青井ノボルです。
インデックス投資ブログを書き始めて、早くも半年が経過しました。
まだまだヒヨッコですが、ブログを書きながら悩み考え続けています。
インデックス投資は、サラリーマンと相性が良いと言われています。
難しい投資テクニックは不要で、相対的に再現性が高い投資法です。
ただし、インデックス投資はバイ&ホールドの長期投資が大前提。
実際は暴落相場で混乱してしまい「続ける」ことが難しいようです。
投資を続けるためにポイントとなるのは、ブレないココロを作ること。
荒れ狂う暴落相場はいつ来るか分からないし、コントロールできません。
だから、長期投資を続けるコツは外部ではなく自分自身にあるはずです。
この記事では、インデックス投資こそ自分の頭で考えることが大事だと思う理由を書いていきます。
人生を変えた一冊から学んだこと
インデックス投資に出会うキッカケは、人それぞれだと思います。
ワタシの場合は、水瀬ケンイチさんのブログと書籍が入口でした。
水瀬さんの書籍には、インデックス投資の本質部分を腹に落とすことの重要性が書かれています。
少し長めになりますが、とても大事なメッセージなので引用させてください。
インデックス投資は簡単で手間がかからない投資法ですが、今後何十年も継続するためには、なぜこの方法でリターンが得られるのかという本質的な部分を十分に理解して、腹に落とし込んでおくことがとても重要だと考えます。
「型」だけをなぞって始めることは簡単ですが、投資は自己責任であり、孤独な道のりです。道中、誰も道案内をしてくれません。手取り足取りアドバイスしてくれません。
インデックス投資の本質部分が腹に落ちていないと、人は少しの損失であわてふためき、怖くなってすぐに売却してしまい、結局はインデックス投資を継続できなくなってしまうことを、リーマン・ショックのときに嫌というほど実感しました。
(引用元:お金は寝かせて増やしなさい P151)
誰かの言う通りにやるのではなく、自分の頭で考えて納得することが大事。
早い段階でこのメッセージに出会えたことは、幸運だったのかもしれません。
水瀬さんの書籍には、インデックス投資の考え方やヒントが盛り込まれています。
特に第2章は、日本特有の投資環境でどう考えるべきかのノウハウが豊富で必見です。
ブログと違って、書籍は知識を体系的に理解しやすい点が優れていますよね。
書籍を通じて学んだ知識を踏まえ、自分の頭で考えてみると理解が深まります。
書籍でインプットするのは大事
スマホ全盛期の昨今、書籍は時代遅れというイメージもあります。
それでもワタシは、書籍によるインプットが重要であると思います。
スマホはスキマ時間を活用できるので、断片的な知識習得に向いています。
ネットは最新情報に更新される頻度も高いので、情報鮮度もバッチリです。
一方、ネットで特定分野の知識を体系的に理解するのは難しいと感じます。
ネットは原則として、知りたいことを検索してその答えを探し求めるもの。
知りたいことが明確でないと、おそらく探している答えには辿り着きません。
仮に答えに辿り着いたとしても、その背景にどんな考え方があるのか。
更に言えば、そこに書かれている答えの真偽を見極めるのは困難です。
書籍はその性質上、刷り直しとなると大変なコストが発生してしまう。
より慎重に言葉を選びますし、校正にはかなりの手間を掛けています。
また一定以上のボリュームがあるため、ストーリーを感じやすいです。
著者の考え方に一つの軸があると、点と点が線になる感覚を味わえます。
物事を自分の頭で考えるためには、知識体系を俯瞰することが大事です。
断片的な知識だけでは、考え方が大きく偏ってしまうリスクが高いでしょう。
自らの主張と異なる考え方、あるいは未知の考え方に触れることが重要です。
こうした観点で考えたとき、書籍はとても優秀なツールだと思います。
インデックス投資は考えることが第一歩
インデックス投資は、決して特別な投資方法ではありません。
GPIFをはじめとした機関投資家が採用している投資法です。
短期間で成果を上げる必要のない個人投資家にも有効です。
ただし長期投資が前提なので、成果が出るまで時間が掛かります。
直感で売買するのではなく、理性でバイ&ホールドを続ける。
インデックス投資の理屈を腹に落としておく必要があるのです。
正しい知識を体系的に学び、自分の頭の中で考えて、理屈を腹に落とす。
とても地味な作業ですが、このステップを飛ばすと後で苦労するでしょう。
誰でも始めることができるけど、誰でも続けることができるとは限らない。
インデックス投資は単純なようで、実はとてつもなく奥深い投資法なのです。
迷ったときに立ち返るべきは自分自身
インデックス投資を続けていく途中には、迷うこともあるでしょう。
相場の大きな変動は精神的にブレやすいですが、それ以外でも同じです。
本当にインデックス投資で良いのか、不安になる瞬間があると思います。
ココロが揺らいで迷いそうになったとき、何を頼るべきか。
究極を言ってしまえば、最後は自分を頼るしかありません。
いざというときに頼れる自分になるためには、まずは考えることです。
悩み考え抜いて出した答えを、愚直に実践し続けることで身に付くもの。
それが金融リテラシーであり、長期投資を続ける源泉になるのでしょう。
長期投資仲間を作ることも大事ですが、依存する関係は避けたいところ。
関係性は原則フラットであるべきだし、刺激し合う間柄でありたいです。
書籍で学び考えるのが王道
インデックス投資について、どうすべきか悩むのは良いこと。
学びの動機付けとなり、結果的に続けることができるでしょう。
このとき、ネット検索やブログだけでなく書籍で学ぶのが王道だと思います。
最低限、古典的書籍と良心的なブロガー書籍の2種類に触れておきたいです。
前者であれば「敗者のゲーム」「ウォール街のランダム・ウォーカー」あたり。
後者であれば、吊ら男さん・水瀬ケンイチさん・NightWalkerさんの著書など。
書籍を通じて最低限の知識を体系的に理解したうえで、自分の頭で考える。
考えた結果、インデックス投資の本質を腹に落とせば続けられるはずです。
インデックス投資を続けるためには、避けては通れないプロセスでしょう。
ワタシはブログを書きながら、悩み考えることを大事にしたいと思います。
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