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2020年11月28日土曜日

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020に投票しました


青井ノボルです。

2018年2月にインデックス投資を中心としたブログを書きはじめ。
早いもので3年弱が経過、あっという間であったと感じています。

個人投資家が良いと思えるファンドに投票して投資環境を切り拓く。
FOYに込められたその想いは素晴らしいと素直に感じるところです。

年に1度の大イベントですが、今年はコロナ禍の影響を受けています。
表彰式はオンラインとなっており、リアル参加はできないとのこと。

それでもFOYの価値が変わることは無いですし、次に繋がっていく。
実行委員の皆様には感謝したいですし、開催されたのは嬉しいです。

この記事では、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」に投票したことについて書いていきます。

今年は特殊な1年でした

2020年、これまでにない外部環境変化が起きた1年でした。
オリンピックイヤーでしたが、まさかの延期となりました。

新型コロナウィルスがここまで世界を変えることになるとは。
投資的にもコロナショックがあり、その後の上昇傾向があり。

コロナに振り回された1年、そんな時だからこそほったらかし。
ワタシの場合は、投資を全然意識しない1年間でもありました。

外部環境変化を捉えることの困難さを感じた人も多いでしょう。
こういう時だからこそ、長期分散積立投資の良さが光りますね。

ワタシの場合はどんな投資環境でもやるべきことは変わらない
変える必要が無いわけですが、その想いは一層強くなりました。

言うならば「基本に忠実にありたい」ということだと思います。

2020年はあのファンドで

投資との距離を保っていた2020年、ブログの更新頻度も減り。
もちろん証券口座のチェックも全然やらない1年となりました。

ほったらかし投資を実践していたわけですが、こんな時こそ。
このファンドなら安心して任せられる、そんな想いが必要で。

ワタシにとってのそれが、FOY2020で5票を投じたファンド。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でした。

新しいファンド情報を得ていない、という側面もあります。
それでも、やっぱりこのファンドだなと感じているのです。

コスト面と運用会社の良さ

ファンドとしての良さは、言うまでもなく超低コストであって。
純資産総額500億円を突破し、受益者還元型信託報酬も発動中。

コスト面の良さに加えて、やはり三菱UFJ国際投信の姿勢です。
個人投資家のことを強く意識している運用会社は貴重ですね。

投信ブロガーのTwitterやブログもチェックしていそうです。
界隈に流れる雰囲気を敏感に感じ取っている印象があります。

ブロガーミーティングも上手く活用して、個人投資家と交流。
そこでもニーズを吸い上げて、改善を重ねているのでしょう。

運用会社としてのこうした姿勢は、真似できるようで難しい。
他の運用会社では、さほど実行できていない現実があります。

この姿勢が維持されている限り、安心して投資ができそう。
いずれ方針が変わる可能性もあるけど現時点では良い感じ

FOY2020は、このファンドの全てを託したいと思います。

今年の表彰式はオンライン

コロナ禍でのFOY2020、表彰式はオンラインになります。
チケットを発売中なので、気になる方は購入しましょう。

詳しくは、FOY2020の公式ホームページをチェック。

ワタシはもちろん、オンライン参加したいと考えています。
交流ができないのは寂しいけど、コロナ禍なので仕方ない。

どのファンドがNo.1になるか、今から楽しみにしています。

2020年5月1日金曜日

三菱UFJ国際投信のオンラインブロガーミーティングに参加

青井ノボルです。

2020/5/1、三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングに参加しました。
ただリアルなイベントではなく、オンライン配信でのイベントでした。

オンライン配信によるブロガーミーティング、意外と楽しかったです。
1時間という短い時間ではありましたが、あっという間に感じました。

新型コロナウイルスの影響で、三菱UFJ国際投信としても初の試み。
出勤制限中で準備が大変だったと思いますが、ありがたい限りです。

運用会社が何を考えているのか、その一端を知ることができる機会。
リアルが駄目でもオンラインで、可能な限り続けて欲しいものです。

この記事では、三菱UFJ国際投信のオンライン配信によるブロガーミーティングへの参加レポートを書いていきます。

ブロガーミーティングの内容

従来のブロガーミーティングでは、メインテーマが設定され。
関連プログラムが2つほどあり、そして質疑応答という形式。

だいたい90分前後の時間が、ブロガーミーティングの本編。
その後、自由参加懇親会があるというのが通常の流れです。

今回は前述の通り、新型コロナの影響でオンライン配信に。
社員の方がスタジオから、映像を提供するスタイルでした。

プログラムは極めてシンプルで、最初と最後の挨拶があり。
そして事前に募集した質問等に回答する質疑応答のみです。

オンライン配信なので、込み入った資料の提供は難しそう。
制約が多々あるなかで、こんな形に落ち着いたのでしょう。

ちなみに、参加表明した個人ブロガーは18名いたそうです。

チャットに表示された名前を見ると、見慣れた名前が多数。
リアルでは会えないけど、こうして集えたのは嬉しいです。

FOY2019での挨拶を振り返って

ブロガーミーティングは、代田常務からの挨拶でスタート。
ご自宅からリモート参加されていたようで、新鮮でした。

お話されていた内容を、ごく簡単にまとめるとこんな感じ。

ゴールデンウィーク前の金曜日、時間を共有いただき感謝。

ブロガーミーティング、本当は顔を合わせてやりたいが、
こういう状況なので、自宅から参加させてもらっている。

昨年のFOY2019、1~3位に選んでいただき感謝している。

1月の表彰式に参加して、話をさせていただいたが、
昨年はマーケット環境が良い年だった。

(2019年の)こういう状況が続くとは限らない。
そうならないときに、中長期の資産形成に役立つこと、
何をできるかをしっかり考えたい、と述べた。

新型コロナが広がり、マーケットは荒れた状況に。
こういう中で私達にできることが何かあるのでは。

今日は、意見交換を楽しみにしている。
オンラインなので、いろんな制約があるが、
これまで通り、忌憚のないご意見をいただきたい。

皆さんと一緒に、三菱UFJ国際投信として
何ができるのか、考える機会にしたい。

この話を聞きながら、FOY2019表彰式を思い出しました。
たしかに、代田常務のスピーチで触れていた内容でした。

運用会社ができること、それは限られているかもしれません。
長期投資を続けるか否か、最後は投資家自身が判断すること。

それでも、運用会社の立場だからこそ安心感を与えることも。
難しい課題だと思いますが、ぜひチャレンジして欲しいです。

事前に募集した質問・意見への回答

さて、今回のオンラインブロガーミーティングのメインです。
いわゆる質疑応答が、オンライン上でも繰り広げられました。

はじめに事前募集した質問や意見に対する回答となりました。
スタジオから回答があり、代田常務が補足するスタイルです。

足元のeMAXISシリーズの資金流出入動向は

2019年は、月100~200億円前後の資金流入が続いた。
1月2月は200~300憶、3月は600億円程度の流入あり。

4月に入ってからも、高水準で推移している。
なお、資金流入の大半はSlimだと思っていい。

なお、ネット証券が積立投資家を多く取り込んでいる。

積立の中で、4割弱のシェアを持っているとの認識で、
3月については50%が見えるところまで上がっている。

新規投資家は入ってきているか

ネット証券の口座開設が急ピッチで進んでいる。
自宅待機が迫られるなかでも進んでいるようだ。

資金流入が目立つカテゴリーは

米国株式(S&P500)がトップで、先進国株式、
全世界株式(オール・カントリー)と続く。

Slimシリーズで新商品の予定はあるか

従前から、いくつかの要望をいただいている。

嬉しい限りだが、現在のラインナップの認識としては、
資産運用で大事な基本的な資産は揃ったとの認識。

引き続きご意見を受け止めつつ、検討したい。

セクター株、レバレッジなどを検討しているか
という質問もあったが、ニッチなところは
ニーズに合わせて、随時検討していきたい。

信託報酬ゼロファンドへの対応方針は

eMAXIS Slim シリーズの掲げているコンセプトである
「業界最低水準の運用コストを目指す」は変わらない。

大事にしたいことは、投資家の長い将来にわたり
資産形成により良い形で寄り添っていきたい。

信託報酬の引き下げは、そのひとつの要素だが、
ファンドの継続性を懸念される事態は避けたい

(代田常務補足)
つみたてのお客様が重要で、今後数十年、
商品を使っていってもらうことになる。

提供するプロダクトは短距離ではなく、長距離で、
そこで勝ち続けていくべき競争だと認識している。

どうしたら投資家の中長期の資産形成、中長期で
結果的にコストが安かったということに資するのか、
ということを考えて、信託報酬を考えている。

ゼロが出てきたので、どうするかはいろんなことを
考えて行動しなければならないが、Slimをすぐに
信託報酬ゼロというのは、難しいと思う。

Slimでは体力が続かないとの指摘もあるが商品戦略はどうか

収益も考慮してこの方針を採用しており、安心して欲しい。
もちろん個々の商品にあわせた採算性をみて運用している。

Slim国内リートが3月上旬に下方乖離が発生した要因は

3月上旬に非常に大きな解約があった。
(全体の4割程度の規模だった模様)

大量の解約があると、付随する売買コストが
生じることで下方乖離の一因となっている。

騰落が激しいマーケットで、資金の
出入りがあると、乖離する一因となる。

乖離をどう最小化するか、引き続き考えたい。

インデックスファンドの規模が大きくなることによるデメリットは

規模が大きくなるにつれて運用効率が向上する一方で、
大きくなりすぎると、自らが価格を動かすリスクも。

まだその水準ではないが、一般的にはそのように考えられる。

非常に大きなマーケットで運用しているので、
我々の残高はまだそういう状況になっていない。

例えば、狭いマーケットを対象とするファンド
の場合に、運用上限額を設定することもある。

市場全体に占めるインデックスファンドの割合が大きくなるとどのような影響があるか

インデックスの割合が行き過ぎると、価格は投資家の売買により
適切な水準に収斂すると考えられるので、そういう投資家が
いないと、適切な価格が形成されないという懸念はある。

現時点で、そこまでの状況には至っていないとの認識。

発注先として特定の証券会社の割合が大きくなることがあるか

具体的な数字は示せないが、取引先証券会社は
定量面・定性面を見ながら絞っている。

最良執行を目指すというポリシーなので、
コンペ形式で複数社に引き合いをして、最低価格の
ところに発注を依頼する、ということでやっている。

グループ会社に傾斜するということはない。

MAXIS米国株式と全世界株式への現時点での評価は

上場投資信託(ETF)として年始に設定した。

それぞれ約20~30億円程度で推移している。
残高はまだまだだが、着実に成長している。

日本のETFマーケットは特定の指数ファンドが巨大で、
TOPIXや日経225だけで、9割くらいを占めている。

長期投資に資するファンドを、長いスパンで育てていきたい。
現時点では、悪くない、ずっと力を入れていきたいという評価。

(代田常務補足)
ETFの中では、日銀の買い対象となっているものは巨大。

MAXISは設定直後であり、金融機関が入ってきていない。
個人投資家が大半となっている。

これがもう少し、残高のケタが変わってきたところで、
現時点では投資規則の問題で、投資対象から外れている
金融機関・法人からの流入が期待できると考えている。

そうすると、執行コストが減っていく余地もある。

ETFのメリットは

ETFを好む人も一定数存在する。

好みの問題もあるが、ETFは貸株で
フィーが入ってくることもある。

投資信託にはないETFの良さもある。
場中に取引ができることも魅力の一つ。

ETFとSlim等のマザーファンドは一緒。

カニバリではなく、Slimの投資家も
スケールメリットは享受できる。

MUKAMでも同じ投資対象のファンドを併合する予定は

法制度上は可能だが、販売会社も含めシステム上の問題で、
大きな課題があるので難しいというのが、現状まだある。

報道されている件も、限定的な範囲での併合と聞いている。

ハードルは高いが考えてたい。すぐにやるのは難しい。

マザーファンドを併合するということなら、システム的な
課題も比較的乗り越えやすいので、取り組んでいきたい。

新型コロナに伴いMUKAM社員の投資行動はどうか

当部の20歳代若手社員は、積立投資を継続している。
慌てず騒がず、淡々とつみたて投資を続けている。

eMAXISのHP上でもコンテンツとして公開している。

(司会の方は)相場を見て若干つみたて金額を増額した。

社歴の長い社員は、ITバブル崩壊やリーマンショックを
経験している人も多く、むしろ相場が下がると買い
方向にいくという傾向はあるかもしれない。

LINEサービスの稼働状況や登録者数は足元どうか

1,738名が登録。中身の充実を考えている。

(配信中に確認し)なうの登録数は1,739名。

(追加質問を待っている間に)ちょっと余談

(社員さんが着ている)eMAXISロゴのTシャツとパーカーは、
どこかでプレゼントができればとは思っている。

シャープのようにTwitterをやる予定は

Twitterも拡散や情報ソースとして重要だと考えている。
一旦LINEを頑張っていたが、いつかTwitterもやりたい。

シャープさんのような運用も考えたい。

金融機関なので正直難しさもあるが、
接しやすさも大切だと考えている。

テレワークでの運用現場の苦労話は

非常に苦労している。テレワークに移行しているが、
出社して専用端末での操作が必要なところもある。

体制を分けて出社人数を減らしているが、
完全にテレワークというのは難しい。

ただ、テレワーク体制は整えている。

このような状況下でも変わらずに
運用できるよう努めていきたい。

現状で運用に大きな問題は無いのでご安心を。

オンラインとオフライン、ブロガーミーティングの運営はどちらが大変か

オンラインは反応が見えないので、やりづらい部分も
あるが、地方の方でも参加しやすいなどメリットもある。

オンラインの良い要素は、今後も取り入れていきたい。

どっちが運営大変かと言われると、難しい。
リアルでは人数がかかる部分も、正直ある。

オンラインとリアル、それぞれに良さが
あるので、落ち着いたら融合してやりたい。

一般向けのオンラインセミナーは考えているか

一般向けにリアルセミナーの企画を
していたが、オンラインも考えたい。

ファンド内株式の貸株の検討状況は

国内株では、以前から貸株をやっている。
外国株はできていないが、検討している。

オンライン参加した感想

三菱UFJ国際投信のブロガーミーティングといえば有楽町。
やや古いあのビルに集まって、ライブ感を味わうイベント。

懇親会まで含めて、ざっくばらんに話を聞くことができる。
双方向交流がとても大事で、そこに魅力を感じていました。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、これは不可能に。
そうしたなか、オンライン配信でのブロガーミーティング。

心配な面もありましたが、正直なところ結構楽しめました。

何が良かったのかなと振り返ると、やはり質疑応答ですね。

いま、個人投資家が疑問に思っていることに回答していく。
可能な範囲で質問に答えていくその姿勢は、やはり魅力的。

長期投資を志す個人投資家に寄り添う、良い方法のひとつ。
古典的かもしれませんが、質疑応答こそ最良のプログラム。

やり方がリアルでもオンライン配信でも大切なことは一緒。
三菱UFJ国際投信は、その辺を熟知していると思われます。

つみたて投資におけるシェアが拡大しているのも頷けます。
これからも運用会社と投資家の良い関係が続きますように。



2020年2月11日火曜日

ねこまにあさんを迎えて第8回ラーメンずずず会を開催

青井ノボルです。

2020年になってから、初のラーメンずずず会を開催しました。
これで8回目となる集まりですが、何故かラーメンを食べます。

良いタイミングで、ねこまにあさんが上京されるとのことで。
関西からの遠征組を迎えて以来の、遠方ゲストとなりました。

ラーメンを食べてから投資について語らう、シンプルな集まり。
小規模開催ということもあり、頑張りすぎない雰囲気を大切に。

ずずずさん、なまずんさん、とさかさんと、ともに歩んで8回目。
ねこまにあさんをゲストにお招きして、ラーメンをずずずっと。

この記事では、第8回ラーメンずずず会を開催した話を書いていきます。

開催までの動き

Twitterに生息している人にとって、連絡手段にもなるTwitter。
DMは複数人でも会話ができるので、LINEのように活用できます。

今回はねこまにあさんが上京するということで、集まることに。
こういうキッカケがあると、日程調整も不要なので有難いです。

開催が決まれば、事務局であるワタシがラーメン店候補を選定。
ラーメンずずず会幹部(?)に諮り、パパっとお店が決定です。

ねこまにあさんが新幹線で上京することもあり、東京駅付近に。
東京駅→ラーメン屋→某高級イタリアンの導線は、ほぼ地下道。

寒い季節と暑い季節には、地下道移動にするとなかなか快適に。
都会だからこそ為せる技ですが、地下道は知ってるとお得です。

さて、ラーメン屋が決まったらグループDMを作成して情報共有。
集合時間と場所を決め、あとは当日を迎えるのみとなりました。

東京駅からトナリへ

東京駅は丸の内南口、ここは東京ステーションホテルがある場所。

1泊4万円くらいする高級ホテルの入口もあり、贅沢な空間です。

ねこまにあさんと初めましての挨拶をして、早速ラーメン屋へ。
KITTEを抜けて、TOKIAにあるトナリ丸の内店へと向かいます。

トナリは東陽町駅と木場駅の間に本店を構えるタンメンのお店。
丸の内店はオフィス街にある店舗で、意外とにぎわっています。

タンメンがメインで、唐揚げと餃子のセットが有名なお店です。
少しだけ並びましたが、すぐにカウンター席へ案内されました。

みそタンメンをずずず

トナリの看板メニューは、何といってもタンメンです。
そのほか、みそタンメン・辛激タンメン・タンつけ等。

個人的に、タンメンは定番なので何度も食べています。
辛激タンメンも、昨年の終盤に食べたことがあります。

タンつけにも惹かれましたが、冬なのでみそタンメン
野菜たっぷりタンメンと味噌のコラボ、良かったです。

美味しいラーメンを食べると、心がほっこりする。
もしかしたら、そんな効果もあるかもしれません。

銀座の某高級イタリアン

丸の内は某高級イタリアン不毛の地のため、地下道で銀座方面へ。
前回と同じ店ですから、迷うことなく辿り着くことができました。

少し待ち時間があったので、ねこまにあさんにステッカーを進呈。
ラーメンずずず会の数少ない参加特典、ネタ的には良い感じです。

居酒屋が好きなワタシですが、某高級イタリアンも落ち着きます。
ラーメンずずず会のほか、辛味投資家の集いなどでも愛用中です。

ここまで何度も通っていると、メニューの変遷も気になるところ。
マグナムワインだけは廃止にならないよう、切に祈るばかりです。

恒例の間違い探し

某高級イタリアンでは、いつも通りにのんびり投資トークです。
今回もずずずさんが、アジェンダを作成・印刷してくれました。

ずずずさんが手作りしてくれているので、間違いはご愛嬌
細かく見ないと分かりませんが、幾つか紛れ込んでいます。

いずれも正解なのですが、もうひとつ紛れ込んでいるものが。
「ラーメンずずず」ではなくシンプルに「ずずず」さんです。

もはやラーメンキャラが定着していますが、そうではなくて。
ラーメンとは別のエピソードがあるのは知られていませんね。

2週間前のことが思い出せない

第8回ラーメンずずず会を開催したいのは、2020/1/27のこと。
いまから2週間以上前のことなので、詳細は覚えていません…。

ねこまにあさんが笑顔で気配りの人だったことは覚えています。
いつものメンバーは、2020年になってもいつもの感じでした。

何を話したのか細かいところまでは、記憶が曖昧なこともあり。
ただブログに書いている話題も多く、悩みどころは少なかった。

強いて言えば、投資初心者はどうすべきか系の話は難しかった。
結局のところ、最後は自分で考えて決断することが必要ですね。

ラーメンずずず会の全容は、ねこまにあさんの記事が詳しいです。
今回はわざわざお立ち寄りいただき、ありがとうございました。

会話の内容をちゃんと記憶して、記事にしてくれたなまずんさん。
黄色担当として、今回もその重責をしっかり果たしてくれました。

話した内容をポイントをついてまとめてくれている記事。
この人がいなければ、ラーメンずずず会は成立しません。

というわけで、皆さんの記事を読めば雰囲気も伝わるかなと。
ワタシはこれからも事務局担当として、裏方業務に努めます。

2020年1月29日水曜日

KOY2019(第5回辛味投資家の集い)を今年も開催しました

青井ノボルです。

先日、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の順位が発表。
表彰式開催の2020/1/18、その裏で2年連続開催となったKOY2019。

2018年から辛味投資家の集いという小規模オフ会を主催していて。
辛味投資を愛する個人投資家が集える場として、楽しんでいます。

Karami of the Year(KOY)は、FOY同日に開催するのがお約束。
辛味投資家の集い年始バージョンで、辛味はじめも兼ねています。

この記事では、KOY2019こと第5回辛味投資家の集いを開催したことについて書いていきます。

KOY2019の栄光に輝いた辛味は

辛味投資家が選ぶ!Karami of the Year 2019こと、KOY2019。
より良い辛味投資環境の実現を目指し2年連続で開催されました。

目の前の辛さに一喜一憂せず、辛味積立投資を継続することが重要。

個人投資家と供給側のコミュニケーションも、大切になっています。

辛味に携わるすべての企業に、辛味投資家は要望を続けています。
辛味ツイートこそが、素晴らしい辛味投資環境に繋がると信じて。

というわけで、辛味のNo.1を決めるということではないKOY2019。
ただただ辛味投資家が集い、目の前の辛味と対峙するオフ会です。

今回は、レギュラーメンバーであるゆきだるまさんを筆頭として。
ずずず会のずずずさん、中本を愛するのりさんとワタシの4名。

そこに辛味があれば、辛味投資家は自然と話が弾んでしまうもの。
KOY2019ということで、いつものお店で辛味を味わってきました。

定番の蒙古タンメン中本へ

辛味投資家の集いといえば、蒙古タンメン中本こそ基本中の基本
世の中に辛味のすばらしさを伝える、名店と言って良いでしょう。

FOY表彰式が開催される大井町の隣駅、JR品川駅から歩いて数分。
場所は、品達という有名ラーメン店が集まるラーメンの名所です。

蒙古タンメン中本は、期間限定メニューが充実しているのも特徴。
レギュラーメニューも辛さ増しができ、バリエーション豊富です。

各メンバーが頼んだメニューは、下記の通りとなりました。

ゆきだるまさん・・・北極の炎辛さ5倍(辛さ10以上×5)
ずずずさん・・・海老味噌ラーメン(辛さ2)
のりさん・・・北極ラーメン辛さ2倍(辛さ9×2)
青井ノボル・・・五目味噌タンメン辛さ3倍(辛さ8×3)

こうして並べてみると、その違いがよく分かると思います。

北極の炎は、限定メニューでベースの辛さは10以上です。
もやしなどが豪勢に盛られていて、山椒がきいています。

海老味噌ラーメンも限定メニューで、辛さは控えめの2。
ちょっとだけ辛味を感じる味で、海老の香りが良い感じ。

北極ラーメンは、辛さ10倍までレバレッジをかけられる。
辛味の向こう側にある旨味を感じると、とても幸せです。

五目味噌タンメンは、ゴモミの愛称で愛されている逸品。
シャキシャキの野菜をたっぷり味わえる、贅沢な味です。

各々が好みの辛味と向き合って、寡黙にラーメンを啜る。
辛味へのリスペクトを忘れることなく、対峙するのです。

高級ファミレスで投資トーク

蒙古タンメン中本で辛味を堪能したあとは、高級ファミレスへ。
通常は某高級イタリアンなのですが、時間の都合もあり近隣で。

高級寄りなファミレスであるロイヤルホストに辿り着きました。
FOY表彰式が始まるまでの限られた時間ですが投資トークです。

保有銘柄を教えてもらったり、子供のスマホ事情を聞いてみたり。
今回もお金にまつわるエトセトラを楽しく話すことができました。

投資というひとつの共通軸をもって、こうして集って話せること。
そこに辛味という共通項が加わると、さらに話が弾むということ。

小規模開催で5回目となりましたが、本当に面白いことなのです。
貴重なコミュニティだと思いますし、大切にしていきたい繋がり。

これからも辛味投資家同士、積極的に絡んでいきたいと思います。
興味がある方は、#辛味投資家でTwitterを検索してください。

KOY2019参加者の記事

全4名で盛大に開催されたKOY2019ですが、すでにレポート記事が。
KOY2019(第5回辛味投資家の集い)の雰囲気が分かると思います。

ゆきだるまさん

のりさん


あわせて読んでいただけると、面白いかもしれません。

2020年1月25日土曜日

SBIアセットマネジメントのブロガー交流会に参加

青井ノボルです。

SBI・バンガード・S&P500などを運用するSBIアセットマネジメント。
初開催のブロガー交流会に、Twitterから申し込んで参加してきました。

雪だるまシリーズも有名ですが、やはりバンガードとの共同ブランド。
ファンド新規設定の発表は衝撃的でしたし、多くの注目を集めました。

今回のブロガー交流会は、SBI・バンガード・S&P500がメインテーマ。
バンガードの方も参加されていて、色々な話が聞けるイベントでした。

SBIAMはどんな運用会社か、よく知らなかったのが正直なところ。
ブロガー交流会を通じて、雰囲気を感じ取れたことも収穫でした。

この記事では、SBIアセットマネジメントのブロガー交流会の概要と感想を書いていきます。

初開催のブロガー交流会開催概要

SBIAMとしては、初めての開催となったブロガー交流会。
今回はSBI・バンガード・S&P500がメインテーマでした。

SBIAMのTwitterアカウントで告知されていた本イベント。
20名弱の参加者が集まり、2020/1/24に開催されました。

【開催概要】
日時:2020/1/24(金) 19:00~20:30
場所:泉ガーデンタワーSBIホールディングス22階会議室
(東京都港区六本木1-6-1)
費用:無料

【プログラム】
• 米国投資環境とSBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンドのご案内
• バンガード社紹介並びにバンガード社の投資哲学について
• 質疑応答並びに意見交換会

プログラムにも書いてある通り、バンガードからの説明もありました。
共同ブランドでファンドを設定したこともあり、ガッチリ連携ですね。

事前に集められた質問も含めて、質疑応答がメインでした。
説明時間との配分バランスはちょうど良かったと感じます。

梅本社長の率直な話が面白かった

ブロガー交流会は、SBIAMの梅本社長による挨拶からスタート。
そのままの流れで、SBI・バンガード・S&P500の説明でした。

こういうイベントに社長が出席して、しかもメインスピーカー。
比較的小規模な運用会社だからこそですが、これは好印象です。

言葉を飾りすぎることなく、率直に話をされていたと感じます。
大胆だなと思う発言もありましたが、これぐらいが嬉しいです。

資料が投影のみだったので、イメージしにくいかもしれませんが。
ワタシがPCで打ち込んだメモから、大まかに内容を紹介します。

梅本社長挨拶

金融業を35年くらいやってきて、運用の世界は21年くらい。
キャリアのなかで、ほとんどは商品開発をやっていた。

変額保険の商品開発にも携わったことがある。
(※ここで若干ニヤけてしまったのは内緒)

SBIバンガードS&P500について話をさせていただくが、
今日の話はあくまで長期投資の話。

アメリカをどう見るかが中心になると思う。

世界の株式市場は長期的にみれば拡大していくということ。
ボラティリティはあるが、長期では株式市場は成長するだろう。

積立投資をすれば増えていくことになるという前提の話となる。

SBI・バンガード・S&P500について

米国は米中貿易問題などの懸念は残るものの、2%台のGDP成長で推移する見込み。

10年以上前から言っているが、日本全体に投資をしてもなかなか増えないかもしれない。
日本の株式市場が良くなる前提としての、経済発展は他の地域よりも小幅だと思われる。

アメリカは先進国の中でも、3%前後という相対的に高い経済成長率が期待できる。

世界株式の株式時価総額比率において、米国株式は約44%を占めている。
全世界株式はアメリカの動きにかかっている、といっても過言ではない。

投資の世界の中心はアメリカなのでは、というのが最初のメッセージ。

このアメリカをどう見るかだが、EPS(1株当たり利益)は2009年から
右肩上がりで推移しており、数年後でも上がり続けると予測している。

S&P500は米国株式の約8割を占める。TOPIXと比較しても、
高い成長を続けており、過去最高値を更新し続けている。

バンガードとの合同ファンドでS&P500の指数を選んだのはこれが答え

設定時に業界最安の信託報酬とした。長期的な資産形成に資するファンドに
したいと考え、コストが低いほど受益者の利益となるという観点で決めた。

設定来3ヵ月で100億円超えを達成した。ライバルファンドの約半分の期間で達成。

VOOはSPYやIVVには純資産残高で劣るものの、約13.8兆円の残高がある。

補足

文字にすると行間が伝わらない部分があるかもしれません。
メモ書きだけだと誤解が生じそうなので、ちょっと補足を。

大前提として、今回集まったメンバーは長期投資家が大多数でした。
そのため、長期投資の説明は思い切って省略されたのだと思います。

長期投資を前提として、何故米国株式のインデックスなのか。
そして、S&P500に連動する米国籍ETFのVOOに投資するのか。

限られた時間で重点的に説明をしたかったのだと推測します。

バンガードの話は何度聞いても素晴らしい

バンガードからは、ETF戦略部長の渡邊氏からプレゼン。
バンガードの概要と投資哲学について語ってくれました。

その内容は、ブロガー交流会で語られた内容とほぼ一緒。
バンガードの投資哲学は、何度聞いても素晴らしいです。

一応、メモからちょっとだけ内容を紹介します。

バンガードの概要と投資哲学

ニューヨークから3時間くらい、片田舎的な場所に本社がある。

バンガードの使命「全ての投資家の皆様と公平に向き合い、
投資目標達成のための最良の機会をご提供します。」

ボーグルがバンガードの創設者。理念の最たるものが「投資家を最優先せよ」。

バンガードが運用している米国ファンドが、バンガード自身を保有している。
外部株主のために存在する会社ではない。投資家のために仕事をしている。

利益を還元する方法として、経費率の引き下げを行っている。
何故低コストができるのかは、バンガードの構造が根底にある。

全ファンドにおいて、低コストを徹底している。
バンガードは違うゲームをしている。

マーケット動向に振り回されず、規律を守ることが大事。
ボーグルの最後の著書は「航路を守れ」。

本音が漏れ聞こえた質疑応答

さて、ここからは質疑応答となりました。
ここに時間を割いたのはグッドでしたね。

参加の申し込みをする際に、質問を書いていました。
それらに回答するとともに、それ以外の意見交換も。

Q.コストに関しての考え方は
(SBIAM回答)
SRI(社会的責任投資)が日本に入ってきたとき、1号ファンドを設計した経験あり。
インデックスファンドのコストの考え方、投資家としてはコストが低い方が良い。

できる限り低いコストで設定したい、運用したいというのが基本的な考え方。

ライバルファンドの信託報酬引き下げに追随するかどうか。設定時にできる限りの水準で設定した。
ファンド規模が大きくなったら引き下げにまわし、可能な限り追従する用意があると言っても良い。

他のファンドでは運用報酬を高くいただいているものもあるので、
インデックスファンドは皆様のお役に立てるコスト水準で考えたい。

Q.運用に関しては
(SBIAM回答)
ETF運用のファンドはTE(トラッキングエラー)が大きくなりがちだと思われるが、
適正な現金比率にしてTE極小化していく。基本的には終値ベースでVOOを取引する。

10月末時点の月次レポート、対ベンチマーク▲0.07%は設定当初の売買による影響が大きい。

ファンドの運用コスト(実質コスト)は9月に報告する予定。

ファンドの売買委託手数料については、日々資金流入があるが、
一番低い手数料の証券会社と取引することで低減に努めている。

有価証券取引税、資金流入が続いているので当面は発生しない見込み。
もし大きな解約があった場合は発生するだろう。

保管費用は、米国の信託銀行に支払いする費用がある。
ファンドのサイズからすると軽微なコストと思われる。

監査費用も限定的で非常に小さな数字になると考えている。
他社並みか非常に低い水準となる見込みで、安心して欲しい。

売買するのは1銘柄しかないので、コスト的にも低くなるのでは。
保管費用は他社でもかかる。当社だけ高くなることは無いだろう。

監査費用も他社より比較的低いだろう。SBIはケチだから(笑)

こうして喋っているのは、自信があるから。

投資家が実質コストをすごく気にしているというのは、当然意識している。
設定当初から資金流入が続いているが、一番安いブローカーと取引してコストを抑えている。

Q.今後設定を考えているファンドやバンガードと更に組む可能性は
(SBIAM回答)
バンガードと話し合いはしている(笑)
逆に参加者からご意見を聞いてみたい。

→ぜひVTを。楽天VTの1本だけではなく、競争が生まれるように複数あったほうが嬉しい。
→バランスファンドがあれば良いのでは。セゾンのように株式債券半々や、8資産均等型。

Q.楽天以外からVTIなど出ることはあるか
(バンガード回答)
明確な方針は無い。

Q.バンガードの米国投信に直接投資するのはどうか?
(バンガード回答)
バンガードはアクティブ投信も運用している。アメリカでは結構有名。

(SBIAM回答)
可能性としては排除していない。

Q.EXE-i、雪だるま、SBIバンガードなど整理していく方向か。
(SBIAM回答)
カニバリ(※)もあるので、整理していくことはあり得る。
※市場で自社ブランド同士が競合してシェアを食い合うこと

Q.雪だるまシリーズの売りは?
(SBIAM回答)
雪だるまシリーズは、つみたてNISA向けに出したファンド。
できるだけ低い信託報酬が良いということで設定している。

当社オリジナルの元祖低コストファンド。
業界最低水準のコストを目指したい。

SBIグループにはモーニングスターがあり、グローバルデータベースを活用している。
コスト最安で、流動性が高く、TEの少ない組み合わせを助言してもらい、ファンドを提供。

シンプル低コスト、資産形成に資するファンドとしてスタートした。ここが一番の売り。

雪だるまはスノーボールの意味で、バフェットの言葉からきている。
デザインを外注したところ、最初はリアル雪だるまが書かれていた⛄

原則は年1回、ETFの見直しを行っている。

Q.SBI・バンガード・S&P500が100億円を突破した要因は
(SBIAM回答)
投資家の目線で競争力のある信託報酬だったこと。
投資対象として中心となりうるS&P500だったこと。

Q.バンガードと組んだ理由は
(SBIAM回答)
約7年前、EXE-iをつくった時から関係は始まっている。

バンガードとは目線が一緒
投資家に対して責任をもって、合同ブランドでやっている。

(バンガード回答)
バンガードでブランドを共にするのには、高いハードルがある。
長期投資のためのソリューション提供をやってくれるところなど。

米国籍ETFだけでは痒いところに手が届かないので設定した。
たとえるなら、ETFはマニュアル車、投資信託はオートマ車。

どちらが良いということはなく、好きなほうを使えば良いと思う。

Q.雪だるま新興国株式の実質コスト低い、乖離が小さい、リターンが良い理由は
(SBIAM回答)
取引手数料を低減するように、発注の掛け方など地道な努力をしている。

指数はFTSEエマージングでMSCIとは韓国を含めるかどうかの違いあり。
リターン差はその部分もある。乖離が小さくなるよう努力はしている。

商品の乖離状況などは毎月把握するようにして、要因分析して、
パフォーマンス向上に努めている。他社ファンドも見ている。

Q.企業型DCではGDP比率の全世界株式が人気だがどうか
(SBIAM回答)
そういう考え方もあると思う。

(バンガード回答)
新興国が好調な時に、流行った考え方ではある。
最近は米国株式が人気なので逆かもしれない。

米国企業は全世界に進出しており、米国をアンダーウェイトするのがどうかという議論もある。

(SBIAM回答)
売りたいと考えて作った商品は、なかなか売れない。
ニーズを作れる商品を作るのは、そう簡単ではない。

Q.ファンド運用は現物とETFのどちらが良いか
(バンガード回答)
ETFは市場価格と基準価格が異なるから乖離がという議論がある。
ビットとアスクがある。買うなら板の上を取らないといけない。

ETFの流動性が高い場合、ビッドアスクの差が縮まる。
理論的には現物バスケットの間を行き来することに。

買う時なら、現物バスケットより安く買える。

ある時点で切るとETFはブレるように見えるが、ひとつひとつの
売買単位で見ると、安く買って高く売れている可能性がある。

つまり、日次の基準価額が多少ブレるのは仕方ないこと。
この一点だけで乖離がどうこう騒いでも意味が無さそう。下記の記事を読んだほうが、理解できるかもしれません。
ウィズダムツリー時代に渡邊さんが書かれてた記事です。【そうだったのか!ETF徹底解剖】第8回 ETFの市場価格はどのように決まるのか?

Q.米国株式を買うタイミングはもう少し落ち着いてからが良いか
(バンガード回答)
長期で考えて今以上になるという前提に立てば、タイミングを読まないでバイ&ホールドすることが良いのではないか。

(SBIAM回答)
長期で見たら世界経済は拡大するだろうという考えの中で、時間分散していくのが王道だろう。

景気サイクルのなかで、好況よりも不況の期間の方が圧倒的に短い。
サイクルのなかでうまく買えれば、大きく儲かるだろう。

SBIAMのブロガー交流会で感じたこと

今回強く感じたのは、雪だるまシリーズが勿体無いなということ。
最適な組み合わせを考えて設定しているというのは、初耳でした。

投信を現物運用ではなくETF運用としている、メリットデメリット。
またETF運用の中でも、どういった点が差別化要因となり得るのか。

平易な言葉にかみ砕いて説明して、個人投資家の理解が得られれば。
印象が変わると思うし、超低コストなので化ける可能性もありそう。

現物運用の方が、ETF運用のファンドよりも本当に優れているのか。
ここは未だに分からなくて、モヤモヤしている部分でもあります。

SBIアセットマネジメントは、ETF運用で確固たる考え方がありそう。
だからこそ、そのあたりを更に深堀りしても面白いなと感じました。

今回はSBI・バンガード・S&P500がメインであり、仕方ないとして。
梅本社長は率直に話してくれる印象なので、密かに期待しています。

他の参加者による記事

相互リンクをいただいている水瀬ケンイチさんが早速記事を書いていました。
社長本人が登場し、熱く語ったのが印象に残ったのはワタシも同じ感想です。

SBIアセットマネジメントのブロガー交流会に参加。社長自ら熱い米国株推し!

お子さんと参加されていたMasamiさんのレポート記事。
軽食のカツサンドについても詳しく記載されています!

SBIブロガー交流会に参加しました - ほんのひとさじ

相互リンクをいただいているNightWalkerさんの記事です。
役員が自ら説明するという姿勢は、確かに重要なことです。

SBIアセットマネジメントのブロガー交流会に参加してきました! - NightWalker's Investment Blog

馬アイコンなgarboflashさんによるレポート記事です。
質疑応答まで詳細かつ良い感じにまとめられています。

2020年1月22日水曜日

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019運用会社受賞コメント紹介

青井ノボルです。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019。
2020/1/18の表彰式で、順位が発表となりました。

大井町駅からすぐ近く、きゅありん小ホールで開催。
会場には、個人投資家や関係者が大勢集まりました。

FOYは順位発表も大事ですが、ファンドへのコメントがアツい。
そして、上位5ファンドの運用会社からのコメントも見所です。

この記事では、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019で上位を受賞した運用会社のコメントについて書いていきます。

投信ブロガーが選ぶ!Foun of the Year 2019の順位

まずは、FOY2019の順位をおさらいします。

第20位までを一覧にすると、下記の通りです。

1位eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
3位eMAXIS Slim 先進国株式
4位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
5位eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
6位楽天VTI
7位セゾン・バンガード・グローバルバランス
7位グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
9位VT
10位SBI・バンガード・S&P500
11位たわらノーロード先進国株式
12位農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね
13位eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
14位ひふみ投信
15位結い2101
16位楽天VT
17位野村つみたて外国株投信
18位eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
19位野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
20位eMAXIS Slim 新興国株式

このうち、第5位から第1位までは運用会社の方が登壇して。
受賞について、それぞれ運用会社の方がコメントしました。

それぞれのコメントを、手元メモの範囲内でお伝えします。

第5位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)(三菱UFJ国際投信)

まずは、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が今回も第5位。
三菱UFJ国際投信の若手社員が壇上に上がり、コメントしました。

コメント内容をざっとまとめると、下記の通り。

  • 昨年も5位だった。継続的に選んでいただいて嬉しい。
  • バランスファンドだが、8資産均等型は珍しいスキーム。当社が2011年にeMAXISで設定したのが初めて。
  • 設定の背景は、「どの資産に投資したら良いか分からない」「リバランスに手間かけたくない」という声。
  • インデックスファンドの黎明期は、単体資産連動が多かった。
  • 分散投資をシンプルで分かりやすく提供するファンドであり、8資産均等というスキームが広く受け入れられている。
  • 当社は投資家の視点を大切にする組織文化がある。学生時代にeMAXISで継続的に活動している姿勢をみて、ユーザー本位の営業をしていると思って入社した。
  • 投資家を代表するブロガーから選ばれたのは、会社としても個人としても嬉しい。
  • 引き続き投資家との接点を大切にしていく。これからも投資家の目線に立ってサービスの提供を継続していきたい。

バランス(8資産均等型)は投資初心者から玄人まで多くの人が愛用。
このスキームを最初に始めたのは、三菱UFJ国際投信なのだそうです。

PIZZAのように美しいシンメトリーの資産配分は、やっぱり魅力的。
eMAXIS Slim シリーズでも引継ぎ、そして進化させた成果ですね。

「投資家の視点を大切にする組織文化」というのは、どうでしょう。
少なくとも現時点では頑張っていると思うので、継続性に期待です。

第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式(ニッセイAM)

前回2位だったニッセイ外国株式は、第4位となりました。
ニッセイAMといえば、もちろん上原常務によるコメント。

集まった個人投資家を盛り上げるトークは、流石です。
信託報酬引き下げを壇上で発表するのは想定外でした。

  • 徐々に順位が下がっているので、受賞コメントはこれが最後になるかもしれない。
  • 言っておきたいことは、運用会社としてニッセイAMがどういう考え方でニッセイ外国株式に魂を入れているのか。
  • ニッセイ外国株式はマザーファンドを含めてイチから立ち上げた。1,500億円を超え、大きくさせていただいた。
  • 我々は設定したファンド自体の残高が増える度に信託報酬を引き下げて、利益を受益者に還元してきた。
  • 誰一人取り残さない、がコンセプト。SDGsに日本も取り組んでいるが、SDGsには誰一人取り残さないという概念がある。我々は最初からその精神でやっている。
  • 我々が信託報酬引き下げの原点だという自負がある。能動的に最安を狙う、誰かに追随するというものではない。
  • 日本生命所属の桐生選手は100mで9.98秒だが、信託報酬0.0999%にした。
  • 既存ファンド5回も引き下げてきた。全ステークホルダーの了承を得るのが大変だった。
  • 信託報酬年0.0999%(税抜)を、2月から大幅に下げる。日本新記録だと弱い。2月から0.0930%(税抜)にする。
  • そこまで信託報酬を下げるということは、販売会社(証券会社等)にも協力いただいている。その点は本当にご理解いただきたい。
  • 更に信託報酬を下げると、どこに利益が出るのか。投資家のほうを向いてやるしかない。
  • このままだと来年は5位から転落してしまう、よろしくお願いしたい。

あまり触れていませんが、某M社を強く意識したコメントでした。
ウケを狙ったのだと思いますが、ちょっと行き過ぎた気もします。

それだけニッセイ外国株式への思い入れが強いのだと思います。
また資金流入が鈍化しているため、危機感も強いのでしょうか。

信託報酬の引き下げについては、2020/1/20にリリース済みです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について

信託報酬が年0.0930%(税抜)となり、業界最安を更新しました。
あのファンドの対抗引き下げがあるのかどうか、また注目ですね。

第3位:eMAXIS Slim 先進国株式(三菱UFJ国際投信)

FOY2018の第1位だったeMAXIS Slim 先進国株式、今回は第3位。
ニッセイ外国株式と同じく、順位を2つ落とすこととなりました。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • ベンチマーク連動は難しくないと思われがちだが、いろんな工夫をしている。
  • 運用コストを考えて運用している。ファンドはベンチマークに負けるが、いかに近づけるかを工夫している。
  • 発注する際に証券会社にコンペをかける。売買金額が大きくなると、より安いコストを提示してもらえる。
  • マザーファンドは(全指数の合計で?)残高6,000億円を突破し、業界最大クラス。規模のメリットを生かせる。
  • 現物発注する際は、約定タイミングをFMが判断している。ベンチマークの評価は終値ベース。流動性の低い銘柄やリバランス日には、タイミングをずらすことも検討する。
  • ベンチマーク連動性の向上、コスト削減を引き続き頑張っていく。

運用現場見学付きのブロガーミーティングを思い出すようなコメント。
こういうことは個人投資家にはなかなか分からないので、重要ですね。

ファンドマネージャーにとっても、個人投資家と触れる機会は皆無。
ブロガーミーティングは、エンドユーザーの声を聞くチャンスです。

相互理解が進むことで、投信業界はより良い方向に進むと思います。

第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(三菱UFJ国際投信)

第2位に躍進したのは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
米国株式インデックスファンドが、FOY2019のNo.2になりました。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • eMAXIS Slim 設定から3年経ったが、販売会社の協力あってこそ。販売会社と協力してプロモーションやキャンペーンを行っている。
  • 本ファンドは一時期、信託報酬引き下げに時間が掛ったが、販売会社とコミュニケーションを取りながら、また投資家の期待も感じながら、引き下げをやらせてもらった。
  • eMAXIS Slim シリーズの13本は販売会社の協力あってこそ。個人投資家の声が運用会社や販売会社にも届いている。
  • いただいたコメントは社内でみんなに共有する。2020年も愛のある叱咤激励のコメントをお願いします。

三菱UFJ国際投信は、個人投資家の声を大切に拾い上げている。
それはコメントの言葉だけではなく、実践していると感じます。

信託報酬引き下げに注目が集まりますが、それだけではありません。
ベンチマークを配当込みに変更したり、細かい改善も重ねています。

個人投資家からの愛のある叱咤激励であれば、聞く耳を持ってくれる。
それだけでも嬉しいことですし、コミュニケーションしたくなります。

少なくとも2019年においては、運用会社のそうした姿勢が支持された。
ただし信頼関係が崩れるのは一瞬ですから、今後も注視が必要ですね。

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(三菱UFJ国際投信)

栄光の第1位に輝いたのは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。
2018年に設定された本ファンド、ファンドはもちろん運用会社への支持も厚かった。

三菱UFJ国際投信から、お馴染みの代田常務が壇上でコメントしました。

コメント内容をざっくりまとめると、下記の通り。

  • ニッセイの上原さんから熱のこもったコメントを貰った。ライバル社だが、上原さんが壇上に上らないことは無いだろう。
  • 競争の中で業界を盛り上げることが、皆さんの資産形成を世の中に広げていくことになる。良い緊張感、競争関係が生まれれば良いと思う。
  • 2019年に多くの人が積立を開始して、また2019年は成功体験を感じたのでは。今年も成功体験を数多くの人に広げていくことができればと思う。
  • 資産運用なので、良いことばかりではない。続けることが重要との話があったが、末永く商品を使っていただきたい。
  • 投資家に持ち続けて貰えるよう、情報発信や寄り添い方をしていきたい。
  • 今年やりたいこと、2019年は自然災害が大きな年だった。出身の長野県も台風被害で大変だったが、世界でも山火事が続いていたりする。
  • 炭素排出量削減をしなければと、真剣に考えている。できれば皆様にも広めていきたい。
  • ESGではパフォーマンスの議論があったが、例えばTOPIXと同じようなパフォーマンスが出る、外国株式の指数と同じようなパフォーマンスが出る、そんなファンドが立てられればと思う。
  • (低炭素企業へ)低い手数料で投資できる環境を提供したい。成功体験と同時に、一歩進んで、人類として直面している問題解決にも踏み出していければと思う。

成功体験かどうかは分からないけど、積立投資の裾野を広げる。
投信の特徴でもあるので、業界として取り組むべき課題ですね。

三菱UFJ国際投信では、LINEサービスを展開予定と聞いています。
懇親会で伺った範囲では、今まさに準備をしているところだとか。

相場が不安定なときこそ、運用会社の真価が試されると思います。
個人投資家にどれだけ安心感を与えられるか、今後に期待します。

また低炭素社会に向けた取り組みは、否定できるものではないです。
ただファンドとしてどこまで徹底できるのかは不透明さもあります。

一方で、ESGでは審査の眼が機能している部分もあるといいます。

社会が本気で低炭素を目指すのであれば、株式指数も自ずと偏るはず。
どんなファンドになるかは分かりませんが、動向を見守っていきます。

2020年1月17日金曜日

【速報】投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019 結果発表

青井ノボルです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019。
2020/1/18、結果発表の表彰式が開催されました。

投信ブロガーが投票して、良いファンドを選ぶイベント。
今回は225名のブロガーが投票、221名分が有効票でした。

ワタシも2回目ですが投票から参加させてもらいました。
投信ブロガーにとっても、大きなイベントのひとつです。

この記事では、Fund of the Year 2019の結果発表を会場から速報でお伝えします。
(ファンド概要は2019/1/17時点の情報に基づき記載します)

第20位~第11位までをまとめて紹介

まずは、第20位から第11位までの結果です。

11位たわらノーロード先進国株式
12位農林中金<パートナーズ>長期厳選投資おおぶね
13位eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
14位ひふみ投信
15位結い2101
16位楽天VT
17位野村つみたて外国株投信
18位eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
19位野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
20位eMAXIS Slim 新興国株式

メモを取る時間が限られ、ミスもあるかもしれません。
もし何かあれば、優しくご指摘いただけると幸いです。

第10位:SBI・バンガード・S&P500

第10位は、SBI・バンガード・S&P500です。

SBI・バンガード・S&P500は、2019年に新規設定された米国株式ファンド。
SBIとバンガードの共同ブランドとして誕生し、大きな人気を集めています。

その勢いは凄まじく、新規設定から僅か3ヵ月半で100億円に到達しました。
これは米国株式のインデックスファンドでも、圧倒的な初速だと言えます。

当ファンドの登場で、米国株式の超低コスト化が一気に進みました。
ライバルファンドと切磋琢磨して、投信界隈の盛り上げに期待です。

ファンド概要
SBI・バンガード・S&P500
信託報酬年率:約0.09264%(税込)
純資産総額:118.51億円

第9位:VT

第9位は、VTです。

超有名海外ETFであり、時価総額比率の全世界株式に投資ができます。
根強い人気を誇るファンドが、今回も見事ランクインを果たしました。

ファンド規模が大きくなるにつれて、経費率が下がっていくのも特徴。
2019年も経費率の見直しが行われましたが、投資家還元は流石です。

なお、特別賞の最多入賞賞(過去11回10位以内)も受賞しました。

ファンド概要
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF
経費率:年0.09%
純資産総額:19.14 billion USD(2019/12/31時点)

第7位:グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)

第8位と第7位が同ポイント・同投票数のため同率とのこと。
第7位は、グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)です。

2019年に投信界隈で最も注目さたファンドのひとつだと思います。
普通のレバレッジファンドとは一味違い、またイベントが好評に。

純資産総額も凄いことになっていますし、人気ファンドのひとつ。
バックテストでは良好な結果なようですが、果たして継続なるか。

特徴的なファンドが出てきたのは、面白いことだと思います。
投資信託の活性化に貢献しているので、頑張って欲しいです。

ファンド概要
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
信託報酬年率:約0.484%(税込)
純資産総額:3,871.40億円

第7位:セゾン・バンガード・グローバルバランス

同率の第7位は、セゾン・バンガード・グローバルバランスです。

全世界に分散投資する、アクティブファンドです。
原則として、株式と債券に半分ずつ投資をします。

バンガードのインデックスファンドを通して投資。
ブランド力も高い商品であり、根強い人気ですね。

なお、特別賞の最多入賞賞(過去11回10位以内)も受賞しました。

ファンド概要
セゾン・バンガード・グローバルバランス
信託報酬年率:約0.61%(税込)
純資産総額:2,028.86億円

第6位:楽天VTI

第6位は、楽天VTIです。

米国株式に投資ができる、海外ETFのVTIに投資するファンド。
FOY2017では初登場で第3位となり、FOY2018でも第4位でした。

資金流入が順調なのは間違いないですが、最近はライバルも強力。
超低コストなライバルファンドとの競争を、勝ち抜けるかどうか。

米国の中小株式も含めた米国株式へ投資できるのが特徴のひとつ。
米国株投資人気をリードしてきた存在でもあり、期待しています。

ファンド概要
楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
信託報酬年率:約0.162%(税込)
純資産総額:800.48億円

第5位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

第5位は、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)です。

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) は高い人気を維持しています。
資金流入が安定的に続いている人気のバランスファンドとして有名です。

8資産に12.5%ずつ投資をして、その比率を維持しながら運用できます。
投資初心者の方はもちろん、最終的に選んだという人も多いようです。

余談ですが、バランスファンドはピザのように美しい資産配分です。
一部投信ブロガーの間ではPIZZAとも呼ばれているとかいないとか。

ファンド概要
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
信託報酬年率:0.154%(税込)
純資産総額:444.76億円

第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式

第4位は、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式です。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式は、底堅い人気があります。
直近では2年連続の第2位、その前は3年連続で第1位を獲得しています。

日本を除く先進国株式指数のMSCIコクサイに連動した成果を目指す。
インデックスファンドの低コスト化を長年牽引してきたファンドです。

信託報酬が年0.1%未満になるとは、夢にも思っていませんでした。
2019年もやはりニッセイが仕掛けて、超低コスト化が進みました。

ライバルファンド同士の切磋琢磨があってこその、いまの投資環境。
今後もニッセイ外国株式には、いぶし銀の存在であって欲しいです。

ファンド概要
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
信託報酬年率:0.10989%(税込)
純資産総額:1,603.32億円

第3位:eMAXIS Slim 先進国株式

第3位は、eMAXIS Slim 先進国株式です。

eMAXIS Slim 先進国株式は、eMAXIS Slim シリーズのNo.1ファンドです。
日本を除く先進国株式指数であるMSCIコクサイに連動した成果を目指します。

eMAXIS Slim シリーズといえば、有名なコンセプトを体現しています。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」ですね。

超低コスト化も一定の領域まで進み、本ファンドは年0.1%未満の水準。
さらに2019年からは受益者還元型信託報酬の仕組みも発動しています。

FOY2018で第1位に輝き、さらに魅力を高めた印象のある本ファンド。
ファンドとしての魅力はもちろん、運用会社の姿勢も評価が高いです。

差別化が難しいインデックスファンドだからこそ、情報開示は大切。
また単なる情報ではなく、コミュニケーションが重要だと思います。

商品としてのファンドの良さと掛け算することで、輝きは増します。
eMAXIS Slim シリーズの顔である本ファンドに今後も期待します。

ファンド概要
eMAXIS Slim 先進国株式
信託報酬年率:0.10615%(税込)※
純資産総額:803.52億円
※受益者還元型信託報酬を考慮すると約0.10477%(税込)と推測

第2位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

第2位は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、eMAXIS Slimの柱です。
米国株投資の人気という後押しもあり、資金流入が加速しています。

米国株式の代表的な株価指数であるS&P500への連動を目指します。
eMAXIS Slim シリーズのなかで、安定した2番目の人気をキープです。

2019年は、信託報酬が一気に引き下げられたのが印象的でした。
対抗引き下げに時間は掛りましたが、期待に応えたのは流石です。

ファンド概要
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
信託報酬年率:0.0968%(税込)
純資産総額:497.15億円

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

栄えある第1位は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) は象徴的なファンド。
投信ブロガーによる三菱UFJ国際投信への要望で2018年に設定されました。

時価総額比率の全世界株式に、この1本で超低コストに投資できる。
MSCIジャパンのマザーファンドを新設定することで実現しました。

2019年には純資産総額が100億円を突破し、順調に伸びています。
また先日iDeCoでの取扱開始となり、資金流入が加速しそうです。

運用会社の三菱UFJ国際投信が、個人投資家との対話姿勢を築き。
そのなかで汲み取った要望で設定され、要望によりiDeCoへ追加。

個人投資家と運用会社のコミュニケーションの象徴とも感じます。
良いと思われるファンドとは、こういうことなのかもしれません。

ファンド概要
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カトンリー)
信託報酬年率:0.1144%(税込)
純資産総額:138.47億円

FOY2019の結果をより良い投資環境へ

第13回目となる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」。
結果も重要ですが、イベントの趣旨が達成されることが更に大切です。

FOY2019の公式HPには、下記の通り記載されています。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
(引用元:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

投信ブロガーは情報発信をしている、個人投資家に過ぎません。
投資のプロでは無く、投資を仕事にしているわけでも無いです。

細かい順位がどうこうよりも、これによって未来を変えることが大切で。
本当に良いと思えるファンドが躍進することで、投資環境を変えていく。

エンドユーザーの視点で、発信したり要望することで意外と変わります。
過去の歴史を見ても実際に変わっていて、最近でも改善事例は多いです。

ひとりひとりの力は小さくても、発信を続けることで何かが変わる。
有志の皆さんで13回目まで継続している、素晴らしいイベントです。

FOY2019の順位結果を踏まえ、どんなメッセージを発信したいか。
投信ブロガーの想いはどこにあるのか、考察しても面白そうです。

本日は取り急ぎ、順位結果を会場から速報でお伝えしました!

2020年1月16日木曜日

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の順位予想

青井ノボルです。

いよいよ今週末、年に一度の楽しみなイベントが開催されます。
もちろん「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」です。

昨年はFOY2018に初参加をして、その意義を痛感しました。
個人投資家が選んで決める点が、最大の魅力だと思います。

さて、本イベントはブロガーが投資信託を選ぶという趣旨です。
より良い投資環境を作るために、良いと思えるファンドを選ぶ。

FOY2019で、投信ブロガーから選ばれるファンドは何でしょうか。
この記事では、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」の順位を青井ノボルが勝手に予想します。

イベントの趣旨に強く共感

第13回目となる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」。
イベント趣旨は、個人投資家として強く共感できる内容だと思います。

FOY2019の公式HPには、下記の通り記載されています。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
(引用元:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

個人投資家は、良くも悪くも投資の素人であることが大半です。
生活者として良いと感じるファンドを、個人の視点で選びます。

心から良いと思えるファンドを選んで広め、良い投資環境とする。
より良い投資環境のためには、良いファンドが生き残って欲しい。

個人投資家が、純粋に良いと思えるファンドに投票して選出する。
ビジネスが絡まないので、FOYには大きな意味があると感じます。

2019年に良いファンドを選ぶ

2019年の投資環境は、従前よりも更に進歩した1年間でした。
ファンドの超低コスト化が進行し、凄いことになっています。

特に全世界株式や米国株式は、一気にコスト低減されました。
ここまでの水準に達するとは、想定外だったかもしれません。

つみたてNISAやiDeCoといった非課税制度も充実しています。
令和2年度税制改正大綱でも、見直しが図られたところです。

投資環境が改善されるなか、良質なファンドには頑張って欲しい。
良い流れを絶やさないためには、ここからが本番かもしれません。

FOY2019は、個人投資家がみんなで決めることに大きな意味があって。
個人の視点から2019年に良いと思えるファンドを選ぶ、良いことです。

青井ノボルのFOY2019順位予想

独断と偏見による、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の順位予想。
2019年を振り返って、運用会社の理念や姿勢が大きく影響すると感じています。

過去5年間では、ニッセイ外国株式3連覇→楽天VT→eMAXIS Slim 先進国。
トップはいずれも、先進国株式・全世界株式インデックスファンドでした。

インデックスファンドが上位を占める傾向は、従来通りだと考えます。
また、先進国株式・全世界株式・米国株式クラスが上位となると予想。

こうした点を踏まえて、青井ノボルによるFOY2019の順位予想です。

順位ファンド名
1位eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
2位eMAXIS Slim 先進国株式
3位eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
4位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式
5位SBI・バンガード・S&P500
6位eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
7位セゾン・バンガード・グローバルバランス
8位VT
9位楽天VTI
10位たわらノーロード先進国株式

順位変動はあっても、FOY2018からの大きな変動は無いと予想します。

eMAXIS Slim シリーズがトップ3独占と予想

上位陣ですが、トップ3はeMAXIS Slim シリーズが独占と予想。
個人投資家と三菱UFJ国際投信の良い関係こそ、最大の理由です。

超低コストファンドを保ちつつ、真摯に情報開示してくれました。
決定的だったのは、現場見学付きブロガーミーティングの開催。

実際の操作画面なども公開し、思い切った企画だったと思います。
個人投資家と運用現場の相互理解が深まったのは間違いないです。

他のファンドシリーズとの決定的な差別化要因となるでしょう。
代表的な資産クラスで圧倒的な支持を集めると想像しています。

バンガードブランドの支持は厚い

トップ10予想の顔ぶれですが、eMAXIS Slim シリーズが4本。
そして、バンガードブランドのファンドも4本だと予想します。

特にSBI・バンガード・S&P500の新規設定は大きな衝撃でした。
このファンドは、間違いなくトップ10に入ってくると思います。

VTやセゾン・バンガード・グローバルバランスの人気も根強い。
FOY2019でも、トップ10には食い込んでくると予想しています。

バンガードの理念やその仕組みは、非常にユニークなものです。
共感する個人投資家も多くて、ブランドとしての力があります。

eMAXIS Slim シリーズとバンガードが人気を二分するでしょう。

注目の表彰式まであと少し

FOY2019の表彰式は、2020/1/18にイベントとして実施されます。
ワタシは当日、表彰式に参加して順位発表を楽しみたいと思います。

どのファンドが上位に入るのか、ワタシの予想は当たるのか否か。
グロ3やひふみワールドなどのアクティブファンドはどうなるか。

投信ブロガーが良いと思えるファンドは、いったい何でしょうか。
FOY2019の結果はもちろん、寄せられたコメントも楽しみです。

表彰式が行われる大井町の会場で、全てが明らかになります。
当ブログでは、速報として発表順位を共有したいと思います。

2019年11月16日土曜日

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019に投票しました

青井ノボルです。

2018年2月にインデックス投資を中心としたブログを書きはじめて。
早いもので2年弱が経過し、時が経つスピードの速さを実感します。

個人投資家が良いと思えるファンドに投票して投資環境を切り拓く。
FOYに込められた想いは素敵だなと思うし、ワタシは共感できます。

併せて開催される懇親会を含めて、投信界隈における一大イベント。
それが「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」です。

どのファンドに投票するか、昨年よりも悩む時間が少し増えました。
このファンドに託したいという想いをようやく固め、投票しました。

この記事では、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」に投票したことについて書いていきます。

FOY2019は運用会社も注目しています

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year、略してFOY。
2007年から有志の皆さんが続けている投信イベントです。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019

インデックス投資ナイトもそうですが、個人投資家が主催しています。
こうしたイベントが10年以上続いているということ、素晴らしいです。

投信ブロガー、つまり個人投資家が選ぶという点に大きな意味がある。
ユーザー目線でファンドを選ぶからこそ、運用会社も注目しています。

昨年のFOY2018では、eMAXIS Slim 先進国株式が第1位を獲得。
eMAXIS Slim シリーズの公式HPでは、トップに載っています。

ブログやTwitterによる発信も侮れない時代になってきています。

FOY2019のイベント概要

第13回目となる「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019」。

今回の投票期間は、2019年11月1日~30日の1ヵ月間となっています。
参加資格は、2019年9月30日までにブログ開設済みの投信ブロガー。

1人あたり5ポイントが持ち点、投票先は振り分けできるルールです。
1つのファンドに集中しても良いし、複数への振り分けもできます。

投信ブロガーか否かの判定は、運営委員の方が行うというルール。
ワタシのブログでも昨年投票できたので、大体は大丈夫そうです。

対象となる投資信託は、2019年10月31日までの設定に限ります。
海外籍ETFも対象ですが、国内証券会社で買えるものに限定です。

アワードの審査基準や対象が複雑で見えにくいものも多い中で。
シンプルな仕組みとなっている点も、FOYの良さのひとつです。

イベントの趣旨を理解する

投票する前に、FOY2019の趣旨を改めて確認しておきます。
FOY2019の公式HPには、冒頭にこのような文章があります。

投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼ら彼女らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
(引用元:投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019

投資に詳しいプロではないですし、投資が趣味ということもない青井ノボル。
投資信託の事情通ではありませんが、投資素人の目線で記事を書いています。

投資信託への投資を続ける一般人が、ブログを通じて等身大の発信をする。
そのなかで投信ブロガーが心からよいと思える投資信託を選んで投票する。

評論家やプロではなく、普通の人がユーザー感覚でファンドを選ぶのです。
運用会社や証券会社の視点ではないからこそ、意味があると思っています。

つまり、投信ブロガーが自分自身の信念や考えに基づいて投票すれば良い。
ただし、自分の想いを託すことができるファンドは何なのかは見極めたい。

FOYの趣旨が素晴らしいと感じるからこそ、真剣に向き合いたいと思います。
投資信託の事情通であるベテランブロガーに混ざって、ワタシも投票します。

eMAXIS Slim 先進国株式と全世界株式(オール・カントリー)に投票

昨年はほぼ迷うことなく、eMAXIS Slim 先進国株式に全5票を投じました。
ところが今年は、状況が大きく変わったこともあり正直迷いがありました。

まず、ワタシは時価総額比率の全世界株式に投資をしたいと考えていて。
その意味で、広く分散されたインデックスファンドが良いと思っていて。

資産クラスでいえば、先進国株式あるいは全世界株式が対象となります。
その中でもFOY2018は、圧倒的に良いと思えるファンドに投票しました。

FOY2019については、良いなと感じるファンドが2つあって迷いました。
それは、eMAXIS Slim 先進国株式と全世界株式(オール・カントリー)。

どちらもeMAXIS Slim シリーズですが、ここの信頼は揺るぎないもの。
ファンド規模、運用コスト、個人投資家との対話姿勢、良いと思います。

よく話題に上がる、ニッセイ・たわら・楽天バンガードも良いファンド。
ただし総合的に考えると、どうしてもeMAXIS Slimには適わないのです。

2019年の投信界隈を見てきて、少なくともワタシはそう感じています。

2つのファンドを選んだ理由

eMAXIS Slim 先進国株式は、FOY2018にて全5票を投じたファンドです。
信託報酬の対抗引き下げを実施したほか、受益者還元の仕組みもスタート。

最低水準の運用コストという意味で、名実ともにNo.1となった2019年。
これは素晴らしい功績であり、2019年を代表するファンドに相応しい。

一方で、2019年は全世界株式でも大きな動きがあったと言えそうです。
たわらと雪だるまの影響もあり、信託報酬が大きく引き下がりました。

国内株式・先進国株式・新興国株式の各ファンドを組み合わせるよりも。
全世界株式(オール・カントリー)を1本持つだけのほうがコストが低い。

これは画期的なことであり、年間約0.1%という超低コストは素晴らしい。
新設のMSCIジャパンのマザーファンドも、問題なく運用されている模様。

設定されたのは2018年ですが、そこから実績を積み重ねてココまできた。
eMAXIS Slim シリーズへの信頼感も大きいため、投票するに至りました。

このように悩んだ結果、eMAXIS Slim 先進国株式に3票を託します。
また、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に残り2票。

5票を分散して投票するのが良いだろう、という結論に至りました。

FOY2019の結果発表が待ち遠しい

2019/11/30まで、FOY2019の投票期間となっています。
投信ブロガーの皆さんは、ぜひ清き5票を投じましょう。

FOYはお祭りですから、参加して楽しんだもの勝ちだと思います。
そして良いと思うファンドへの想いを発信する好機でもあります。

投信ブロガーではない人でも、表彰式・懇親会に参加できます。

2020/1/18、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」が決定。
表彰式で順位が発表されて、その後場所を移して懇親会で交流もできます。

投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 懇親会

場所は品川駅周辺、チケット販売はすでに始まっています。
個人投資家が多数参加する懇親の場、盛り上がりそうです。

せっかくのお祭りですから、踊ったほうが楽しめると思います。
FOY2019が盛り上がって、投資環境が更に整備されますように。

2019年11月1日金曜日

バンガード主催の第3回ブロガー交流会に参加しました

青井ノボルです。

相互リンクをいただいている水瀬さんに誘っていただき。
今年もバンガード主催のブロガー交流会が参加してきました。

世界的な運用会社、バンガード日本法人の事務所は溜池山王。
超都会的な雰囲気に圧倒されつつも、勇気を出して突入です。

バンガードの基本理念に触れて、良い時間を過ごせました。
やはり運用会社の中の人の話を聞くのは面白い時間ですね。

この記事では、バンガード主催のブロガー交流会に参加して感じたことを書いていきます。

第3回ブロガー交流会の開催概要

バンガードが主催するブロガーミーティング、今回は3回目。
1年前に開催された前回の第2回目、ワタシは初参加でした。

今回は2回目の参加ということもあり、前回よりはリラックス
あのときは、水瀬さんに促されてようやく質問できたたっけ…。

さて、第3回ブロガー交流会の概要は下記の通りです。

【日時】2019年11月1日(金)19:00~21:00
※終了後に有志の二次会あり(有料)
【場所】バンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社
【内容】代表取締役社長・小林賢よりご挨拶
Part 1:バンガードについて
Part 2:「インデックス・ファンドの父」ジョン・ボーグルとインデックス運用について
Part 3:Q&A/ディスカッション

投信ブロガー的には、興味深いプログラムで嬉しいところ。
バンガードの考え方に触れ、なかなか刺激的な時間でした。

なお、一部の人に注目されているブロガー交流会のお弁当は。
安定と信頼の今半、すき焼き弁当であったことを報告します。

正直なところ、大変美味しかったです。

小林社長の挨拶

冒頭、代表取締役社長の小林氏より挨拶がありました。
ざっくり内容を紹介すると、だいたい下記の通りです。

本当のカルチャーはなかなか伝わらないなと、社員同士で話している。
今回のブロガー交流会では、数字に出ていない文化をお伝えしたい。

何故かというと、商品にフォーカスされることが多い。
ただ、バンガードとして商品をプッシュすることはない。

以前セールスという肩書だったが、セールスは嫌いだとCEOに言われた。
我々は啓蒙活動家であり、お客様がその商品をどう使うかのほうが大事。

4つの投資原則。何度でも繰り返して言え、というのが哲学。

プライスリーダーになったり、ならなかったりもあるが。
プライスは一つの側面で、それ以外で評価いただきたい

会社構造でバッチリと決まっている。
ファンドが株主になる、という構造。

どんなCEOが来ようと、違う経営や行動ができない。そこが大きな差。
20年や30年と長期で持つファンドは、しっかりしていないといけない。

挨拶の内容は、ざっくりこのような内容だったと思います。

要するに、コスト競争だけではないというメッセージですね。
バンガード社の構造に注目して欲しいのだと受け止めました。

ご存じの方も多いと思いますが、バンガード社の構造は特殊。
ファンドの投資家がバンガード社を所有するという構造です。

これは唯一無二であり、ユニークで素敵なことだと思います。

バンガードについて

続いて、バンガード社について経営企画本部長の方より説明がありました。
パソコンで必死にタイピングしていたメモをベースにして、お伝えします。

米国本社は郊外に敷地があり、敷地内をキャンパスと呼んでいる。
ニューヨークに本社、というのとは違って静かで緑あふれる環境。

運用残高は約600兆円。日本のGDPを超える規模ということ。
日本の運用規模も600兆円。日本の運用業界全体に匹敵する。

このうち個人投資家が占める割合、日本は16%と言われている。
バンガードは、なんと個人投資家が80%が占めているとのこと。

これはダイレクトで預かっている資産と、IFA経由を含めての数字。
バンガードは機関投資家ではなく、生活者のための運用会社です。

バンガードの使命は「すべての投資家の皆様と公平に向き合い、投資目標達成のための最良の機会をご提供します」。

世界中に19拠点あり、日本は2000年に設立、3番目のオフィス。
従業員はグローバルで17,600人、投資家数はなんと3,000万人。

どの会社も顧客第一主義を掲げるが、バンガードの会社構造は特徴的。
一般的な運用会社は外部株主等が所有しており、利益を還元します。

バンガードはすべて運用している米国籍ファンドが所有しています。
ファンドの投資家が投資をして、間接的にバンガードを保有する形。

外部株主がいないので、投資家だけを見て経営ができる。
アットコストで運用できるため、投資家に還元できる。

実はこの会社構造をとっているのは、バンガードが唯一
まさに、投資家のための会社となっているのは特徴です。

ジョン・ボーグルの言葉のひとつ「投資家を最優先せよ」。
どの運用会社もやったことが無いことで、ここまで来た。

コストをダンピングしている、と言われたこともあるけれども。
会社の構造上、投資家のために愚直に経営した結果に過ぎない。

設立当初は、バンガードも業界平均と変わらないコストだった。
これまで投資家に還元し続けてきた結果、経費率は平均0.1%に。

米国投資家が40年積み上げてきた、規模の経済の成果ともいえる。
日本の投資家はある意味で、これにタダ乗りできるとも言える。

赤字でコストを引き下げている運用会社もあるようですが(どこの運用会社のことでしょう)。
経営者が変わっても、市場環境が変わっても、バンガードは同じことをやり続けることが可能。

シンプルで、時を経て実証された投資哲学。
「目標」「バランス」「コスト」「規律」。


日本でも、最近ようやく長期投資が普及し始めているといっても。
一般的に投資は「個別株を安く買って高く売る」をイメージする。

資産クラス別年次リターン、資産クラス毎のパフォーマンスはバラバラ。
マーケットに勝ち続けるのはプロでも難しく、素人は更に難易度が高い


成功している人もたくさんいるが、大多数の人はマーケットに負ける。
長期投資をしたほうが、さらに良いリターンを得られるのではと思う。

ナイルの海戦で完璧な勝利を挙げたイギリス艦隊ネルソン提督の旗艦「バンガード」。
従業員のことは、クルーと言われている。ボーグルの人生の指針は「航路を守れ」。

バンガードの歴史とボーグルの人生哲学をまとめた本のタイトル。
亡くなった直前に執筆した最後の本。まだ日本語版は出ていない。

目標を定めて、航路をぶれずに進めていきましょうというメッセージ。
これこそが、ボーグルが投資家に最後に残したメッセージとも言える。

「インデックス・ファンドの父」ジョン・ボーグルとインデックス運用について

このパートは、ETF戦略部長の方からお話がありました。
これまた会場で必死にメモした内容をベースとなります。

ジャック・ボーグルはアメリカの投資家に誰よりも貢献してきた。
あの著名投資家であるバフェットも、ボーグルを称賛しています。

ボーグルのキャリアの話。
1929年に誕生、世界大恐慌が起こって辛い経験をしたそうです。

アルバイトなどで稼ぎながら大学へ、ウェリントン(運用会社)に入社。
1965年、30歳ほどで社長に就任するも、のちに退出を余儀なくされます。

1975年にバンガード創業。翌年に世界初の個人投資家向けインデックスファンドを設定。
1999年、70歳までバンガードの取締役を務めていました。

アクティブ運用は高いリターンを期待するもの。
ベンチマークを上回ることを目的とする手法。

インデックス運用は、特定の指数に連動することを目的とする手法。
市場全体のリターンを享受することを目指します。

自分で個別銘柄でバスケットを作ってインデックス運用は困難。
個人投資家であれば特に、ファンドを通じた投資が一般的です。

ここからはボーグルの名言が続くのですが。

干草の山の中から1本の針を見つけだそうとするな、干草の山全体を買え。

株式市場を広く全体を持つことは勝者のゲーム。
市場平均を上回ろうとすることは敗者のゲーム。
これは常識である。

投信業界は、ある意味で魔術の上に築かれている。

いやしかし、ボーグルらしい言葉の数々ですね。

アクティブ運用の真実。
全アクティブファンドをベンチマークに勝ったか負けたかを判断して。
15年間の運用実績でみるとアンダーパフォームのファンドが約9割。

勝てそうなファンドマネージャが勝ち続けられる、というのは魔法

バンガード500インデックスファンドの設定は、革新的な出来事。
継続的にベンチマークを上回るファンドは、ほとんど無いという。

多くの人がアクティブ運用をする理由は、規律が保てないから。
永遠に持てば良い。インデックスファンドは永遠に持つのに最適。

ただし、規律を守ることは簡単ではない。
「時間は友だ。衝動は敵だ。」

上下変動に振り回られるのが一番の敵。

アメリカの投資信託の流入出について、リーマン以降でみると。
アクティブ投信が減って、インデックスファンドが増えている。

遂にインデックスファンドが投信市場の半分を超えた。
インデックスファンドの提供者に資金が流れている。

インデックスファンドにも、いろいろな要素がある。

アセットマネージャーの構造であり、コストの経費率。
ポートフォリオマネージメント、トラッキングエラー。

セキュリティーレンディング(ブローカーとの交渉力など)。
その収益をファンドの運用会社が取らない会社や、取る会社。

貸すのもリスクがあるなかで、各社のポリシーがある。
また規模の経済など、様々な違いが内包されている。

ファンドに保有された運用会社

目的:投資家に資する

超過的な報酬は不要

低い経費率(信託報酬)

外部株主に保有された運用会社

目的:株主に資する

利益を上げるためのビジネス戦略(投資家の拡大、他ビジネスのための集客など)

低い経費率(信託報酬)

自分の決めた目的に沿って、航路に沿って真っすぐ進め。

ポートフォリオを変更するタイミングは、マーケットが動いた時ではない。
投資か本人のライフプランやステージが変わった時にこそ変えるべき。

マーケットの変動でいじるべきではない。

まさにおっしゃる通り、というのが率直な感想です。
ド正論を突き詰めると、こういうことなのでしょう。

白熱のQ&A

ここからは、一番時間を割いてもらったQ&Aのコーナー。
質疑応答にフォーカスを当てる姿勢は、素晴らしいです。

主な質疑応答の内容を、ざっくりと紹介します。

今後直販の予定はありますか?

現在のところは無いです(笑)

なぜ日本ではバンガードの投資信託ではなく、共同ブランド?

会社の戦略として、ローカルのパートナーの力を借りていく方針。
すでにファンド運用しているほうが、規模の経済も働きやすい。

ファンドをゼロから立ち上げると、効率が悪い部分もある。
保管費用や監査手数料など、ゼロからだと相対的に高くつく。

日本の投資家は、(米国籍ETFの規模が巨大であり)タダ乗りできる。
アメリカの投資信託を持ってきて、日本籍に変えるのは非効率である。

協業する相手はどう決めていますか?

会社としてのポリシー、投資家を見ているかどうか。
またフィーの部分、不当に高い水準はよろしくない。

協業がもっと増えていく可能性は?

十分にある。

バンガードジャパンの収益源は?

日本の運用会社との協業でやっているファンドや。
米国籍ETFを直接買ってくれているということも。

半分くらい、機関投資家向けのビジネスもやっている。
金融機関が海外投資する際にバンガードのETFを使う。

機関投資家も、実は個人投資家と同じものを買っている。

経費率引き下げはどこまでが下限ですか?

分かりません(笑)
本社が決める話。

業界ではゼロファンド、ネガティブフィーのファンドもある。
当社は、投資家への利益の還元策としてフィーを下げている。

低コスト追求と会社としての利潤追求は両立していますか?

そもそも利益追求はしていない。
そのため、両立する必要も無い。

必要な最低限のコストをいただくだけ。
不要な部分はフィーを下げることで還元。

インデックスファンドを低コストで提供できている理由は?

バンガード社の構造が物語っている。

低コストができる規模が必要であり。
投資家の支持があって規模がある。

最終的には投資家のお陰ということ。

必要経費を抜いて、残ったお金については。
フィーを下げることでファンドに還元する。

従業員向けの独自制度は?

パートナーシップという制度があり、夏にパートナーシップデーがある。

そこで、過去3年間投資家にどれだけリターンを出したか。
ほかの業界の運用の実績を上回ったか、グリットを決めて。

それを上回ればボーナスに上乗せするとのこと。
クルーと投資家の利益を一致する仕組みですね。

家庭で金融教育をどう浸透させるべきですか?

お金だけではなく、家族の価値観の共有のきっかけ。
家族の絆を結ぶものなので、ぜひ話してみてほしい。

マネネCEOの森永さんからもコメントが。

日本の金融教育=投資という感じが強い。

大人ですらほとんど投資やっていないのに。
いきなりジュニアNISAと言っても・・・。

日常生活のなかに、金融教育の材料は意外と数多くある。
運用に置き換えられること、概念的に学べることはある。

アメリカ人は投資の基礎を誰から学ぶの?

アメリカは格差が大きいので、一概には言えない。
親から教育される人もいれば、そうでない人も。

アメリカはDCや401Kがあるので、強制的に考えなければいけない。
日本は公的年金に頼っていた部分も大きく、考える機会が無いかも。

ただ、アメリカ人の金融リテラシーが高いというわけではない。
日本人とそこまで差はないものの、運用をさせる仕組みがある。

デフォルトが運用商品になっている、これは日本との環境の違い。
日本人は数学などのレベルは高いため、個別株投資等に走りがち。

アメリカは投資をアドバイザーに任せよう、というのが一般的。

シニア向けの投資ソリューションは?

たとえば、マネージド・ペイアウト・ファンド。
払い出しをうまくやっていこうというファンド。

幅広く分散しながら、稼いだ分だけ月々分配しましょうというファンド。
日本でもニーズがあるとは思っている(日本では買えないファンドです)。

(タコ配ではなく)まともなインカムを払い出しましょうというもの。
たしか過去3年のリターンの平均を、その年に分配するという仕組み。

バンガードは今後、ジョン・ボーグルが貫いてきた信念を会社としてどう承継していく?

ボーグルの信念を引き継いでいこうという想いは強い。
会社の構造が、そもそも裏切れないようになっている。

バンガードジャパンの従業員数は?

いま25名。

全員インデックス運用になったらどうなる?

アメリカの投資信託では半分だが、株式市場全体では15%くらい。

まだまだインデックスが占めているのスペースは狭い。
さらに拡大しても、インパクトは大きくないだろう。

バンガードへの期待

長期投資を志すインデックス投資家にとって、バンガードには共感しかないです。
投資哲学はもちろんのこと、ファンドの仕組みもその規模も魅力的だと思います。

質疑応答のラストには、集まったブロガーへの逆質問もありました。
回答していた内容からも、バンガードへの期待が大きいと感じます。

例えば、投資商品を選ぶ際の視点は人によって全然違ってきます。
それでもバンガードは、他人にお勧めしやすい選択肢のひとつ。

投資哲学など、その思想をもっと広めたほうが良いのではないか。
バンガードジャパンとして、冊子などにまとめるのも良いと思う。

個人投資家からそんな提言があったのは、根底に期待があるのです。
バンガードの理念に共感するからこそ、現実的な投資方法が欲しい。

例えば、楽天VTIやSBIバンガードS&P500はどうでしょうか。
残念なことに「外部株主に保有された運用会社」を介します。

VOOやVTなどの米国籍ETFに直接投資するという方法もあります。
ドル転の手間があり、また少額の定期積立には相性が悪いです。

日本の個人投資家にとって、バンガードの想いを純粋に受け止めて。
その理念を貫いた投資ができるかというと、ちょっと難しいのです。

例えばトラッキングエラーは、長期投資では重要性が低いという意見もあります。
もちろんその通りだとは思うのですが、比較できる数字には敏感でありたいです。

繰り返しますが、バンガードの投資哲学には共感しかありません。
だからこそ、現実的に投資をしたくなる手段の提供が待たれます。

2019年10月18日金曜日

S&P500引き下げ直後のブロガーミーティングに参加

青井ノボルです。

2019/10/18開催、三菱UFJ国際投信主催のブロガーミーティングに参加しました。
運用現場見学会があった前回のブロガーミーティングから、4ヵ月ぶりの開催です。

ブロガーミーティング開催が決まった頃、まだ不穏な空気が流れていました。
SBIバンガードS&P500の新規設定に対し、信託報酬の対抗引き下げが未発表。

この異常事態は思いのほか長く続きましたが、先日沈黙を破りました。
全世界株式とあわせて、信託報酬の対抗引き下げが発表されたのです。

落ち着きを取り戻した投資界隈に、三菱UFJ国際投信が発信する内容。
どんなメッセージになるのかと期待していましたが、内容は果たして。

この記事では、三菱UFJ国際投信ブロガーミーティングの参加レポートを書いていきます。

ブロガーミーティングの内容

まずはじめに、今回の開催概要とプログラムを簡単に紹介します。

開催概要

日時:2019/10/18(金)19:00~20:30
場所:三菱UFJ国際投信 会議室
※ミーティング後に21:30まで無料懇親会

プログラム

1.初めの挨拶(代田常務取締役)
2.「eMAXIS Slimシリーズ」の足元の状況について
3.質疑応答
4.eMAXISにて提供予定の新ツールについて
5.公募投資信託等における外国税額控除の制度改正について

ブロガーミーティングは、一般的なセミナーとは異なります。
参加者数も限られ、双方向のコミュニケーションが特徴です。

質疑応答への対応にも時間を割きながら、一方通行ではない。
今回からは、オンライン参加という方もいらっしゃいました。

会場に集まった方が、個人投資家20数名と関係者のみなさん。
オンライン参加の人は、こっそり聞いてみたら少人数でした。

ストレスフリーな投資環境の提供、その一つがこのイベント。
本編はもちろん、懇親会で直接会話ができるのも素晴らしい。

対話の機会を用意してくれていることには、感謝したいです。

業界最低水準とともに最高水準を目指す

今回のブロガーミーティングも、代田常務の挨拶からスタートです。

いつもそうですが、ほぼ原稿を見ずに話しているのが印象的ですね。
挨拶は手短にという感じでしたが、大まかな内容は下記の通りです。

代田常務による初めの挨拶

まずは、ご心配をおかけしていた信託報酬引き下げの件から。

米国株式(S&P500)は、野心的な信託報酬を出させていただいた。
0.15%→0.088%として、業界最安値を目指すコンセプトを貫いた。

ファンドを継続できるように、コスト構造の見直しを迫られて。
運用会社が0.034%でも大丈夫なように、コスト構造を見直した。

これは社内だけで出来ることではなく、社外の協力も必要だった。

S&P500の指数は、S&Pダウジョーンズ社へのライセンスフィー。
米国のCEOが日本に来ていたので、eMAXIS Slimについて説明。

日本法人の代表にも間に入ってもらって、協力を取り付けた。
今回、ライセンスフィーを引き下げていただくことになった。

全世界株式の3ファンドの引き下げも、同時に実現した。
皆さんに末永く安心して持ってもらえるように努力した。

これからは、業界最低水準の運用コストだけではなく。
より意識したいのは、業界最高水準のパフォーマンス

運用コストを引き下げるのは、パフォーマンスが高まるから。
今後は、コスト以外も考えていかなければいけないと思う。

(さきほど言い忘れてしまったが、)
コストの引き下げという意味では、今回はS&Pに協力を得られた。
今後は指数変更しないと、コスト引き下げできないかもしれない。

(話を戻すと、)
業界最高水準のパフォーマンスを目指す、という点では隠れコストもそう。
例えばセキュリティーズ・レンディングのように、株式を活用することも。

セキュリティーズ・レンディングとは、運用機関が保有している有価証券(株式並びに債券)を証券会社等に貸付け、貸出料を受け取ること。詳しくは、資産管理サービス信託銀行の解説が分かりやすいです。

貸出料など、ファンドに還元できる部分を増やしていく。
これを今まで以上に考えていきたい。

業界最低水準の運用コスト、並びに、新しいチャレンジとして。
業界最高水準のパフォーマンスを目指していければと思っている。

一番やってはいけないことは、支持をいただいているファンドを途中で投げ出すこと。
一定程度の収益の裏付けを、体制面でもしっかり確保しながら、運用していく。

業界最低水準の運用コストと最高水準のパフォーマンスを目指したい。

補足

と、最初の挨拶はこのような内容でした。
引き下げ発表まで、大変だったようです。

そのあとの質疑応答でも話題になりましたが、販売会社との関係。
販売会社が引き下げのボトルネックではという憶測もありました。

この点については、代田常務がきっぱりと否定していました。

販売会社とは信託報酬の引き下げでしっかり手を握れている。
あくまで運用コストが構造上耐えられるレベルかということ。

懇親会の場でも聞いてみましたが、大きかったのは指数の使用料。
S&P500のライセンスフィーでの協力が、最大の要素だった模様。

そういう意味では、この信託報酬がギリギリのラインなのでしょう。
当然ながら、売れば売るほど損をする逆ザヤでは継続性が無いです。

将来的に純資産総額が増えていけば、という想定も織り交ぜて。
コスト度外視で信託報酬を決めているワケではないということ。

これからも採算度外視の引き下げはしない、と受け止めました。
事業の継続性が求められる株式会社ですから、当然のことです。

更に言えば、従来のeMAXISシリーズで儲かっているから大丈夫。
eMAXIS Slim シリーズは採算度外視で、とも感じませんでした。

もちろん運用会社の内部事情は知りませんが、印象としての話。
質疑応答や懇親会での発言のニュアンスからして、そうかなと。

以前、代田常務がSlimでは面を取りにいくと言っていました。
超低コストでも純資産総額が積み上がれば、収益は生まれる。

市場規模の拡大、そしてその中でシェアを獲得していくこと。
そんなことも見込んでコスト構造を見極めているのでしょう。

コスト構造を考えて、厳しければ信託報酬の引き下げはしない。
そんなメッセージも込められていたとすると、奥深い話でした。

信託報酬の引き下げが長引いた要因が分かり、スッキリです。

「eMAXIS Slimシリーズ」の足元の状況について

2つ目のプログラムは、eMAXIS Slim シリーズについての話題。
配布された資料に基づいて、一通り説明されたということです。

eMAXISシリーズの純資産総額が大きく積み上がってきていること。
そのうち超低コストなeMAXIS Slim シリーズが順調に伸びている。

インデックス投資界隈では半ば常識といったところでしょうか。
eMAXIS Slim シリーズのコンセプトについても触れていました。

ワタシのようなマニアになると、もはや暗唱できるレベルです。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」

「わたって」と「めざし」の部分だけ平仮名というのが特徴。
テストに出ることのない無駄な知識ですが、押さえましょう。

さて話が逸れましたが、おそらく伝えたかったのは3点です。

  1. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と全世界株式3本の信託報酬引き下げ
  2. eMAXIS Slim シリーズに国内リートと先進国リートを追加
  3. 受益者還元型信託報酬率を臨時レポート等で開示することを検討中

信託報酬の引き下げについては、みなさんご存じの通りだと思います。
リートの設定についても、リリースがあったのは周知の事実でしょう。

こうして改めて見ると、大半のファンドが年率0.1%付近の超低コスト
つみたてNISAスタート前の水準から考えると、凄いことになりました。

リートの設定も終えて、eMAXIS Slim シリーズのファンドは揃った。
質疑応答のニュアンスでは、これ以上増やすつもりは今のところない。

選択肢を増やし過ぎないことも大切なので、良い判断だと感じました。

そして意外と頑張るなと思ったのが、受益者還元型の信託報酬について。

eMAXIS Slim 先進国株式は、500億円を突破して仕組みが発動中です。

全体的な信託報酬はどの程度なのか、すぐに算出するのは厳しい。
純資産総額に連動して変化するため、分かりづらい面もあります。

この点について、年に一度の運用報告書ではなく臨時レポートで。
信託報酬の状況を開示することを検討している、とのことでした。

ブロガーミーティングで言った以上は、おそらくやると思います。
どれだけ信託報酬が下がっているか、視覚的に示して欲しいです。

インデックスファンドに関するパフォーマンス要因のご紹介

次第にはありませんでしたが、この情報が最も興味深かったです。

ただ残念なことに、資料で最も中核を成す部分は現時点で非公開

正確には、イボットソン提供データのため承諾手続きが必要です。
当ブログでは今後、承諾の手続きを進めますのでお待ちください。

以前にもイボットソンさんの承諾を得て、資料を掲載しています。

インデックスファンドのパフォーマンスに影響を与える要因
前回のブロガーミーティングで細やかな説明がありました。

資料のうち公開できる部分で、挙げられていた要素は5点です。

  1. 対象ベンチマークの違い
  2. ファンドスキーム
  3. (投資先)ファンドの運用規模
  4. ファンドの資金動向
  5. コスト

対象ベンチマークの違いは、比較的イメージしやすいかと思います。

構成銘柄数が多ければ、指数との連動性を高めるために調整が必要です。
ファンドの運用規模とも連動しますが、銘柄多いと連動性が減少傾向に。

また新興国株式が象徴的ですが、投資規制が厳しい国も存在します。
こうした国の銘柄を組み入れている場合は、連動性の確保が困難に。

ファンドスキームは、株式などに直接投資をするファミリーファンド方式と。
ETFなどファンドに投資する形式、主にファンド・オブ・ファンズ(FoF)。

どちらの形式を採用しているファンドかによって、特性が異なります。

前者はeMAXIS Slim シリーズが該当しますが、直接投資をしています。
運用面で細かく調整が可能な反面、規模が小さいと連動性が下がります。

後者は米国株式で話題のファンド等ですが、例えばETFへの投資として。
取引コストや信託報酬が二重に発生し、ETFの特性上も乖離が出やすい。

上場しているETFの場合、市場における需要と供給で価格が決まります。
そのため、対象とする指数の値動きとの連動が難しい面があるようです。

一方で小さな運用規模でも、ETF自体が大きければ連動性は確保しやすい。
コストが二重に発生するとはいえ、ETFのコストが極端に低いこともある。

ファンドの運用規模は、いわゆるスケールメリットというやつですね。
一般的な商取引でも、規模が大きければコストが相対的に下がります。

ファンドの資金動向は、大きな資金流入出があると取引コストが発生。
売買を頻繁に行わざるを得ない状況となったら、コストは嵩みます。

コツコツと積立を続ける人が多いファンドの方が、優位でしょうか。

コストについては、当然コストが高い分だけリターンは減少します。
信託報酬のほか、実質コストやいわゆる隠れコストも存在します。

隠れコストは、前回のブロガーミーティングでも話題になりました。
更に前のブロガーミーティングでも、代田常務が言及をしています。

コストは個人投資家が唯一、コントロールできる大切なところ。
コスト面をはじめ、どのファンドを選ぶべきか考えたいですね。

と、公開できる資料に基づいた内容は以上となります。
続きは承諾を得てからになりますのでお待ちください。

質疑応答

ここからが最も白熱した質疑応答コーナーとなります。
全プログラム中、質疑応答に大きく時間を割きました。

信託報酬引き下げに時間が掛かったのは販売会社との関係?

今回、販売会社との関係で時間が掛かったということは無い
Slimでは理念で擦り合っているので、そこはネックではない。

純粋に運用会社として、この信託報酬で利益が出せるかどうか。
そこのジャッジだった。

信託報酬が年0.1%を下回って、何かが発動した訳ではない。

今後、他社が滅茶苦茶なコスト水準で新規に設定した場合。
将来利益が出ると確信が持てれば、そこは引き続き頑張る。

どう残高を積み上げるかが、どれだけ戦えるかに影響する。
引き続きのご支援をお願いしたい。

レンディングでどれくらいリターン上昇?

レンディングフィーには、やり方がいくつかある。

ポートフォリオ全体をどんと貸して薄いフィー。
個々の銘柄で厚いフィー、等々といろいろある。

マーケット状況によっても変わるが、 0.02ポイント程度はプラスになる可能性があると考えている。

分配金を今後出すのかどうか?

分配金は税法上の問題があり、(資料には)ストレートには書いていない。
長期保有を前提としたSlimでは、基準価額を上げていくことが一番大事。

基本的には分配金を抑制していきたいと考えている。

なお、“抑制”の意図を汲んで欲しいとのことです(笑)

分配金については、懇親会で中の人に詳しく教えていただきました。
隣にいたつらおさんは、相当ディープなこともご存じで凄かった。

先輩ブロガーの皆さん、本当に投資信託を愛しているんだなと感じます。

新たなファンドを追加する予定は?

リートを追加して、パーツは揃ったと思っている。
今後追加するかは、皆さんの声をお聞きしたい。

一旦はリートまでで、ほぼラインナップは揃ったという認識。

指数のライセンスフィーは?契約形態は?

ライセンスフィーは、コメントできないことになってる。
契約は会社毎なので、他社の水準を見ることもできない。

運用会社として事業継続への取り組みや方向性は?

ファンドの本数が多いが故に、運用会社にコスト負担がかかっている。
その可能性は業界内でも議論があり、ファンドの本数は減らしたい

ファンドの併合は手続き上できることになっているが、難しい要因も。
運用会社の独断ではできないし、膨大なシステム投資も新たに必要。

ただ、併合のチャンスがあれば、難易度は高いがやっていきたい。
そうしないと、本数を減らすためには償還という手段しかない。
ただこれは、お客様に迷惑がかかる可能性があると考えている。

極力本数を減らしたいとは思いながら、具体的な手立てがない。
マザーファンドを一緒にすることは、比較的容易にできるかも。
ファンドマネージャーは、マザーファンド単位で担当している。

マザーをどう減らすのかを含めて、運用会社のコスト構造をどう変えるか。
と同時に、新たな収益源は何かということも考えていかなればいけない。

旧eMAXISとSlimの併合は?

旧eMAXISとSlimの併合も一つの選択肢。

eMAXISの購入者は、つみたて・ノーロードファンドの初期のお客様達。
業界の流れを最初に作り、そして引っ張ってきた重要なお客様だと思う。

いろいろと考えたい。

FoFはトラッキングエラーが大きい?構造的な問題?

価格が需給で変わる性質を持つETFを間に挟んでいるという構造的な部分はある。
直接投資であれば運用で細かく対応できる、これも構造上はFoFよりも有利か。

ファンドマネージャーなど、会社の努力による部分もあるのではと思う。

パフォーマンスの差は、コストが余計にかかっているということ。

コストとは何か。ETFをくるむと余計に税金が発生している可能性。
連動性を高めるために、ETFを頻繁に売買してコストが多い可能性。

論理的には、そういう帰結になる。

他社の詳細は分からないが、例えば当社は3社引き合いで売買発注する。
個人で考えれば、ビックリするほど超低コストで売買することができる。

キャッシュフローにより、現物を細かく買わずに一旦先物を買ってコストを落とす。
連動性の高い銘柄だけを買うとか、コストコントロールを相当丁寧にやっている。

これは運用会社の技量の部分。
そういう部分を含めて、他社では違うやり方をしている可能性がある。

Slimにコモデティを追加する余地は?

eMAXISプラス コモデティは、ETFで運用。
Slimに入れる意味があるか、検討していない。

積極的にやろうという議論にはなっていない。

ETFに依存しなければいけない、ということ。
投資信託でコモデティは結構ハードルが高い

ETFを買ったほうが、コスト的にも良いかもしれない。

みなさん、eMAXISプラスという幻のシリーズはご存じでしょうか。
コモデティ不発のせいか、ファンド1本だけという寂しい状況です。

NYダウをSlimに追加しない事情は?

SlimシリーズにNYダウを入れないのは、SP500があるから。
2枚看板にせず、S&P500があれば良いのではと考えている。

NYダウは指数として、つみたてNISA適格指数になっていない。
そのため、5年以上運用のアクティブ要件で対象になっている。
(旧eMAXISのNYダウはつみたてNISAの対象です)

Slimと同じ資産クラスのETFは?

鋭い質問で驚いた

Slimを出した時に、個別株をやっている方が投資信託まで来ないと感じた。

日本のETF市場はほとんどTOPIXや日経225がほとんど、ACWIなどはない。
公募投資信託のインデックスとしては受け入れられているのに、ETFは無い。

ETFをやったら面白いとは考えているが、代行手数料(販売会社)が必要ない。
野心的なフィーで出せる可能性があるかもしれない。

ETFは売買手数料かかるが、MAXISの一部はノーロードでやってる。
ネット証券を分析すると、米国籍ETFを買うときにドル転で大体0.1%かかっている。
ドル転の手数料と売買手数料を含めて、割安感があれば革命が起きるのではと期待。

ETFの場合は、証券会社とうまくコラボできれば、個別株の投資家を取りに行けるかも。

一般NISAの枠も使えるし、最近IFAの方が結構出てきていて、ETFを使うケースが多い。
そこでのマーケットもあるかも、などと考えている。

投資信託とETFの投資家は、価値観も含めてちょっと違う客層だと思われる。
MAXISの信託報酬は高いが、信託報酬の見直しも含めて戦いにいけると思う。

eMAXISにて提供予定の新ツールについて

謎の熊っぽいキャラクターが資料に登場、新サービスが紹介されました。

eMAXISシリーズが誕生してから、もう少し経ったら10年になるとのこと。
「もっとお客さまに寄り添わせていただきたい。」という想いをカタチに。

三菱UFJ国際投信、11月末からLINEサービスを始めるとのことです。

細かいコンテンツ内容など、資料の詳細はご配慮願いますとのこと。
ワタシは敢えて細かく触れませんが、サービスの目的は2つあります。

  1. eMAXISを保有中のお客様に対する長期投資のサポート
  2. これから資産形成を始めようと考える人への投資啓蒙

懇親会で話を聞いたら、どちらかというと前者がメインのようです。

LINEという身近なコミュニケーションツールを用いることで。
HPを見ない人にも長期投資を支えるコンテンツを提供できる。

どんなコンテンツであれば響くのか、結構難しいところですね。
人によってリスク許容度が違うし、ポートフォリオも十人十色

何が人の心をサポートする役割を担えるか、正解はありません。
ただし可能性はある意味で無限大なので、今後が楽しみですね。

公募投資信託等における外国税額控除の制度改正について

これは金融庁が税制改正要望を出して実現した内容となっています。
金融庁の今井さんがいらっしゃったので、全員で拍手を送りました。

このテーマは、別途記事を作って説明したほうが良いと思っています。
ブロガーミーティングでも、残り時間が5分未満で要点のみの説明に。

ざっくりと言うと、外国資産の投資信託で配当の二重課税問題があって。
税制改正によりこの問題が解決されることになるが、その影響は如何に。

ファンドへの影響を考えたとき、配当収益とキャピタルゲインにもよります。
更に言えば、外国によって配当金に対する源泉徴収税率は微妙に異なります。

そのため一概には言えませんが、分配金を出す出さないで優劣が生まれる
どちらが絶対に有利とはいえず、場合によって有利にも不利にもなります。

この点については、最後に代田常務から補足がありました。

一部のケースでは、分配金を出したほうが有利になることが認められる。

一般論として、長期であれば無分配型のほうが有利ではないかと思われる。今後は分配金を出していく、オススメするというメッセージではない。税の二重払いを解消した、投資家にとって非常に重要なこと。

これを手掛けて、制度にまでした立役者は金融庁の今井さん。
(会場内大きな拍手!)

というわけで、良い感じの雰囲気になったところで本編が終わりました。

対話型のイベントは良いです

ブロガーミーティング終了後、いつも通り懇親会が行われました。

菟道りんたろうさんMiraiさんなど、遠方からの参加者も。
運用会社の方はもちろん、個人投資家同士の交流も良いですね。

個人的には懇親会で聞きたいことが聞けて、要望もお伝えできて。
時間は限られましたが、個人投資家同士の交流もできて満足です。

一方的に話を聞くセミナーではなく、双方向のコミュニケーションを。
対話を大切にするから、質疑応答にあれだけ時間を割いたのでしょう。

だからこそ、貴重な機会を作ってくれた三菱UFJ国際投信には感謝を。
個人投資家の方を向いてくれているその姿勢、今回も強く感じました。

懇親会で伺ったところによると、中の人はTwitterを見ているそうです。
乾杯の発声が「かんぱeMAXIS!」だったことからもおそらく事実でしょう。

(※次回は「かんぱeMAXIS Slim!」としていただけるように要望しました)

今後も三菱UFJ国際投信に媚びることなく、また突き放すことも無く。
程よい距離感を保ちながら、良い関係が続いていけば嬉しいことです。

今回も充実のブロガーミーティングをありがとうございました。
また次回、面白いプログラムで開催されることを願っています。

2019年10月7日月曜日

1周年記念の第7回ラーメンずずず会に参加しました

青井ノボルです。

ラーメンずずず会が始まってから、早いもので1年が経過です。
最初はノリと勢いで始まった集まりでしたが、続くものですね。

ラーメンを食べてから投資について語らう、シンプルな集まり。
小規模で開催することで、まったりのんびりな雰囲気を大切に。

ずずずさん、なまずんさん、とさかさんと、大切に築き上げて。
今回開催した第7回ラーメンずずず会、1周年記念となりました。

水瀬ケンイチさんをゲストにお招きしてラーメンをずずずっと。
某高級イタリアンでの投資トーク、いつも通りに楽しみました。

この記事では、1周年記念の第7回ラーメンずずず会に参加した話を書いていきます。

キッカケはいつものTwitter

水瀬ケンイチさんをゲストに迎えて開催したのには、キッカケがあって。
よくあるパターンすぎて意外性ゼロですが、Twitterでの絡みが出発点。

水瀬さんと飲みに行きたいアピールをしたら、あっさり快諾いただいて。
DMでやり取りして、第7回ラーメンずずず会へのゲスト参加が決定です。

そして実は、8月下旬にずずず会を開催する予定で日程を組んでいて。
1周年記念を迎える予定でしたが、水瀬さんの健康上の理由で延期に。

リスケジュールの結果、10月初旬に開催できることとなったのです。

お金は寝かせて増やしなさい前集合

1周年記念のラーメンずずず会、有楽町で開催することとなりました。

メンバーはいつもの4人に加えて、水瀬ケンイチさんがゲストです。

有楽町のシンボル的な建物といえば、駅前にある東京交通会館です。
三省堂書店があったので、集合場所はお金は寝かせて増やしなさい。

発売からもう少しで2年が経ちますが、いまでも書棚に差さっている。
これからもインデックス投資に一歩踏み出す人が読むべき本ですね。

置かれている投資本を眺めながら、色々と話をしていたら全員集合。
集まったら、同じ建物の地下にあるラーメン屋へささっと移動です。

あっさり系ラーメンをずずず

ラーメンずずず会では、必ずラーメンを食べることにしています。

これは第1回目からのお約束であり、今後も変わることは無いです。

今回訪れたのは、有楽町の交通会館地下にある麺屋ひょっとこ。
有楽町界隈といえばここしかないと思って、選出したお店です。

普段のラーメンずずず会では、ネットで店舗選定をしています。
今回は行ったことのある店から選んだので、自信がありました。

古き良き雰囲気を残した交通会館、その地下にある庶民的な店。
カウンター席だけのコンパクトな店舗で、ラーメンと向き合う。

柚子の効いたあっさり和風ラーメン、シンプルで美味いのです。

ワタシも久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しかったです。
こうしたシンプルで美味しいラーメン、貴重な存在だと思います。

銀座の某高級イタリアン

有楽町のすぐ隣のエリアは、国内有数の繁華街である銀座です。

ラーメンのあとは、銀座にある某高級イタリアンで舌鼓を打つ。

全然知りませんでしたが、ここは記念すべき1,000号店とのこと。
1周年記念となった第7回ラーメンずずず会に相応しい会場ですね。

店内が少し混んでいたので「アオイ5名」と記入してちょっと待機。
こういうときには、本名っぽいハンドルネームが非常に便利です。

入店まで少し時間があったので、ここで1周年記念グッズをお披露目。
遡ること1ヵ月半、お盆休みの頃に皆で作成していたステッカーです。

何か記念品を作ろうということで、最終的にステッカーに決まって。
とさかさん原案、なまずんさん監修、そしてずずずさんがデザイン。

ワタシはラクスルで入稿と校正を繰り返すだけの簡単な作業を担当。
うっかりミスが多発して、ラクスルさんにご迷惑をお掛けしました。

皆で作り上げた記念品のステッカー、ずずず会の参加者に渡します。
なんとなく50枚以上作ったので、当面は増産しなくて済みそうです。

今回のゲスト、水瀬ケンイチさんにも快く受け取ってもらいました。
過去に参加されたゲストの皆さんも勿論、順次お渡ししていきます。

ブログを書き続ける理由

某高級イタリアンでは、いつも通りにまったり投資トークです。
今回もずずずさんが、アジェンダを作成・印刷してくれました。

このうち、ワタシが過去のずずず会でもテーマにしてきた話題。
それが「ブログを書き続ける理由」であり、改めて項目に追加。

インデックス投資ナイト2018に参加して、水瀬さんから掛けてもらった言葉。
熱い握手とともに「ぜひブログを続けてくださいね」と言ってもらいました。

言葉に込められた意味、インデックス投資ナイトで聞きそびれてしまい。
その後にお会いする機会はあっても、なかなか聞くことが出来なかった。

もちろん、ずずず会レギュラーメンバーのブログへの想いは知っていて。
水瀬さんとゆっくり話せるこの機会に、聞いてみたいなと思ったのです。

15年以上にわたり、3,600記事以上のブログを書いてきた水瀬さんです。
ブログ歴1年半ちょっとのワタシの約10倍、ブログを書き続けています。


ブログを書くという行為は、もはやライフワークとなっていて。

仕事や地域の繋がりでは出会えない人との縁ができていること。

ワタシとは次元が違いますが、ブログの面白さをそこに感じる。
PV数や収益ではない動機があるからこそ続くのだと感じました。

そして、投資ブログを書き続けるように声を掛けてくれた真意。
これはちょっと意外で「頑張らずに続けてみては」ということ。

毎日更新を自分に課したり、ブログに対してストイックになることなく。
適度なペースで肩肘張らずに発信し続けることが大事ということでした。

せっかくブログへの想いがあるなら、継続しないのは勿体無い。
投資もブログも、継続できる人は意外と少ないということです。

ワタシのブログへの想い、そしてブログの継続性を捉えていくのか。
ブログへの向き合い方が変わりつつある今、改めて考えたいところ。

そして、ラーメンずずず会も継続性のある集まりを目指したいです。
これまでの雰囲気を大切にして、大切に続けていきたいものですね。

(追記)
なまずんさんによる、第7回ラーメンずずず会記事はこちらです。

2019年9月30日月曜日

第1回こってり会でSOSEKIさん達と濃厚ラーメン&トークを堪能

青井ノボルです。

人はなぜ、濃厚なこってりラーメンに魅了されるのでしょうか。
理由を考えても仕方なく、そこにこってりが存在するからです。

ラーメン歴約20年のワタシですが、最上級のこってりと言えば。
知名度が高い超有名ラーメン店、天下一品ではないでしょうか。

大学時代に初めて、こってりラーメンに出会い衝撃を受けて。
社会人になって、京都一乗寺にある総本店を聖地巡礼したり。

忘れた頃に食べたくなるこってりラーメン、思い出の味です。

天下一品のこってりラーメンをこよなく愛する仲間とともに。
濃厚なトークとラーメンを味わえる楽しいオフ会に参加です。

この記事では、第1回こってり会で濃厚トーク&ラーメンを堪能した話を書いていきます。

SOSEKIさんの熱い想いで実現

今回のオフ会、きっかけはいつも通りのTwitterでのやり取り。
遡ること数ヵ月、ラーメンの話題で盛り上がっていたときです。

Twitterの投資界隈で天下一品をこよなく愛する個人投資家。
SOSEKIさん(@kazkazkazuu)は、天下一品マニアです。

米国株投資が中心で、ETFや日本株も保有されています。
ファッション業界にも明るく、引き出しの多い方です。

そんなSOSEKIさんが、まさか天下一品を愛しているとは。
こってり濃厚なスープを飲み干しているとは、意外です。

例のツイート以降も、何度か天下一品の話題で絡みつつ。
ついに2019/9/26、第1回こってり会を開催することに。

港区内の天下一品店舗をリサーチ

2019/09/27現在、234店舗を展開中の天下一品グループ。
東京都内だけでも28店舗あり、身近な存在でもあります。

SOSEKIさんといえば、港区というイメージが強めな方。
そのため、天下一品も港区内から選出することにします。

候補となったのは、田町店・赤坂店・六本木店の3店舗。
田町は港区らしさが弱いので、赤坂と六本木の2択です。

どちらも東京の中心部で、某高級イタリアンもあります。
これといった決め手はありませんでしたが、赤坂に決定。

赤坂駅および赤坂見附駅から歩いてすぐ、良い立地です。
日程と場所さえ決まれば、あとはオフ会当日を待つだけ。

消費増税前の駆け込みこってり

2019/9/26、記念すべき第1回こってり会を開催です。
今回集まることになった、こってりなメンバーは3名。

SOSEKIさん、シオイさん、そして青井ノボルです。

SOSEKIさんは前述の通り、天下一品を溺愛しています。
京都で何食も天下一品を食べてきた、ガチの天一好き。

煮干し系、二郎系、蒙古タンメン中本を愛しています。


ワタシはラーメン歴20年、天下一品総本店は経験済み。

こってりはときどき、無性に食べたくなる程度に好き。

こってりラーメンを愛するメンバーで、いざ天下一品へ。
何を注文すべきか迷いつつ、奥のテーブル席に着席です。

消費増税後は、スープ多めのサービスが有料化とのこと。

スープ多めサービスがあること自体、知りませんでした。

ワタシの注文は、味玉ラーメン・こってり・スープ多め。
生ビールと半ライスも頼んで、こってりを堪能しました。

油断して放置すると固まってしまう、繊細な濃厚スープ。
こってりラーメンは反則的に美味しい、間違いないです。

ワインを飲みながら濃厚トーク

天下一品でこってりしたあとは、某高級イタリアンへ移動。
3人でマグナムワインの白を注文、濃厚トークに突入です。

天下一品については、SOSEKIさんのエピソードが濃いめ
大学時代に何杯も食べて、裏メニューの2号を頼むように。

2号というのは、こってりとあっさりの中間に位置する味。
こってりの味わいを残しつつ、濃度を抑えているようです。

そんなSOSEKIさんでも、スープ多めは知らなかった模様。
天下一品は奥が深いものだと、改めて感じさせられました。

そのほか、社会保険料アップに伴う手取り金額の減少問題。
今後の景気動向はどうなるか、日本の未来はどうなるのか。

そこに明確な答えはありませんが、ゆるゆると語りました。
SOSEKIさんのプライベートな話も聞けて刺激的でしたね。

投資の話もしましたが、投資スタンスが全然違うのが面白い。
どんな環境に身を置くか、その影響もあるような気がします。

ここは絶対的な正解がないので、個性に合わせて選ぶ世界。
選択肢の一つとして、インデックス投資もあるということ。

不動産投資や個別株投資、これらも投資であることは一緒。
お互いを尊重しながら「ワタシはこう思う」を伝えていく。

何事にも共通しますが、バランス感覚が大切だと思います。

こってり会は永久に不滅です

ワインを飲み過ぎてしまいましたが、とにかく楽しい時間。
翌日の二日酔いもなかなか濃厚だったのは、内緒の話です。

さらに、天下一品は至高のラーメンであることを改めて確認。
今後、こってり会の仲間を増やしていくことで一致しました。

こってり会は継続開催を目指して、仲間を広く募集しています。
天下一品のこってりラーメンがあれば、楽しい会は間違いなし。

是非多くの人と、濃厚なラーメンとトークを味わいたいですね。

(重要な追記)
2019/10/1は、天下一品の日として天下一品祭りが開催されています。
ラーメン(並)一杯無料券がもれなくプレゼントされる大盤振る舞い。

明日は皆さん、近隣の天下一品でこってりラーメンを食べましょう!

2019年9月6日金曜日

小規模オフ会の第4回辛味投資家の集いを開催しました

青井ノボルです。

ようやく暑さも落ち着いてきた、9月初旬の平日夜。
楽しみにしていた辛味投資家の集いを開催しました。

個人投資家の中に存在する、辛味投資家という特殊な存在。
投資を継続する傍ら、辛い物を心から愛している人達です。

相場が大きく落ち込めば「辛い」などと冗談を飛ばしながら。
投資スタイルは違いますが、和気あいあいと楽しんでいます。

辛味投資家の集いでは、いつも少人数でこっそりと集まって。
辛ウマなお店で辛味投資を堪能したのち、投資トークに移行。

この記事では、小規模オフ会の第4回辛味投資家の集いを開催したことについて書いていきます。

辛味投資家とは

当ブログの愛読者はご存じだと思いますが、改めて解説します。
辛味投資家とは、辛味をこよなく愛する個人投資家のことです。

主にTwitter上で生息し、#辛味投資家を付けているのが特徴
例えば、このようなツイートをしている人は辛味投資家です。

2019/9/1、防災の日に辛味をストックする重要性を説いています。
個人投資家であり、辛味をこよなく愛する人は備えも万全なのです。

なおすいさくさんは、辛味投資界を一代で築き上げた偉人です。
辛味投資に興味を持った人は、まずはじめにフォローしましょう。

第1回と同じメンバーで開催

辛味投資家の集いは、これまでに3回ほど開催をしています。

第4回は初参加のゲストを迎える予定でしたが、急遽欠席に。
奇しくも、第1回と全く同じメンバーでの開催となりました。

まずは辛味許容度が非常に高いことで有名な、ゆきだるまさん
ブログ記事もありますが、北極ラーメン辛さ10倍を制しています。


続いて、辛味と二郎を愛してやまないラーメン大好きシオイさん

青井ノボル的には、個人投資家の中で最も会う機会が多い方です。


第1回で辛味を共にして以来、久しぶりに参加してくれたてんさん

ヘッドハンティングされたそうで、今回も面白い話が聞けました。

当初予定を変えて臨機応変に

辛味投資家の集いといえば、辛味を堪能してから某高級イタリアンへ。
ゴールデンルートを辿りつつ、投資トークを楽しむという集まりです。

ちなみに、第1回辛味投資家の集いは火の豚人形町店で開催して。
某高級イタリアン東京本部のお膝元で、まったりと投資トークへ。

今回も似たような計画で、高田馬場駅に集合することにしました。
ところが、シオイさんが仕事の関係遅れてしまうとの連絡があり。

辛味を先に堪能する予定でしたが、取り急ぎ某高級イタリアンへ。
ワインを飲みながら、ちょい辛なチョリソーを頬張るという贅沢。

某高級イタリアンでまったりとトークしながら、待つこと1時間。

シオイさんが合流できそうとのことで、一旦終了していざ辛味!

今回の辛味は、蒙古タンメン中本高田馬場店で味わってきました。
選んだのは北極ラーメンがベースの限定メニュー、北極の月です。

ナムルと温泉卵がトッピングされていて、辛さはマイルド寄りに。
中本はいつも熱々ですが、ナムルが温度的にも中和してくれます。

期間限定メニューも、いつもと違う味を楽しめるので面白いです。
蒙古タンメン中本の魅力を、また一つ発見してしまったのでした。

辛味の後は甘味ですよね

中本で辛味を堪能したあとは、お約束の地である某高級イタリアンへ。
今回は変則的な行程となりましたが、某高級イタリアンは外せません。

辛味を味わった後に食べる癒しの甘味は、なかなか美味しかったです。

さて、辛味投資家の集いでは辛味を堪能したあとに投資トークをする。

なかなかユルい雰囲気ではありますが、まったり進行で楽しみました。

前回同様にアジェンダを作成したのですが、今回からはペーパーレス化。
お財布にも環境にも優しい小規模オフ会を目指しているので、必然です。

幅広いテーマ設定でしたが、今回も有意義な意見交換ができました。

転職と退職金

今回話をしていたなかで印象に残ったテーマ、まずは転職の話題です。

ワタシは転職経験があり、そのほかの3人は転職経験は無いとのこと。
いまは転職も当たり前の時代になっているという点は共通認識でした。

30歳~40歳代の転職を考えるうえで、退職金が気になるという話題に。
一般的には、勤続年数と役職に応じて退職金の金額が積み上がります。

勤続10年程度で自己都合退職した場合、退職金は大した金額ではない。
更に言えば、転職すると定年時に貰える退職金の金額は目減りします。

もちろん転職先の制度設計にもよるし、外資系なら別世界でしょう。
一般的な企業であれば、勤続年数が長いほうが有利に働きそうです。

もし転職して退職金を受け取ったら、そのお金は投資資金にするか。
あるいは、確定給付年金なら会社に預けっぱなしの選択もあります。

ただ、確定給付年金に預けておくのは社債購入程度のリスクあり。
インデックス投資志向なら、投資のほうが良さそうな気はします。

人によって環境が全く異なるので、悩ましい課題だと感じました。

高配当株式投資はイケている

高配当株式への投資についても、話題となりました。
シーゲル先生が赤本でオススメしている投資ですね。

老後生活を考えたとき、高配当株式からの配当金で生活する。
インデックス投資の取り崩しよりも、心理的に安心感がある。

配当金の再投資は、税金の観点から非効率的という指摘もあります。
ただ小まめに利確をして、現金が手元に残るのが良いという意見も。

あとは、リタイア後に「配当金で生活している」と言うのは格好よさそう。
「インデックスファンドを定率で取り崩している」と言うのは気が引ける。

ざっくり言えば、高配当株式への投資は何となくイケているという感覚。
それぞれの感覚の問題ではありますが、確かにそうなのかもしれません。

ワタシはインデックス投資派ですが、様々な考え方に触れるのは面白いです。

老後の資産取り崩し方法

前述の高配当株式の話題は、老後の資産取り崩し方法に発展しました。
現役時代から投資を続けたのちに、老後に取り崩すならどうすべきか。

ワタシが実践している、投資信託によるインデックス投資で考えたとき。
現状は、SBI証券の投資信託定期売却サービスが良さそうだと思います。

ただSBI証券と連携するハイブリッド預金は、普通預金への振替が必要。
クレカ利用分の引き落としや現金を引き出すのに、ひと手間が要ります。

配当金の場合は、ゆうちょ銀行等で受け取れる配当金領収証方式があり。
登録配当金受領口座方式等であれば、銀行口座へ直接入金してくれます。

これから制度が変わる可能性はありますが、取り崩して使うまでが重要
投資の出口戦略と言われる部分について、調べてみたいなと感じました。

辛味を通じて絡むという楽しさ

平日夜に集まって、なんだかんだで3時間半ほど楽しんでから解散。
今回も辛味を味わえたのはもちろん、投資話にも花を咲かせました。

Twitterで辛味投資家という繋がりで絡み、そして投資トークを楽しむ。
辛い食べ物が好きという不思議な繋がりで、こうした機会が生まれる。

年齢や職業といった壁を取っ払い、こうして一緒に話ができること。
穏やかな空気の辛味投資界隈だからこそ、為せる業かもしれません。

今後も辛味投資家の繋がりを大切に、Twitterで生息していきます。

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青井ノボルです。 大変お久しぶりとなりましたが、元気に生きています。 約1年間、ブログの更新を止めていた期間はというと。 特段の理由は無いのですが、投資から離れていました。 家族との時間を過ごし、サラリーマンとして仕事して。 趣味で息抜きしつつ、家事をこなすという平穏な日々。 子...

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