、数字があると何故か人と比べてしまう
人間というのは、とても不思議な生き物なのだなと感じます。

インデックス投資による資産形成の本質

投資を何のためにやるのか、人によって違います。
まさに「みんなちがってみんないい」の世界です。

ワタシの場合は、人生を楽しむために資産形成をしたい。
そのツールとして、インデックス投資を続けています。

少なくともワタシにとって、投資は仕事では無いです。
また、他人と競ってお金を増やす競技でもありません。

人生の主役は自分ですから、自分が満足できる水準はどこか。
他人との比較ではなく、自分軸で考えたときに満足できるか。

インデックス投資を始めてから、この考え方に行き着きました。
「足るを知る」という言葉は、まさにこの価値観だと思います。

投資をしていると、数字は大切な要素ですから無視はできません。
ただ、数字に揺さぶられて人生を楽しめないのであれば本末転倒。

繰り返しますが、ワタシは人生を楽しむために投資を継続します。

数字比較よりも大切なこと

登山は、誰かと競い合う競技ではありません。
山岳レースもありますが、あれは特殊な世界。

自然と向き合い仲間と協力しながら、登山を楽しめれば良い。
誰かと競うこともなく、むしろ仲間として楽しさを共有する。

自分なりに、登山との向き合い方が確立されているからこそ。
人と比較することに、価値を見出さなくなったのだと思います。

これは、投資においても全く一緒なのだと考えます。

自らの投資方針が、しっかりと腹落ちしていれば。
他の人の投資方法を妬んだりする必要は皆無です。

家計簿や投資実績を公開している人は、結構います。
相対的に優秀とされる家計簿や投資実績も多いです。

収入や投資金額、リターンなどの数字にはさほど意味は無くて。
その数字に至るまでの行動や考え方にこそ価値があると思います。

数字の大小に注目して、自分と比較しても何も得られません。
真に学ぶべきは、数字の裏付けとなる考え方や行動でしょう。

自分は自分らしい投資を継続すれば良いのだと考えれば。
他人と数字比較するより、投資方針を磨く方が得策です。

投資において、数字が重要であることは揺るぎない事実です。
ただし、数字で他人と比較するのはナンセンスだと考えます。

投資も登山も、自分らしく楽しみながら続けていきたいものです。

2018年8月20日月曜日

尊敬できるエキスパートの条件【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

投資でも登山でも、ワタシは庶民の領域を超えていません。

投資であれば、投資素人らしくインデックス投資のバイ&ホールドです。
相場を読む必要が無く、事前準備をしっかりやれば手間が掛かりません。

登山は冬山も少しやりますが、基本的には3シーズンの一般登山です。
冬山は時期と山域を厳しめに制限して、リスクを抑えています。

ワタシは庶民的な領域で充分ですが、世の中にはエキスパートがいます。
投資も登山も、その道を極めた人のパフォーマンスは凄まじいもの。

ただ、尊敬できるかどうかは実績だけでは評価できないと考えます。
この記事では、投資と登山の共通点「尊敬できるエキスパートの条件」について書いていきます。

登山のエキスパートとは

ワタシが20年ほど続けている登山は、いわゆる一般的な登山です。
荷物を背負って登山道を進み、山頂を目指して登っていきます。

ボルダリングや山岳登攀も登山の一種ですが、少し趣が違います。
登山道を走るトレイルランニングは、登山の進化系でしょうか。

登山を極めるという道、ざっくり分けると2種類あると思います。

高みを目指す

より高い標高を目指す、例えば7大陸最高峰制覇という挑戦があります。
通称「セブン・サミッツ」とも言われ、多くの登山家が達成しています。

日本人でも達成者は多く、最近では日本人最年少記録が話題になりました。

Marin Minamiya|南谷真鈴 公式サイト - Marin Minamiya Official Site

早稲田大学在学中の南谷真鈴さんは、2016年に7大陸最高峰を制覇。
19歳という若さで挑戦を達成、日本人最年少記録を樹立しました。

真鈴(まりん)という名前で登山を極めるとは、面白いですね。

速さを極める

いわゆるトレイルランニングの世界で、山岳レースがあります。
一番有名なのは、歴史のある富士登山競走でしょうか。

トップ - Fuji Mountain Race

標高日本一を誇る富士山を駆け上り、そして駆け降りるという内容。
足腰の強靭さはもちろん、心肺機能の強さも求められるレースです。

他にもハネツネなどは有名ですが、国内で究極とも言える山岳レースがあります。
それは、2年に1度開催される「トランスジャパンアルプスレース(TJAR)」です。

トランスジャパンアルプスレース

コースは日本海から太平洋まで、北・中央・南アルプスの山々を繋ぐ全長400キロ超。
累計標高差約27,000mの過酷なコースを、8日間の制限時間で走破するレースです。

ちょうど昨日まで、2018年8月12日(日)~19日(日)の8日間で開催されました。

TJAR完走者は登山のエキスパート

トレイルランニングの大会というと、有名なハセツネは24時間制限。
それ以外の大会も、数十キロの距離を数時間制限という設定が多いです。

そんな中、TJARは400キロ超を8日間制限という設定が非常にユニークです。
主要な登山道がコースなので、登山の究極版と言っても過言ではないでしょう。

TJARを完走することは、きっと登山エキスパートの名に相応しいでしょう。

圧倒的な登山知識と経験が無ければ、このコースを走り切るのは不可能。
普段はトレラン大会に興味のないワタシですが、凄いレースだと思います。

レースよりも登山者救援を優先

TJARを完走するだけでも充分過ぎるほどスゴイことです。

それだけではなく、同じ登山道を進む一般登山者への配慮が素晴らしいのです。
2018年大会では2回、選手が一般登山者を救援するという出来事がありました。

レースに参加する選手でありながら、一人の登山者であることを忘れない。
山の総合力を問われる究極のレースだからこその行動なのかもしれません。

凄い実績を上げる人はエキスパートですが、尊敬できるかどうかは別次元。

立場や地位に驕ることなく、一人の人間として正しく振舞えるかどうか。
それが一番重要な要素ではないかと、改めて感じたのでした。

投資のエキスパートとは

投資のエキスパートというと、どんな人を思い浮かべるでしょうか。

ウォール街のエリート証券マンか、投資で億り人を達成したトレーダーか。
ワタシは投資分野での経験値が浅く、上手くイメージできないのが実態です。

インデックス投資は、国内ではエキスパートはまだ居ないのかもしれません。

というのも、バイ&ホールドによる長期投資が大前提になります。
投資環境が整備されたのはこの10年ほどで、まだ歴史が浅いです。

インデックス投資を実践し続け、業界を変えてきた先駆者の先輩方がいます。
この事実はとても有り難いですし、情報発信し続ける姿は素直に尊敬します。

ただ、インデックス投資の道を極めたエキスパートという意味で考えたとき。
おそらく日本国内ではエキスパートはまだ不在で、今後の話になるのでしょう。

金融業界関係者がエキスパートだとして

投資におけるエキスパートの定義が曖昧ですが、一つの答えは金融業界のプロ。
運用会社や証券会社で働いている業界関係者は、きっとエキスパートでしょう。

金融知識が豊富なエキスパートのなかで、尊敬できるのはどんな人か。
ESG投資を実践しているとか、人によって様々な捉え方があるでしょう。

ワタシの場合、ポイントは金融弱者に寄り添えるかどうかだと思います。

中小企業経営者であったり、資産家ではない一般庶民の個人投資家など。
こうした人たちと、価値観や目線を合わせることができるかどうかです。

不要な顧客であるからと、バッサリ斬り捨てることもできるでしょう。
ターゲット層ではないが故に、全く接点が無いケースもあるでしょう。

それでも、利益の源泉を金融弱者に依存するビジネスモデルを構築しないとか。
金融弱者の資産形成を阻害しないとか、そういう関わり方だってあるハズです。

尊敬に金銭的価値は無いけれど

誰かから尊敬されたからといて、そこに金銭的な価値はありません。
資本主義のもとでは、尊敬という耳障りの良い言葉は無意味かもしれません。

それでも、人生における幸せという括りのなかでは大事な要素だと思います。
どう感じるかは人次第ですが、ワタシは尊敬という概念を大事にしたいです。

TJARという究極の山岳レースをネット観戦しつつ、そんなことを考えたのでした。

2018年8月12日日曜日

思い切って身を委ねることも大事【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

投資の場合は、売り手と買い手の思惑が交錯するなかにお金を投じます。

その値動きはまるで生き物のように、複雑に上下しながら推移します。
相場の変動は、ランダムウォークしているとも言われます。

登山の場合は、自然の中に身を置き、歩きながら自然と対峙するもの。

天気はもちろん、気温の変化、風の強さなどが刻々と変化します。
文明の力は使えないので、その全てを受け入れるしかありません。

投資も登山もその性質上、自己完結とはいかない世界です。
向き合うべき相手や環境があるからこそ、そこには面白さがあります。

複雑に変化する環境に対して、抗うべきか身を委ねるべきか。
身を委ねるという、受動的な選択肢も大事なのではと思います。

この記事では、投資と登山の共通点「思い切って身を委ねることも大事」について書き綴ります。

自然と向き合うのが登山の醍醐味

当たり前ですが、人間は1日というサイクルを繰り返しながら生きています。
夜が明けて、太陽が昇り、やがて太陽が沈んで夜となり、その繰り返しです。

登山であれば、夜明けとともに出発、太陽が昇りきる頃までに次の目的地へ。
明るいうちに食事などを済ませ、暗くなったら眠りについて英気を養います。

電灯で夜の行動時間を延ばすことなく、自然を受け入れるということです。

天気の視点で考えてみても、観天望気やラジオ天気などで変化を予測する事はできます。
ただ自然が相手なので、実際にどうなるかは未知数です。

その場では、実際に起きている気象状況を受容するしかありません。

登りは暑いと嫌だなと思ったら快晴、頂上では晴れて欲しいと思ってもガス。
天気の変化は完璧な予想が難しく、思うようはいかないものです。

自然のなかで不自由が多い反面、全身で自然を感じることができる。
登山の醍醐味というのは、まさにココにあるのかもしれません。

市場参加者の総意である市場平均

投資には、実に様々なスタイルがあります。

市場平均を上回ることを目指すアクティブ投資。
市場全体の持続的成長に賭けるインデックス投資。

ちなみにインデックス投資は、市場平均指数に連動した投資成果を目指します。

市場に参加する投資家による全ての売買により、市場平均は決まります。
投資家の「〇〇だから売る」「〇〇だから買う」という思惑の総意です。

その市場平均に対して、抗うのか身を委ねるのか。
答えは人それぞれですが、ワタシは身を委ねます。

投資素人であるワタシには、それが最良の選択だと考えるからです。

市場参加者の多くはプロ

株式市場における株価は、市場参加者の思惑が交差する売買により価格が決まります。
市場参加者の大多数は機関投資家と呼ばれるプロであり、投資を生業にしています。

投資素人の個人投資家には想像もできないくらい、大変な作業なのでしょう。
大量のリソースを投下し、高度な分析結果を踏まえて投資しているハズです。

こうして形作られる市場平均株価は、短期的に乱高下することもあります。
ただし長期的に見ると、企業の利益成長と似たような動きをするようです。

売買しているのは人間なので、どうしても感情で動く部分もあります。
右往左往しつつも、長期的には平均回帰性が期待できます。

プロによる売買で市場平均が決まっていることを考えれば、尚更です。

自然に寄り添うことで得られるもの

現代社会は便利である一方、複雑化していて精神的に消耗することもあります。
そんな時に自然の中に思い切って飛び込むと、見える世界が変わるかもしれません。

前述の通り、自然というのは常に変化して予測不能なところがあります。
そして、登山はその自然を全身で感じながら楽しむものです。

人間は自然の中では小さな存在で、自然をコントロールできません。
こうした前提で考えたときに、自然に抗うべきか身を委ねるべきか。

身を委ねるという選択をした場合、自然に振り回されることも多くなります。
ただ自然に寄り添うことで、多くの気づきを得ることができると考えます。

気付きとは具体的に何かと言われると、一言で表現するのは難しいです。

当たり前のように繰り返させる日常が、実は特別なことだと気づいたり。
悩んでいることがあっても、気楽に構えていれば何とかなると悟ったり。

自然という、予測不能ながらシンプルな世界に身を委ねることで。
心の中のモヤモヤがスーッと消えていく感覚は、あると思います。

勇気を出して身を委ねます

投資において、市場平均に身を委ねることで得られるもの。
それは、長期投資を前提とした期待リターンの獲得です。

上場企業は、事業継続のために利益を上げ続けてくれることでしょう。
各企業の株価は、投資のプロが概ね適正な価格をつけてくれるでしょう。

主要な国における広く分散された市場平均に身を委ねていれば。
中長期的にある程度のリターンが期待できると考えています。

大儲けは難しいでしょうが、身を委ねる価値はあると思っています。
投資素人が市場平均に抗うよりも、確度が高いと考えるからです。

身を委ねるという選択は消極的である、と感じるかもしれません。
ただ実際に選択する時には、思い切って飛び込む覚悟も必要です。

ワタシが、インデックス投資について学んで考えた結論がコレです。
自分でコントロールが難しい世界であれば、身を委ねることも大事。

登山を通じて実際に体感してきた感覚と、近いのかもしれません。

だから、投資では市場平均に委ねるという選択をすることにしています。
登山では思う存分、自然と向き合って心をリフレッシュさせています。

思い切って身を委ねて、その世界を思いっきり楽しむことで得られるものがある。
そんなことを考えながら、投資も登山も存分に楽しむ人生を過ごせたら幸せです。

2018年7月30日月曜日

雑談を楽しみながら仲間と一緒に歩んでいく【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

長期投資を前提としたインデックス投資を実践しているワタシ。
今後数十年にわたり、バイ&ホールドを続けていくつもりです。

投資を続けていくうえで、モチベーションをどうやって維持するか。
色々な方法がありますが、ひとつの方法が仲間をつくることです。

登山にも様々なスタイルがあるものの、ワタシが好きなのはパーティー登山
複数人で荷物を分け合って、寝食を共にし、ともに歩んでいくスタイルです。

この記事では、投資と登山の共通点「雑談を楽しみながら仲間と一緒に歩んでいく」について書いていきます。

辛い登りこそ雑談が重要

登山の場合、登りというのは息が切れてなかなか辛いものです。
下を向いて歩いていると、精神的にも苦しくなってきます。

一人だと孤独との闘いですが、パーティー登山なら仲間がいます。

息を切らしながらも、雑談をすると気が紛れてラクになります。
黙々と登るよりも、無駄話をしながら歩くと楽しいものです。

また、同じ目的を持った仲間との会話はどんな話題でも楽しいもの。
これは不思議な感覚ですが、腹を割って話せるからかもしれません。

道迷いするほど話に夢中になっては本末転倒ですが、雑談は気分を楽にする。
そして、雑談という何気ない会話が仲間同士の絆を深めるのかもしれません。

長期投資を志す個人投資家のTwitter

個人投資家同士の会話、リアルではなかなか機会がありません。
イベントなどで会った時、投資の話をしたくなるものでしょう。

一方で、いまはネット上で気軽に交流することもできます。
いまのところ、ワタシはTwitterを活用させて貰ってます。

Twitterでの会話は、投資絡みの話題と他愛のない話題が半々くらいでしょうか。
人によっては、他愛のない話題でネタを振り合う高度な会話を楽しんでいます。

ハッキリ言って投資とは全く関係ない話も多いですが、これはこれで楽しいです。

辛味投資家という新ジャンル

さて、長期投資を志す仲間の中で参加人数の多い話題があります。
それが、辛味をこよなく愛する辛味投資家という緩い繋がりです。

辛味投資家と言えば、サボテンアイコンのすいさくさんが話題の中心。
辛味関連のツイートがあれば、光速でリツイートしてくれる辛味界の良心的存在です。

すいさくさんが選んだ辛味FCのイレブンに、光栄にも選出されたのが先月のこと。

ここから、ワタシの辛味魂に火がついて辛味街道をまっしぐらです。

順調に辛味許容度を上げていき、中本の北極ラーメンを食べるまでに成長。
これも、辛味FCや辛味投資家というTwitterの謎の繋がりがあってこそ。

辛味は投資と全く関係の無い話題ですが、会話の積み重ねで絆が生まれる。
辛味話が比較的多いですが、たまには投資の真面目な話もできる関係性です。

辛味投資家、そして辛味FCというTwitterの不思議な繋がりも大切にしたい。
この繋がりは、暴落相場で辛い(つらい)時にこそ活きてくると信じています。

退屈なインデクス投資だからこそ雑談を

イデックス投資は、いざ始めていしまうとやることがありません。

だからこそ、長期投資を志す仲間との関係性構築に時間を割くこともできます。
仲間づくりこそが、長期投資を「続ける」ために必要なことだと感じているからです。

投資仲間をつくるとき、当然ですが投資の話題は必要不可欠でしょう。

でも人間同士の関係性構築という意味では、投資の話題だけは難易度が高いです。
雑談のような他愛ない会話こそが潤滑油であり、人間性も透けて見えてきます。

雑談こそが全てと言うつもりはありませんが、雑談も楽しみたいところです。

雑談も楽しみながら共に歩む

パーティー登山では、雑談によって辛い登りも乗り越えていけます。
山頂に辿り着いた感動、仲間と一緒に分かち合うことができます。

バイ&ホールドの長期投資は、相場の荒波に耐えながら続けていくもの。

暴落相場で辛い(ツライ)ときは、カライと冗談を言いながら励まし合って。
数十年後にも一緒に投資を続けていたら、本当に素晴らしいと思います。

登山で繋がった仲間は、寝食を共にしながら過ごした間柄です。
雑談も含めて深めていった絆は、きっと一生モノだと思います。

「雑談を楽しみながら仲間と一緒に歩んでいく」ことを通じて。
投資でも、登山のような深い絆の仲間を作れたら嬉しいです。

2018年7月24日火曜日

1歩の積み重ねがいずれ大きな成果となる【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

登山というのは、とても地味なスポーツです。

登山道を1歩ずつ、自分の足で歩き続け、山頂を目指します。
何時間も掛けて山を登り、そして下る。ただそれだけです。

例えば、ジェットコースターのような乱高下はありません。
機械のチカラに頼らず、人力でゆっくりと進んでいきます。

投資はというと、投資手法によって歩む道は千差万別です。

ワタシが実践しているインデックス投資は、コツコツ積立投資が基本。
積立投資を長期間継続することで、資産形成を目指しています。

この記事では、投資と登山の共通点「1歩の積み重ねがいずれ大きな成果となる」について書いていきます。

一定のペースで歩き続けることが大事

一般登山道を歩く登山の場合、重要なのは歩みを止めないこと。

ハイペースで登っても、途中でバテてしまったら大変です。
また、頻繁に休憩していてもなかなか進むことができません。

6時間前後の行程を想定した場合、50分間歩いて10分休憩。
これくらいのペースで歩き続けると、ちょうど良い感じに。

体力に応じて個別対応が必要ですが、一般的には上記のイメージです。

登りであれば、息が切れないくらいのペースが理想です。
下りであれば、足に強い衝撃を与えない程度が良いですね。

1歩1歩足を前に出し続けて、できるだけ止まらないようにする。
体力を温存しながら、登山で歩ききるために必要な考え方です。

登山中にやっていることは、本当に地味なことなのです。

長期投資はコツコツ投資を続けることが大事

個人投資家による長期投資、特にインデックス投資は継続こそが重要です。

投資をしたら、それをずっと保有し続ける。
バイ&ホールドが基本戦略になります。

また、サラリーマン投資家であれば、給与収入の一部を定期的に積立投資へ。
ドルコスト平均法の積立投資(定期定額投資)を続けるのが良いとされています。

コツコツと積立投資を続けることで、投資額が徐々に大きくなっていく。
投資額が大きくなれば、複利効果によって資産形成の加速が期待できる。

定期収入のあるサラリーマンだからこそできるのがコツコツ投資です。

1回あたりの投資額が数千円~数万円だとしても、何十年と続けるとどうでしょう。
投資額や期待リターンによりますが、数千万円単位の資産形成も夢ではありません。

暴落相場に遭遇しても、本業による収入を絶やすことなく積立投資を続ける。
やるべきことは極めて単純ですが、続けるのは意外と難しいようです。

歩き続けた先に見える景色は格別です

一般的に、登りはじめの登山口は森林に覆われていることが多いです。
山頂に近づくと視界が開けてきて、気持ちの良い展望となります。

1歩ずつ登り続けることで、標高差1,000mを登ることだってできます。
東京タワー3つ分(333m×3)の高さを、数時間で登ってしまう計算です。

1歩で稼げる標高はたかが知れていますが、積み重なると結構な標高に。
特別な人間で無くとも、一般的な体力と気力があれば十分に達成可能です。

1歩を積み重ねて、自分のチカラで登った先ある景色は、本当に特別なもの。
山の景色は純粋に綺麗ですが、現実以上に美しく見えるのかもしれません。

この記事のアイキャッチ画像は、南アルプスの仙丈ケ岳で撮った写真です。
大学時代の仲間と秋晴れのもとで見たあの景色、今でも脳裏に焼き付いています。

投資を続けることで得られるもの

ワタシの場合は、投資による資産形成に目標額は不要であると考えています。

積立投資を続けていったその先に、どんな未来が待っているのか分かりません。
それでもきっと、現時点では見えていない何かが見えてくるのだと思います。

果たして良い景色が待っているのかどうか、現時点では想像しかできません。

投資の金額的なゴールが無くても、コツコツ投資を続けることで養われるもの。
それが金融リテラシーであり、自分で考えて投資するからこそ身に付くもの。

誰かに言われるままではなく、自分自身で悩み考えて1歩を踏み出すこと。
そして自分の足で歩き続けること、その積み重ねが重要なのだと思います。

投資による資産形成を登山に例えるなら

相場は山あり谷あり、過去の歴史からも大きな変動が十分に起こり得ます。
リスク資産に投資していれば、アップダウンを覚悟しなければいけません。

それでも、長期的には緩やかに成長すると信じて長期投資を続けるワケです。
資産形成期においては、アップダウンを繰り返しながらも登りがメイン

息が苦しくなる時期もあるでしょうし、心身ともにタフさが求められます。
それでも1歩を踏み出し続けることで、着実に登ることができるハズです。

年月が経ち、資産活用期に差し掛かる頃には、それなりの標高に到達していることでしょう。
資産活用期に入ったら、その後は緩やかな下りが続くことが想定されます。

登りとは違った大変さがありますが、山道を歩き続けた経験値があります。
登りよりは体力的にラクなので、景色を見る余裕もあるかもしれません。

登山道を踏みしめる1歩の積み重ねで、登山における歩き方を体で理解する。
投資で言い換えるならば、ここで習得するのが金融リテラシーですね。

資産形成期のアップダウンを自分のチカラで乗り越えると、精神的にも鍛えられます。
そして心の余裕が生まれ、目の前の景色がより鮮やかに映し出されるハズです。

だから、投資も登山も「1歩の積み重ねがいずれ大きな成果となる」と考えます。

アップダウンを乗り越えた先にある、資産活用期に見える景色はきっと素晴らしい。
そんな希望を抱いて、これからもコツコツ投資を続けていきたいと思います。

2018年6月22日金曜日

事前準備はしっかりやろう【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

インデックス投資をはじめるとき、準備期間が1ヵ月ありました。
その理由は、つみたてNISA口座の開設に時間が掛かったためです。

口座開設で待たされていた当時は、1日も早く手続きが終わって欲しかったです。

ただ、いま思えば、準備期間として十分な時間があったのは幸運だったと思います。
インデックス投資を始める前の事前準備を念入りに行うことができたからです。

この記事では、登山歴15年以上のワタシが、投資と登山の共通点「事前準備はしっかりやろう」について書き綴ります。

登山で事前準備が大事な理由

登山には、日常生活と異なり、山であるが故の不自由さやリスクがあります。

当たり前の話ですが、山の中には電気ガス水道はありません。
必要に応じて、電池・ガス缶・水を担いで、自力で運びます。

それ以外にも、登山を安全に楽しむための登山用具は沢山あります。
登山の難易度・季節・行程などに応じて、手持ちの装備を考えます。

山のなかでも生きていくため、また安全に登山を楽しむため。
事前のパッキング(荷造り)は、結構大事な要素となります。

パッキング以外にも、ルート選定、登山届の準備・提出など。
登山に行く前にやっておくべき準備、実はたくさんあります。

それらは全て、登山を安全に楽しむための準備に他なりません。
登山は死んでしまったら終わり。安全に楽しむことが最重要事項なのです。

長期投資を続けるのは難しい

投資のプロである機関投資家と違い、個人投資家は短期的な成果を求められません。
そのため一般的に、個人投資家には長期投資が向いていると言われています。

ただ、長期投資が向いているとしても、実際に長期投資を続けられるかは別問題。
投資を続けるというシンプルな課題ですが、意外と難しいとも言われています。

Twitterでフォローさせてもらっているファイナンシャル・ジャーナリストの竹川さんも、このようにツイートされていました。

暴落相場に遭遇すると、投資からの撤退を余儀なくされる個人投資家が多いようです。

ツイートのなかでは「不安になった時に個人投資家同士で語り合う場があるといい」と言及されています。
これは、暴落相場で感情に流されがちな人間の精神的な脆さに言及しているとも取れます。

「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ」のような交流会があるのは、とても大事なこと。
加えて、投資方針について悩み考え抜いて長期投資の胆力を養うことも大切だと思います。

表現を変えるならば、自分自身の投資方針をしっかりと腹に落とすということ。

長期投資でお金を増やそうとしても、暴落相場で振り落とされたら損失を抱えての退場です。
こうした事態となってしまうのは避けたいところです。

暴落相場で振り落とされないための事前準備

悩みながらも考え抜いて、オリジナルの投資方針を固めていく。
投資を始める前、事前準備段階でやっておきたいところです。

もちろん、投資を始めてからでも遅くはありません。

ところで、投資の事前準備で考えておくべきコトとは何か。
インデックス投資であれば、水瀬ケンイチさんのこの記事をおススメします。

インデックス投資の具体的方法 8ステップ

水瀬さんの著書「お金は寝かせて増やしなさい」でも、書かれているのは大体同じ流れです。

記事に書かれている内容を参考にしながら、この順番で自分なりに考えてみる。
書かれている内容を鵜呑みにせず、自分の頭で考え抜くことが大事です。

そのことで、自分自身の投資方針が腹落ちし、暴落相場でも振り落とされない胆力が養われるのだと思います。

ちなみに、ご紹介した記事は2011年に書かれたもの。情報が少し古い部分もあります。
2017年12月に発行された著書のほうが、当然ながら最新情報も反映された内容です。

「お金は寝かせて増やしなさい」を参考に、じっくり考えることをおススメします。

事前準備によって長く楽しめる

事前準備と聞くと、面倒くさそうな印象を持たれるかもしれません。
ただ、事前準備こそが重要であり、長く続けるためのコツだと感じています。

インデックス投資はスタートから間もないですが、投資経験は5年以上。
あのリーマン・ショックも、リアルタイムで経験させてもらいました。

当時は投資方針も曖昧でしたが、ドルコスト平均法を盲目的に信じていました。
このまま積立を続けていけば、きっと何とかなるだろうと考えていました。

だからこそ、リーマン・ショックでも積立投資を続けられたのでしょう。

登山のほうは、高校時代から通算15年以上続けていて、そろそろ20年になります。
学生時代から登山を続ける中で、自分自身の登山スタイルも固まってきました。

これは、学生の時から「安全で楽しい登山とは何か」を実直に考え、試行錯誤を繰り返した結果でもあります。
お蔭さまで、これまで大きな事故に遭うことなく登山を続けることができています。

登山は一生モノの趣味だと言われますが、まさにその通りですね。

事前準備は将来きっと役に立つ

少しだけ面倒かもしれませんが、事前準備はしっかりと。

投資も登山も、長く続けるからこそ楽しめるというもの。

ちょっとの努力を乗り越えれば、この先もずっと続けることができる。
長期的な視点で考えれば、大した労力ではありません。

自分の頭で考え抜くという事前準備は、将来きっと役に立つハズです。
お金を掛けなくても、思考を巡らせるだけで良いのです。

今からでも遅くありません。事前準備はしっかりやりましょう!

2018年6月6日水曜日

リスクと向き合うことが最重要【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

最近、登山関係で悲しいニュースを見掛ける機会が多いです。

栗城史多氏のエベレスト死亡事故。
新潟県・五頭連峰での親子遭難死亡事故。
残念ながら、どちらも尊い命を失う結果となってしまいました。

どれだけ登山を楽しめたとしても死んだら終わり、生きて帰ることが絶対条件です。

投資には生死こそ関係ないですが、リスク許容度の範囲内で続けることが重要です。
特にバイ&ホールドによる長期投資の場合は、「続ける」が最重要課題になります。

この記事では、登山と投資の共通点である「リスクと向き合うことが最重要」について書き綴ります。

2つの登山死亡事故から学ぶべきこと

栗城史多氏のエベレスト挑戦は、登山関係者以外にも結構有名だったと思います。
だからこそ、死亡事故のニュースが大きく報道され、世間の注目を集めました。

色々言われている栗城氏ですが、登山の実力がどの程度だったかは想像の域を超えません。

ただ、エベレスト登山のなかでも難度が高いルートを選択していたのは事実です。
そして、結果的に体調不良による下山中に滑落して亡くなってしまいました。

https://lineblog.me/kuriki/archives/1062435541.html

また、同時期に大きく報道されていたのが、新潟県・五頭連峰での親子遭難死亡事故。
雪が残る900m前後の山に登っていたところ遭難、沢の付近で遺体が発見されました。

五頭連峰:新潟の親子か、2遺体発見 6日から連絡取れず | 毎日新聞

これらの事故から学ぶべきは、低山であれ世界一の山であれ、登山は死と隣り合わせということ。
最悪の場合は死に至るというリスクを意識して、登山することが大事なんだと思います。

もちろん自然が相手なので、リスクを完全にコントロールすることは不可能です。
それでも、きちんとリスクと向き合い、そしてリスク回避の方法を模索する。

死んだら終わりという前提に立つと、リスク管理に意識を向けることは超重要です。

新潟遭難事故から学ぶ親子登山のリスク管理

栗城氏のエベレスト登山は、ワタシの様な一般登山者には語れないレベルの話です。
世の中には賛否両論ありますが、参考までに森山憲一さんの記事を紹介しておきます。

“賛否両論の登山家”栗城史多さんとは何者だったのか | 文春オンライン

さて、考えたいのは新潟県・五頭連峰での親子遭難死亡事故についてです。

ワタシは登山歴15年超の登山愛好家で、子供も3人います。
いつか親子登山をしてみたいと考えています。

だからこそ、今回の遭難死亡事故は他人事ではありませんでした。

遭難死亡事故が起きた五頭連峰は、5月初旬に山開きが行われたばかり。

「山開き」と聞くと、その後であれば安全だと勘違いされるかもしれません。
標高と地域にもよりますが、6月くらいまでは雪が残っていることも多いです。

同じ山でも、残雪期と無雪期では難易度が全然違います
まったく別の山になると言っても過言ではありません。

1,000mに満たない山とはいえ、残雪期の山に子供を連れていく。
なかなかリスクの高い選択であったと考えます。

自分自身や同行者の登山レベルや装備に応じて、相応の山をチョイスする。
最低限、この段階でしっかりリスクコントロールしておきたいところです。

登山では命を落とす危険性もあるので、安全寄りに判断する。無理をしない。
仕事ではなく趣味としての登山であれば尚更、この意識を強く持ちたいです。

ワタシが親子登山をやるとしたら

ワタシが自分事として考えてみると、親子登山は無雪期が大前提になります。

天候が安定している日を選ぶのも必須です。天候が悪そうなら中止ですね。
地図やコンパス、ツエルトなど装備はしっかり整える。もちろん登山届も出します。

その上で、登山道がしっかり整備された高尾山や、コースタイムが短い車山など。
万が一の時に、エスケープしやすい登山ルートを選ぶべきだと考えます。

ワタシの登山歴は学生時代から15年超、登山を通じて素晴らしい景色を見てきました。
また、仲間との登山はどれも貴重な経験で、濃密な時間を共有してきました。

だからこそ、子供にも登山の楽しさや充実感を経験して欲しいと願っています。
と同時に、リスク管理の重要性についても、しっかりと伝えていきたいです。

リスクを見極めないと、楽しいはずの登山が、突如として悲劇に変わる。
繰り返しますが、下山できずに死んでしまったら終わりなのです。

投資はリスク許容度の範囲内で

投資であっても、基本的な考え方は登山と同じです。

投資の場合はリターンに注目しがちですが、リスクも意識する必要があると思います。
複利計算のシミュレーション結果のように、右肩上がりの理想的な相場は存在しません。

リターンとリスクは表裏一体であり、投資にはリターンのブレ(リスク)が付き物です。

リスクをどこまで許容できるのか、前提として生活防衛費をどれだけ備えるのか。
ハッキリ言って地味な作業ですが、投資を続けるために必要不可欠なことだと考えます。

投資はリスクがあるからこそ、リターンを得られる可能性があります。
登山もリスクがあるからこそ、楽しさや充実感が味わえるのです。

自分にとって都合の良い部分だけでなく、リスクにもちゃんと向き合う。
可能な範囲でリスク管理を徹底する、地味だけど大切なコトだと思います。

長期投資を続けるために

ワタシはインデックスファンドによる長期積立分散投資を実践し、バイ&ホールドし続けたいと考えています。
このブログを書いているのも、長期投資へのモチベーションを保つために他なりません。

ところが、続けることが実は難しくて、ハードルが高いとも言われています。
例えばリーマンショック級の暴落に見舞われたとき、感情に左右されて狼狽売りするかもしれません。

狼狽売りにより市場から退場することは、長期投資が終わることを意味します。
稲妻が輝く瞬間に立ち会うこともできず、期待リターンを得られない可能性が高そうです。

どんな事態にもドッシリと構えていられるように、リスク許容度の範囲内で投資を続ける。

個人投資家が長期投資を続けるためには、リスクと正面から向き合うことが最重要です。
このことを肝に銘じて、これからもインデックス投資を続けていきたいと思います。

2018年5月11日金曜日

何を目指してどう達成するかは十人十色【投資と登山の共通点】

青井ノボルです。

投資と登山は全く違うジャンルですが、実は共通点が多いと言われています。
言われていないかもしれませんが、共通点が多いということにしておきます。

高校時代から始めた登山ですが、15年以上続けている大切な趣味でもあります。
登山に対して真面目に向き合っていた期間が長いので、登山知識は無駄に豊富です。

そんなワタシが、投資と登山の共通点についてアツく語ってみようと思います!
今回のテーマは「何を目指して、それをどう達成するかは十人十色」で書いてみます。

投資のハードルが下がり一般庶民でもできる時代

投資は資産を大きくすることが目的ですが、誰かと順位を競い合うものではありません。
幅広い選択肢が用意されていて、それぞれのスタイルで、自由に投資ができます。

一部年齢制限こそありますが、誰でもインターネットで証券口座を簡単に開設できます。
また、パソコンやスマホさえあれば、簡単に取引をすることもできる便利な時代です。

投資商品も、以前は資金量が無いと投資のスタート地点にも立てませんでしたが、
投資信託は100円から投資ができます。株式もミニ株(単元未満株)がありますね。

もしかしたら、投資はハードルが高いと勘違いされている人も多いかもしれません。
いまや投資は富裕層だけの特権事項ではなく、ワタシのような一般庶民もできる時代なのです。

いつ、どの投資商品を、どの口座で、どういう投資スタイルで、何のために投資をするか。
選択肢は豊富に揃っていて、その中から誰にも強制されることなく、自分で選択できます。

 

登山は老若男女が挑戦できる身近なアウトドア

登山は老若男女に親しまれているアウトドアスポーツで、それなりの知名度を有しています。
約十年前に山ガールブームが到来し、30歳代前後の比較的若い世代にも浸透してきました。

実際にここ数年は、学生パーティー以外にも比較的若い方が増えているように感じています。
これは良い傾向で、普通の人が登山を親しむ機会が増えていると言っても過言ではありません。

登山は特別なスキルを必要とせず、誰かと競い合うことがないスポーツです。
それでいて、手軽なハイキングから本格的な山岳登攀まで、幅広い楽しみ方があります。
厳密には競技になってるモノもありますが、一般人には無縁の世界なので無視します。

いつ、どの山を、誰と、どのルートで、どういう登山スタイルで、何のために登るのか。
いくつもの選択肢の中から誰かに強制されることもなく、自分で決めることができます。

 

投資の目標や達成に向けた投資法の選択は自由

ここまでを振り返ると、投資と登山の共通点がいくつかあります。

  • 老若男女を問わず、誰でも参加でき、入口段階での敷居が高くない
  • 誰かと競い合うことがなく順位もない。自分のペースで向き合えばOK。
  • 複数の項目について、複数の選択肢から自分で選ぶことができる。
  • 何をやるか、そもそもやるかやらないかの判断を自由にできる。

特に、幅広い選択肢から自分で自由に選べるのは大きな特徴だと思います。

投資の目標というのは、資産を増やしてどんな人生を送りたいか、人生の目的地を設定するようなもの。
「5年で億り人になって経済的自由を勝ち取りたい」「40歳までにセミリタイアしたい」「定年退職後に余裕ある老後生活を送りたい」など、投資の目標は十人十色です。

これらの目標を達成するために、数ある投資法の中から何を選ぶのか、自分で自由に選ぶことができます。
「インデックス投資」「アクティブ投資」「バリュー投資」「グロース投資」「高配当株投資」などなど。
ここに全てを書ききれないほどに、極論を言えば人の数だけ投資法は無限に存在すると言っても過言ではありません。

投資の目標(目的地)に辿り着くために、数ある投資法(ルート)から何を選ぶかは自由です。
コア・サテライト戦略で複数の投資法を組み合わせても良いでしょう。

投資には「目標はこうあるべき」「投資法はこれでないとダメ」というルールは存在しません。
(当然ですが、インサイダー取引などの犯罪行為はダメですよ)

株の信用取引で一気に億り人を目指すも良し、長期積立分散投資でゆっくり資産形成するも良し。
投資を続けるには、リスク許容度に応じた投資法の選択も必要ですが、基本は自由です。

 

登山の目的地やルートは自分で自由に決めるもの

登山であれば、目的地となる山は日本国内だけでも約16,000座あります。

また、山には登山ルートがありますが、1つの山に1ルートとは限りません。
同じ山でも、登山口やルートを変えることで全く違う楽しみ方ができます。

例えば、首都圏で多くの人に親しまれている高尾山の登山ルートはどうでしょう。

ルートは7つあり、同じ山(目的地)でもバリエーション豊かなルートで何度でも楽しめます。

また、ケーブルカーやリフトを使うという選択肢もあり、それらを組み合わせてもOKです。

ちなみに山域は限られますが、いわゆる山岳登攀であれば、そのルートは無限大です。
登山はこうでなければならないという明確なルールが無いからこそ、自由に選択できます。
(当然ながら、重要文化財などに無許可で登るような犯罪行為はダメですよ)

ハイキング気分の低山を選んでも良いし、北アルプスで山岳登攀を選ぶのもありです。
安全確保のためには、レベルに応じた山選び・ルート選びも必要ですが、基本は自由です。

 

自分で選んだ方法で楽しみながら目標達成を目指せるのが醍醐味

投資も登山も、何を目指すのかという点において多様性が認められていると思います。
「ゴールはこれです」というルールが無いため、目標を自由に選ぶことができます。

また、自由に定めた目標をどう達成するか、その方法を数多くの選択肢から自由に選ぶことができます。
投資であればどんな投資法を選ぶのか、登山であればどんなスタイルでどのルートを選ぶのか。
自分で選んだ方法を楽しみながら、目標達成を目指せることが醍醐味の一つなのかもしれません。

というわけで、投資と登山の共通点は「何を目指してどう達成するかは十人十色」でした。

投資のハードルが大きく下がったことに感謝しながら、ワタシはこれからもワタシらしく。
これから歩むべき道を模索しながら、インデックス投資を続け、まだ見ぬ頂を目指します!

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青井ノボルです。 大変お久しぶりとなりましたが、元気に生きています。 約1年間、ブログの更新を止めていた期間はというと。 特段の理由は無いのですが、投資から離れていました。 家族との時間を過ごし、サラリーマンとして仕事して。 趣味で息抜きしつつ、家事をこなすという平穏な日々。 子...

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