2018年7月29日日曜日

教育資金の目標額を500万円×3人=1,500万円に決めました

青井ノボルです。

ワタシは、5人家族の30代サラリーマンです。

子供は3人とも乳幼児なので、学費といえば幼稚園1人分だけ。
現時点の教育費は、せいぜい数十万円単位の支出です。

ただ、進学するにつれて学費負担は徐々に重くなります。
遠くない未来に、年間百万円単位が飛んでいくのでしょう。

そのため、学資保険等で教育資金を準備するのが定石です。
ワタシは学資保険を使いませんが、いずれにしても準備は必要。

この記事では、教育資金の目標額設定について考えます。

大学進学時の教育費に向けて準備

幼稚園や保育園からはじまり、大学生までの約20年間。
子供を育てるためには、多額の教育費が必要となります。

まず、文部科学省による子供の学習費調査からデータを見てみます。

ここで書かれているのは、学習費総額のデータです。
授業料以外にも、給食費や学習塾代等も含まれています。

幼稚園だけ私立、小学校~高校まで公立を想定すると約600万円
それなりに大きい金額ですが、更にお金が掛かるのが大学です。

ちなみに、幼児教育は2019年10月から無償化される予定となっています。
年長は2019年4月から前倒しで無償化、少しだけ負担額が減りますね。

授業料や娯楽費等を合わせた学生生活費をみてみると。

自宅通学を想定した場合でも、私立大学で年間約175万円。
4年間で計算すると、なんと700万円も掛かります。

この支出を給与収入から捻出するのは、かなり大変なこと。
さらに大学生の時期が被るケースを想定すると、尚更です。

子供が大学生になった時に備えて、教育資金を準備する。
そうすることで、支出のピークにも耐えられるハズです。

児童手当は自動的に教育資金へ

教育費と直接的な関係はありませんが、児童手当の存在は重要です。
子供が中学校修了となるまで、条件付きで支給されるお金です。

所得制限に抵触しない前提で考えると、1人あたり約200万円
第3子以降は約250万円も支給されるので、かなり大きいです。

児童手当を生活費で使うことなく、教育資金として確保する。
すると、教育資金のかなりの部分をまかなうことができます。

そのため、ワタシは児童手当に手を付けないようにしています。

教育資金の目標額を決める

さて、大学の学生生活費として約700万円掛かることが分かりました。
とても大きな金額ですが、実際の進路は本人次第で変わります。

国立大学なら金額が減りますし、大学院進学で逆に増える可能性もあります。
あらゆる可能性がありますが、全パターンを想定するのは現実的ではありません。

そのため、ざっくりと4年間で700万円掛かるものと仮定します。

数年後には夫婦ともにフルタイムの正規労働者となっている予定。
比較的安定したキャッシュインが期待できますが、保守的に考えます。

生活防衛費として、ワタシは生活費2年分を持っていたいと考えています。
教育費が万が一足りなければ、生活防衛費からの一時的な補填もアリです。

給与収入で賄える部分もあるだろうし、生活防衛費という奥の手もある。
そう考えると、教育資金として700万円全額を準備する必要は無さそうです。

そこで、ワタシは500万円を目標として設定することにしました。
子供が3人いるので、500万円×3人=1,500万円ということになります。

個人向け国債変動10年で準備

教育資金として、1,500万円を準備することに決めました。

さて、教育資金は原則として使う時期が決まっているお金です。
使う時期は大体決まっていて、前後するとしても数年単位です。

この場合、変動リスクの少ない資産に置いておくのが定石です。

10年以上の年月があるため、インデックス投資でプラス圏内に収まる可能性はあります。
過去のリターンを見ると、20年もあればほぼプラス圏内だったという話もあります。

ただ、過去リターンは将来を約束するものではないし、リスクは必ず存在します。

教育資金という性質上、目標金額もはっきり決めています。
ワタシは無リスク資産で備えるべきお金だと考えます。

実質的な金利の高さを比較し、最適と考えるのは個人向け国債変動10年
完全には連動しませんが、金利上昇時に追従してくれるのも嬉しいです。

半年や1年モノの定期預金も織り交ぜながら、計画的に準備していきます。

生涯キャッシュフロー表を再確認したい

教育資金は大きな金額ですが、計画的に準備することに決めました。

無リスク資産で準備する以上、重要なのはキャッシュインの部分。
主に給与収入ですが、これをどのように確保するかという点です。

数年後には、夫婦共働きでフルタイム正規労働者×2人になる予定。
共働きが安定している限りは、恐らく問題ないと考えています。

結婚して自宅を購入する際、生涯キャッシュフロー表を作成してもらいました。
FPの人がソフトで作成した概算の生涯CF表ですが、たまに確認しています。

子供3人想定バージョンもあるので、そろそろ再確認したいところです。

想定していた収入と現実を比較して、資産額の想定と現実も比較して。
生涯CF表と現実の乖離を確認しつつ、教育資金の計画を具体化する。

ちょっと面倒ですが、教育資金には正面からとことん向き合いたいと思います。
この積み重ねが金融リテラシーを養い、豊かな人生に繋がると信じて。

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