青井ノボルです。
長期投資であれば、継続することが最大の課題です。
シンプルなように思えて、実は難しくて大変なこと。
相場変動に揺さぶられ、退場してしまうケースも多いようです。
バイ&ホールドと言うのは簡単でも、実行は大変だと思います。
投資の継続は難しいですが、それを乗り越えて続けることです。
相場変動に依らず相場に居続けることが、何よりも大切なこと。
この記事では、投資を継続することの大切さと難しさについて書いていきます。
投資素人には長期投資が有効
個人投資家の大部分は、残念ながら投資素人の域を超えません。
投資が仕事でも趣味でもない人、結構多いのではと推測します。
投資素人が取るべき戦略は、タイミング投資ではなくて。
バイ&ホールドの長期投資が有効であると考えています。
リスク資産の本質的価値が、向上し続けることを信じること。
投資を継続することで、プラスリターンを得るという選択肢。
投資して保有し続ける期間が長いほど、プラスの確度が高まる。
少なくとも過去のデータからは、そうした傾向が読み取れます。
時間軸を長く持つことを許された個人投資家にとって。
長期投資という選択は、良い選択肢の一つとなります。
だからワタシは、投資を継続することが大切だと考えます。
揺れ動く感情と継続の難しさ
本質的価値が向上し続けるであろうリスク資産に投資を続ける。
その合理性を理屈で理解していても、継続するのは実に難しい。
根幹にあるのは、人間は感情で生きているということでしょう。
感情を揺さぶられると、合理的ではない行動を取ってしまう。
通常の日常生活においても、そうしたことは日常茶飯事です。
人によって特性はあるにしても、無感情な人間はいません。
感情に引っ張られて、行動が変容するのはあり得る話です。
バイ&ホールドするためには、まずは途中で売らないこと。
売りたくなる感情をどう抑えるか、行動に結び付けないか。
自然な感情に抗う行為なので、難しいことだと思います。
売らないという行動を取り続けるために、どうすべきか。
感情が揺れ動くことを前提として、考えたいところです。
投資の継続の大切さ
相場が下落傾向になったら一旦売って、上昇に転じたら買う。
相場変動を読みながら売買するのは、意外と難しいことです。
さて、三菱UFJ国際投信の販売用資料に面白いデータがありました。
2001年以降の先進国株式において、長期投資することを前提として。
「ランダムに抽出したN日間だけ投資を休む」を1,000回繰り返して。
1,000回の投資成果のうち何割が、全期間投資のリターンを上回るか。
たった10日休んだだけでも、全期間投資を上回るのは4割強。
日数に比例して徐々に下がる、というワケでも無いようです。
あくまで、過去の値動きでシミュレーションした結果に過ぎません。
ただ、タイミング投資が難しいことを示唆するデータだと思います。
相場変動の傾向を捉えたときに、じっくり上がって一気に下がる。
タイミングは読めませんが、過去の値動きはこの傾向にあります。
だとすれば、このシミュレーション結果も納得できる気がします。
相場が低迷している時期でも、慌てることなく投資を継続する。
長期投資を実践して相場に居続けることが、良い結果に繋がる。
投資素人には、長期投資こそ良い結果に繋がる可能性が高そうです。
投資継続のコツは自分自身に問うしかない
投資を継続することは、良い結果へと繋がる可能性が高い。
長期的な値上がりが期待できるなら、きっとそうでしょう。
投資を継続することは、地味に大切な要素です。
大切なことですが、実践するのは意外と難しい。
感情をコントロールしながら、長期投資を続けるのは難しいこと。
相場の荒波を乗り越えて、投資を継続するためにはどうすべきか。
残念なことに、投資を継続するための特効薬は無さそうです。
工夫して、感情と上手く付き合うしかないのかもしれません。
感情の揺れ動きには、きっと個人差もあると思います。
自分自身の特性を知り、備えることが重要そうですね。
投資を継続するコツ、その答えは自分自身の中にある。
自分の頭でじっくり考え、対策するしかなさそうです。
ワタシは間違いなく投資素人であり、タイミング投資は困難です。
バイ&ホールドの投資を継続することに、集中したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿